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更新日:令和6(2024)年1月25日
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はじめて日本に来た児童生徒向けに、学校の様子を紹介したDVDを作成しました。(平成19年度)
なお、作成時に市町村教育委員会へ複数枚を配付しています。
みなさん、こんにちは!
はるばる遠くの外国から日本にこられ、私たち日本の学校に編入されることを、心からかんげいします。
みなさんの国と学校の教育制度や内容に違いがあることでしょう。
このhpをみて、日本の学校のことが、少しでもわかっていただけたら、うれしいです。
【教育制度】
日本の国は、満6歳になると学校に入学します。
小学校6カ年、中学校3カ年が義務教育です。
4月に始まり、3月に終わります。
毎週土曜日と日曜日がお休みです。
9カ年の義務教育の授業料は、無料です。しかし、教材費、給食費、校外での学習費などは有料です。
【学校の1日】
わたしたちの学校は8時に始まります。
安全な道が、学校で決められています。
家の近くの友達と一緒に決まった道を通ります。
教室に入るときには「昇降口(しょうこうぐち)」を使います。
「昇降口(しょうこうぐち)」には、ひとりひとりに、靴入れがあります。ここで、「うわばき」にはきかえて教室に入ります。
学校へ行く時の服を見てみましょう。
黄色い帽子をかぶり、名札を付けます。
学習の道具は、「ランドセル」に入れます。
「体操服」は、セカンドバッグにいれます。
靴は運動靴です。サンダルでは、通学しません。
小学校では、私服の学校が多いです。
中学校では、制服が多いようです。
各学校で決まった制服やボタン、バッジがありますので、学校におたずねください。
〔朝の会〕
先生がお見えになったら、みんなでそろって、あいさつをします。
朝の会は、今日の予定の確認などをします。
〔学習〕
学習がはじまります。先生の話をみんなでそろって聞きます。
教科によっては、特別な教室に移動して学習することもあります。
「音楽(おんがく)」、「体育(たいいく)」などです。
「体育(たいいく)」の時間は、「校庭(こうてい)」や「体育館(たいいくかん)」に行って学習します。
動きやすい体操服に着替えて学習します。
学習の時間数や、学習の終わる時間は、曜日や学年で違います。
1時限は、小学校は45分です。(中学校は50分)
〔休み時間〕
休み時間は、次の学習のじゅんびをします。
トイレもこの時間にすませます。
スナックタイムはありません。
〔給食〕
どの学校にもお昼に給食があります。みんな同じメニューです。
メニューは、月ごとに前もって知らせてくれます。
アレルギーや宗教上の理由で、食べてはいけない食品がある場合は、お知らせください。
友達同士で、もりつけをしたり運んだりします。
白衣(はくい)を着ているのは、「給食当番(きゅうしょくとうばん)」です。1週間で交代します。
食事のあいさつは、「いただきます。」で食べ始めます。
スプーンやおはしを使って食べます。
〔そうじ〕
自分たちの使っている教室を毎日そうじします。
教室だけでなく、学校の他の場所も、みんなで分担してそうじします。
〔帰りの会〕
1日の学習が終わると、帰りの会をします。
先生から明日のじゅんびのお話があります。
私たちは帰りの会で、「連絡帳(れんらくちょう)」というノートに、明日の連絡をかきます。
子どもの親の皆さんも、相談や連絡(学校を休む場合・おくれる場合・はやく帰る場合)がある場合、この「連絡帳」に書いて先生に提出してください。急な場合は、電話でもかまいません。
先生や友達に「さようなら」のあいさつをして帰ります。
朝と同じ道を通って帰ります。家の近くの友達と帰ります。
寄り道は、しません。
〔部活動(ぶかつどう)〕
「帰りの会」のあと、希望者によって、「部活動(ぶかつどう)」をします。
音楽系の部活動やサッカーなどの運動系の部活動があります。
中学校では、たくさんの部活動があります。
これで日本の学校が全部紹介されたわけではありません。
日本には、みなさんより先に外国から来た友だちや、日本に帰ってきた友だちがたくさんいます。
もう、すっかり日本の学校生活になれて、一生懸命学習しています。
どうぞ、ご心配なくおいでください。
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