第12次千葉県体育・スポーツ推進計画

発表日：平成29年5月11日

教育庁教育振興部体育課

千葉県教育委員会では、平成24年度に策定された第11次「千葉県体育・スポーツ推進計画」を見直し、千葉県スポーツ推進審議会の審議のもとに、第12次「千葉県体育・スポーツ推進計画」を策定しました。本計画は5年に1回見直され、昭和37年からスタートしたものです。本計画は平成29年4月に策定されました。平成29年度から令和3年度の5年間の計画です。

第12次「千葉県体育・スポーツ推進計画」概要

基本理念

「千葉県体育・スポーツ推進計画」は、これからの本県の体育・スポーツのあるべき姿を展望し、「全ての県民が多面にわたるスポーツの価値を基盤にしながら、健康で活力ある生活を送り、互いに支え合う『スポーツ立県ちば』」の一層の推進を目指すものです。

この「スポーツ立県ちば」の一層の推進をするために、施策として

リンクA「子どもの体力向上と学校体育活動の充実」
リンクB「運動・スポーツを楽しむための健康・体力づくり」
リンクC「スポーツ環境の整備」
リンクD「競技力の向上」
リンクE「東京オリンピック・パラリンピックを契機としたスポーツの推進」
リンクF「スポーツによる地域づくりの推進」

の6つとしました。そして、この6つの施策は、それぞれが独立して行われるものではなく、お互いに関連し合い連携していることから「リンク」と表記しました。また、本計画を策定するに当たり、第11次推進計画を踏まえ、次の3点を特徴としています。

（1）超高齢社会に備えた体育・スポーツの推進
本県の高齢化率は、令和2年に27.4％となる見込みです。健康の保持・増進、体力の維持・向上のためには、子どもの頃から体育・スポーツをする習慣、食習慣を正しく意識しなくてはならないことから、「備える」ということで継続性を持たせています。

（2）障害者の体育・スポーツの推進
全てのリンクにその内容を含めています。健常者も障害者も共に生活をする中で、体育・スポーツを通じた共生社会を実現するための具体的な取組を行います。

（3）オリンピック・パラリンピックのアクションとレガシー
千葉県ゆかりの選手を多く輩出するとともに、今後、更に盛り上がっていくオリンピック・パラリンピックの機運を大会終了後にどう結び付けるかが重要です。「みる」「ささえる」側が、選手に憧れを抱き、スポーツに対する興味関心を持つようになることで、より体育・スポーツを推進させます。