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更新日:令和6(2024)年6月13日

ページ番号:8780

研究課題

令和6年度課題概要

令和6年度に実施する18課題と令和5年度に完了した11課題の概要を掲載しています。

令和6年度課題概要(PDF:464.1KB)

令和6年度実施の主な研究課題

低品質粗飼料の効率利用に向けた粗飼料混合給与が消化性、ルーメン内発酵、窒素代謝に及ぼす影響

  • 2023~2025年、乳牛、県単
  • 飼料価格高騰下での飼料流通に対応するために、日本飼養標準2017年版に示されている粗飼料の消化速度および咀嚼時間に基づき、入手可能な流通粗飼料や粕類を、発酵速度の違い、組み合わせの違い、混合割合の違いが乳牛の生産性に及ぼす影響を検討する。

黒毛和種去勢肥育牛における牛肉不飽和脂肪酸割合の改善に向けた脂肪酸カルシウムの効果的な給与方法の検討

  • 2024~2026年、肉牛、県単
  • 肉のおいしさに関わる脂肪の質を改善することを目的とし、黒毛和種肥育における脂肪酸カルシウムの効果的な給与方法を開発する。

日本版アニマルウェルフェアに配慮した豚のストレス緩和法の検討

  • 2023~2025年豚、県単
  • アニマルウェルフェアへの取り組みは、近年、目標を明確化する企業が多くなってきているため、生産現場においても対応する必要があることから、繁殖母豚と哺乳期の子豚のアニマルウェルフェアに配慮した飼育管理法を検討する。

採卵鶏への複合酵素剤給与が飼料の利用効率に及ぼす影響

  • 2024~2026年、鶏、県単
  • 採卵鶏において、飼料原料の利用効率向上および飼料費削減を目的に、低栄養飼料に複合酵素剤を添加して給与試験を実施する。

飼料用トウモロコシの収量変動要因の解明と収量増加手法の検討

  • 2024~2026年、飼料、県単
  • 県の基幹作物となっている飼料用トウモロコシの令和4年度における収量は、本県の目標下限を下回っているだけでなく、年々減少傾向にあるため、トウモロコシの収量に変動を与える要因の解明とその検証を行う。

IoTを利用したスマート排水処理システムの構築

  • 2023~2025年、家畜環境、養豚、競争的資金
  • 排水処理の最適化と効率化を図るため、養豚浄化施設における凝集剤添加量の最適化、活性汚泥量の指導制御、曝気量の自動制御に取り組み、これらの技術をスマートフォンなどで一括遠隔監視できる統合IoTシステムを構築する。

お問い合わせ

所属課室:農林水産部畜産総合研究センター企画環境研究室

電話番号:043-445-4511

ファックス番号:043-445-5447

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