ちばコレchannel > くらし・福祉・健康|ちばコレchannel > 千葉県営水道紹介動画 > ようこそ!浄水場へ(1)栗山浄水場
更新日:令和5(2023)年3月14日
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くらし・福祉・健康
平成29年3月27日掲載
再生時間:7分19秒
松戸市にある栗山浄水場のしくみを紹介します。
※本動画は平成27年度に作成したものです。
平成30年度までの「千葉県水道局」と「千葉県企業土地管理局(旧:企業庁)」が組織統合し、令和元年度から「千葉県企業局」となりました。
動画の内容
台所でコップに水をくんで飲む小学生の男の子。
(男の子)「ふ~おいしい」
笑顔になる男の子。コップを置いて
(男の子)いってきまーす
蛇口からポタリちゃん登場。
(ポタリちゃん)こんにちは!みんなが普段何気なく飲んでいる水道水、どこからやってくるかわかるかな?今日は一緒に水道のしくみを見に行こう。では出発!
(ナレーション)山に降った雨やわき出た水は、ダムで水量を調整され、川を下ります。流れてきた水を取り入れるところが取水場。その水をきれいにして、飲めるようにしているところが浄水場です。出来上がった水道水は、送配水管や給水管を通って家や学校などに送り届けられます
(ポタリちゃん)それじゃあ浄水場の様子を見てみよう
さぁ、着いた。ここが松戸市にある栗山浄水場だよ
(ナレーション)現在、千葉県水道局には5つの浄水場があります。栗山浄水場はその中でも最も歴史があり、昭和33年から給水が始まりました
敷地内にそびえ立つ栗山配水塔は、この浄水場ができる前の昭和12年に建てられました。創設当時の姿を残す貴重な建物として、平成18年、土木遺産に認定。そして今でも水道水を送り出すために使われています。
(ポタリちゃん)それじゃあ、水がきれいになるしくみをたどっていくよ。
(ナレーション)栗山浄水場の水源は江戸川で、近くの矢切取水場から水を取り入れています。ここで、取水する水の量を調節し、においのもとなどを取りのぞく活性炭を入れます。
そして、導水管という大きな水道管で浄水場に送ります。
取水場から送られてきた水を、栗山浄水場では、図のようなしくみできれいにしています。
浄水場に送られた水が最初に到着するのが着水井(ちゃくすいせい)です。
(ポタリちゃん)今日は特別にもぐらせてもらうよ。
水はだいぶにごっているね。
(ナレーション)着水井を出た水は、高速凝集沈でん池へ送られます。
ここでPAC(ポリ塩化アルミニウム)という水のにごりを固める薬品を入れてまぜ合わせます。
水の中に浮かんでいるこの固まりをフロックと言います。
大きくなったフロックはその重さで沈んでいき、うわずみの水だけを次の急速ろ過池に送ります。
(ポタリちゃん)ほら、だんだん水がきれいになってきた
(ナレーション)うわずみの水をさらにきれいにするところが、急速ろ過池です。細かい砂や小石が重なったろ過層で、小さなにごりを取り除いていきます。
急速ろ過池を出た水は、最後に細菌を退治する塩素とまぜられ、地面の下にある配水池というの大きな水槽にためられます。
(ポタリちゃん)どう?こんなに水がきれいになったよ。
(ナレーション)水をきれいにするために沈澱池でしずめたフロックなどは、排水処理施設に運ばれます。
ここで脱水してフロックは泥となり、建物や橋を作るセメントの原料などにリサイクルしています。
栗山浄水場のすべての施設を監視コントロールしているのが中央管理室。ここで24時間365日、安全が見守られています。
また浄水場内にある水質試験室では、専門の職員によって色々な物質や細菌などの検査がきびしく行われ、つねに安全であることを確認しています。
こうして出来上がった水道水は、送配水ポンプによって直接、家や学校などに送られたり、途中で給水場を通って送られます。
給水場は、水の量や圧力を調整するところです。また、塩素が少なくなったら追加して、安全な水道水を届けます。
栗山浄水場の水道水を利用しているのは、松戸市の東部、市川市の東部、船橋市の西部です。
(ポタリちゃん)毎日たくさんの水道水を送り届けているんだよ。
みんなのくらしを支えている栗山浄水場
(場長)これからも安全でおいしい水をお届けします
(ポタリちゃん)これからもよろしくね!
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