ここから本文です。
更新日:令和5(2023)年5月10日
ページ番号:8758
県内酪農家の後継牛育成のため、昭和47年に乳牛育成牧場として開設された当施設は総面積121ha(うち採草地および放牧地49ha)を有し、受託牛は生後6か月齢で、3月・7月・11月に1群82頭の集団として入牧し、15か月間育成されますが,前年度から継続して受託している82頭と合せて328頭の乳用雌牛に放牧育成と繁殖管理が行われます。また、集団育成牛群の管理技術や受精卵移植の受胎率向上のための技術の改善、器具の改良、草地の省力的な周年安定生産体系の確立に向けての試験研究を行っています。
さらに近年食と農の教育の充実が叫ばれるようになり,子供達に農の現場で家畜を観察し、食の原点についてより身近な体験をしていただくことを目的として児童生徒の体験学習の場として毎年約2,000名が参加する施設見学会を実施しています。
当施設では年に3回、以下の日程で預託牛を募集しております。
入牧月 |
対象生年月日 |
募集期間 |
---|---|---|
3月 | 前年6月1日~9月30日生 | 前年10月下旬~12月上旬 |
7月 | 前年10月1日~1月31日生 | 3月上旬~4月上旬 |
11月 | 2月1日~5月31日生 | 7月上旬~8月上旬 |
申込書等は、農業事務所企画振興課、市町村担当課または所属酪農協・農協で入手できます。
不明な点・質問等ありましたら、お気軽にお問合せください。
千葉県畜産総合研究センター市原乳牛研究所(0436-96-1231)
関連資料
結核病、ブルセラ病は国内での発生がほとんどなく清浄化がほぼ達成されています。本県においても、平成30年度よりこれまで実施してきた定期検査を行わないこととなりました。これを受けて、乳牛育成牧場においても、預託の要件としていた結核病、ブルセラ病の陰性の証明書の提出を必要としないものとし、千葉県乳牛育成牧場運営要領を一部改正しました。
関連資料
千葉県乳牛育成牧場設置管理条例(昭和47 年千葉県条例第4 号)及び千葉県乳牛育成牧場管理規則(昭和47 年規則第13 号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、千葉県乳牛育成牧場(以下「牧場」という。)の運営について必要な事項を定めたもの。
紙芝居を用いて育成牧場の設立目的、牛の品種による体型の違い、放牧の様子、牛が食べる飼料の種類、牛の消化生理のしくみ、牛乳生産のしくみ等について学びます。
市内の小学生3~4年生の児童が社会科学習の一環として年間約2,000名訪れています。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください