ここから本文です。
ホーム > 教育・文化・スポーツ > 教育・健全育成 > 教職員関係 > 教職員の服務 > 教育委員会におけるセクハラ対策 > セクシュアル・ハラスメント及び体罰に関する実態調査 > 令和4年度セクシュアルハラスメント及び体罰に関する実態調査の結果について
令和4年度に実施した、千葉市立学校を除く、すべての公立学校の児童生徒及び職員を対象としたセクシュアルハラスメント(以下「セクハラ」という。)及び体罰に関する実態調査(セクハラ調査は平成16年度からすべての県立学校で実施、体罰調査は平成24年度から実施)の結果の概要がまとまりました。
この調査は、各学校が、学校におけるセクハラ及び体罰に関する実態を把握し、効果的防止策を講じ、よりよい学校環境を構築するために実施しているものです。
千葉市立学校を除く、すべての公立小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校に在籍するすべての児童生徒及び職員(臨時・非常勤職員を含む。)を対象とした。ただし、産休、育児休業、休職、療養休暇中の職員は除いた。なお、小学校、特別支援学校の児童生徒については、家庭に持ち帰り、保護者が確認する等の配慮を行った。
令和4年12月1日(木曜日)から令和5年1月31日(火曜日)まで
各学校では、セクハラを受けたと回答した児童生徒に対し、セクハラ相談員が個別に面談して、状況を確認し、職員や児童生徒への指導や注意、職員による全体研修、児童生徒への人権教育等を実施した。
なお、処分等にあたるものはなかった。
無記名でセクハラを受けたと回答した児童生徒に対しては、各学校で再度相談を呼びかける対応をした。申し出のあった児童生徒に対しては、(1)と同様の対応をとった。
なお、処分等にあたるものはなかった。
<1>回答者数及びセクハラと感じたと回答した人数
年度 |
(令和4年度) |
(令和4年度) |
(令和4年度) |
(令和3年度) |
(令和3年度) |
(令和3年度) |
---|---|---|---|---|---|---|
県立高等学校 | 85,273 | 172 | 0.20% |
84,037 |
174 |
0.21% |
特別支援学校 | 5,720 | 10 | 0.17% | 5,564 |
15 |
0.27% |
中学校 | 110,196 | 164 | 0.15% | 115,108 | 136 | 0.12% |
小学校 | 227,239 | 78 | 0.03% | 236,351 | 56 | 0.02% |
なお、郵送による提出数は512通であった。
<2>セクハラと感じて不快だったと回答した主な内容
【県立高等学校】生徒の主な回答(複数回答)
[回答者数:全体85,273名、回答数:全体172名]
アンケート項目 |
全体 |
---|---|
容姿等の身体的特徴を話題にされ、不快であった。 | 33 |
性的な話・冗談等を言われ、不快であった。 | 32 |
不必要に身体に触られ、不快であった。 | 28 |
「男のくせに」、「女のくせに」等と言われ、不快であった。 | 24 |
性的なことについて質問され、不快であった。 | 9 |
性的なうわさを流され、不快であった。 | 1 |
【特別支援学校】児童生徒の主な回答(複数回答)
[回答者数:全体5,720名、回答数:全体10名]
アンケート項目 |
全体 |
---|---|
「男のくせに」、「女のくせに」等と言われ、不快であった。 | 3 |
不必要に身体に触れられ、不快であった。 | 3 |
容姿等の身体的特徴を話題にされ、不快であった。 |
1 |
【中学校】生徒の主な回答(複数回答)
[回答者数:全体110,196名、回答数:全体164名]
アンケート項目 |
全体 |
---|---|
不必要に身体に触れられ、不快であった。 |
70 |
容姿等の身体的特徴を話題にされ、不快であった。 |
27 |
性的な話・冗談等を言われ、不快であった。 |
19 |
「男のくせに」、「女のくせに」等と言われ、不快であった。 | 18 |
性的なことについて質問され、不快であった。 |
4 |
性的なうわさを流され、不快であった。 | 3 |
【小学校】児童の主な回答(複数回答)
[回答者数:全体227,239名、回答数:全体78名]
アンケート項目 |
全体 |
---|---|
不必要に身体を触られ、不快であった。 | 40 |
容姿等の身体的特徴を話題にされ、不快であった。 |
12 |
性的な話・冗談等を言われ、不快であった。 | 3 |
性的なことについて質問され、不快であった。 | 2 |
「男のくせに」、「女のくせに」等と言われ、不快であった。 | 1 |
(1)回答者数及びセクハラを受けたと回答があった人数
年度 |
(令和4年度) |
(令和4年度) |
(令和4年度) |
(令和3年度) |
(令和3年度) |
(令和3年度) |
---|---|---|---|---|---|---|
県立高等学校 |
7,596 |
34 |
0.45% |
7,531 |
41 |
0.54% |
特別支援学校 | 4,127 |
21 |
0.51% |
3,998 |
30 |
0.75% |
県立中学校 |
37 | 0 | 0% | 38 | 0 | 0% |
[県立高等学校]職員の主な回答(複数回答)
[回答者数:全体7,596名、回答数:全体34名]
アンケート項目 |
全体 |
---|---|
容姿・年齢・結婚・妊娠等を話題にされ、不快であった。 |
19 |
性的な話・冗談等を言われたりメール等を送られ、不快であった。 |
7 |
不必要に身体を触られ、不快であった。 |
4 |
性的なうわさを流され、不快であった。 | 1 |
性体験や性的なことについて聞かれ、不快であった。 | 1 |
上記のことをされ、拒否すると人事や仕事上で不利になると言われた。 | 1 |
[県立特別支援学校]職員の主な回答(複数回答)
[回答者数:全体4,127名、回答数:全体21名]
アンケート項目 |
全体 |
---|---|
容姿・年齢・結婚・妊娠等を話題にされ、不快であった。 |
12 |
不必要に身体に触れられ、不快であった。 | 2 |
性的な話・冗談等を言われたりメール等を送られ、不快であった。 | 1 |
性的なうわさを流され、不快であった。 | 1 |
平成18年度調査からアンケートについては、原則記名としているところである。
区分 | (県立高等学校) 記名した生徒の割合 |
(県立高等学校) セクハラを受けたと 回答した生徒のうち 記名した生徒の割合 |
(県立特別支援学校) 記名した児童生徒の割合 |
(県立特別支援学校) 回答した児童生徒の うち記名した児童生 徒の割合 |
---|---|---|---|---|
令和4年 | 度97.3% | 66.7% | 93.1% | 81.8% |
令和3年度 | 98.0% | 70.4% | 93.0% | 95.7% |
令和2年度 | 97.5% | 76.2% | 94.2% | 82.1% |
令和元年度 |
96.8% |
56.0% |
92.8% |
66.7% |
平成30年度 | 94.8% |
50.0% |
92.6% |
76.5% |
平成28年度から新たに質問項目を設定し、実施したところ、児童生徒においては、県立高等学校で165人(0.19%)、特別支援学校で10人(0.17%)、中学校で107人(0.10%)、小学校で800人(0.35%)であった。具体的な事案の例として、「授業で名前いじりをしたり、呼び捨てにしたりする先生が不快である。」、「他の生徒と比較する発言をされ不快であった。」等といった教員の対応や発言によるものがあった。また、教師が生徒に「お前使えない。お前いらない。」と言っているのを聞いて不快であった。」等の体罰的要素の言動によるものがあった。なお、セクハラ相談員等が、追跡調査等を行ったところ、教員から児童生徒に対するセクハラ以外のハラスメントの具体的相談について、処分等にあたるものはなかった。また、教職員においては、県立高等学校で104(1.37%)、県立特別支援学校で87人(2.11%)であった。
各学校において、令和4年度の体罰の実態に係るアンケート調査を実施し、体罰の事実を確認した件数及び事案の概要を各県立学校及び各市町村教育委員会から報告する。
実態調査の結果、体罰として記入したのは0件であった。
学校種 |
小学校 |
中学校 |
高等学校 |
特別支援学校 |
合計 |
---|---|---|---|---|---|
令和4年度 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
令和3年度 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
令和2年度 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
発生の場面 |
部活動中 |
授業中 |
その他 |
合 計 |
---|---|---|---|---|
令和4年度 | 0 | 0 | 0 | 0 |
令和3年度 | 0 | 0 | 0 | 0 |
令和2年度 |
0 |
0 |
0 |
0 |
学校種 |
免職 |
停職 |
減給 |
戒告 |
---|---|---|---|---|
小学校 |
0 |
0 |
0 |
0 |
中学校 |
0 |
0 |
0 |
0 |
高等学校 |
0 |
0 |
1 |
1 |
特別支援学校 |
0 |
0 |
0 |
0 |
合計 |
0 |
0 |
1 |
1 |
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください