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更新日:令和4(2022)年1月19日
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くらし・福祉・健康
令和4年1月19日掲載
再生時間:10分44秒
まん延防止等重点措置について
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動画の内容
1 はじめに
・本日、国において、本県をはじめとした13都県に、まん延防止等重点措置の適用が決定されました。
・期間は1月21日から2月13日までとなります。
・国においては、本県をはじめ、各都県の感染状況、医療提供体制等の状況を踏まえ、速やかに決定いただきました。
2 感染状況等について
・本日の新規感染者数1,605人。
・直近7日間平均の新規感染者数は約1,100人、前週比は約4.4倍、感染の急拡大が継続しており、感染者が県内全域において発生している状況です。
・昨日時点で、入院患者数は245人となり、即応病床の19.9%、確保病床の16.8%と増加してきており、医療提供体制への負荷が高まっています。
・中等症のうち酸素投与が必要な方が28名で、徐々に増加してきています。
3 対策本部会議の内容について
(1) まん延防止等重点措置について
対策本部会議で決定したまん延防止等重点措置の内容について主なものを申し上げます。
ア 区域
まん延防止等重点措置を講じるべき区域は、全県に感染が広がっている状況を踏まえ、県内全域としました。
イ 県民の皆様へ
県民の皆様には次のお願いをすることとしました。
・外出については、混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出・移動は自粛。
・これまでの感染事例を踏まえ、いわゆる「宅飲み」や、ホームパーティにおいても、会話をする際のマスク着用など、飲食時の注意を守っていただきたい。
・なお、感染不安を抱える無症状の方を対象とした無料検査事業については、1月末までとしていましたが、当面の間、実施します。
ウ 飲食店の皆様へ
飲食店に対しては次のお願いをすることとしました。
・認証店及び確認店は営業時間を21時まで、その他の飲食店は20時までに短縮すること。
・酒類提供については、認証店・確認店は可とするが、その他の飲食店は提供を停止すること。
・人数は、同一グループ・同一テーブル4人までとします。
例外として、結婚披露宴については、参加者全員の検査の陰性証明により、5人以上でも可とします。
・協力金については、営業時間の短縮や基本的な感染防止対策の実施など、県の要請に応じていただいた認証店・確認店に対して、従前同様、協力金を支給します。
・原則として、要請開始日である1月21日から全期間、要請に協力していただいた方に支給しますが、経過措置として、26日までに御協力いただいた場合、協力を開始した日から2月13日までの日数分を支給します。
・飲食店に対する見回りも、引き続き実施していきます。
エ イベントなど
・イベントについては、上限を2万人とします。
・遊園地やテーマパーク等の大規模な集客施設についても同様の人数制限を行うとともに、密にならないよう入場整理を要請します。
オ 事業者の皆様へ
事業者の皆様に対しては次のお願いをすることとしました。
・業種別ガイドラインの遵守をお願いします。
・テレワークの活用など、出勤者数削減の取組を推進するとともに、仮に多数の従業員が感染したり濃厚接触者となっても業務が継続できるよう、業務継続計画の策定や点検・見直しなどを行うようお願いします。
カ 需要喚起策について
・飲食店を支援する「Go To イート」事業については、25日から当面の間、食事券の利用を控えていただくようお願いします。
・観光事業者を支援する「千葉とく旅キャンペーン」及び「ディスカバー千葉」宿泊者優待事業については、21日から当面の間、利用を停止します。
・なお、経過措置として、26日までは、既に予約済みの旅行については割引を行います。また、キャンセルする場合については、割引額を上限にキャンセル料を補填します。
(2) 医療提供体制の強化等の取組について
感染急拡大に対応するための県の取組について確認した事項のうち、主なものを申し上げます。
ア 医療提供体制の強化
(ア) 病床の確保
保健・医療提供体制確保計画に則り、現在1,751床の病床を確保しています。臨時医療施設についても、ちばぎん研修センターを活用した臨時の医療施設110床を確保しており、引き続き新たな開設も図っていきます。
(イ) 発熱外来
発熱患者に対応いただける医療機関は1,300、そのうち、発熱外来の指定を受けている医療機関は804、さらに、県のホームページでの公表に承諾いただいた医療機関は538となります。
(ウ) 宿泊療養施設
宿泊療養施設は1月17日現在2,011室確保しており、1月26日には2,267室の確保を見込んでいます。今後も、積み増しを図ってまいります。
(エ) 自宅療養者の支援
a 医療機関や訪問看護事業所による往診や、民間事業者を活用したオンライン診療の実施、酸素濃縮装置の確保等、往診体制の強化も図っています。
b 保健所の実施する健康観察業務健康観察業務や受診調整業務を支援する「自宅療養者フォローアップセンター」について、1月21日からスタッフを現在22名から32名に増員します。更なる強化を検討中です。
c 自宅療養者の症状把握のためのパルスオキシメーターについて、現在約25,000台確保しており、1月下旬には約55,000台を確保する予定です。更なる追加について検討中です。
d 配食サービスについては、現在1日当たり500件程度の配送能力ですが、1月24日から750件程度に強化します。更なる強化を検討中です。
(オ) 保健所の体制強化
感染拡大に対応するため、保健所業務の負担軽減、効率化とともに、人員体制を強化します。
具体的には、1月11日から応援職員の順次派遣を開始し、また、本庁での発生届のハーシスの入力を開始しました。その他、市町村職員による応援の受入れや、患者本人による基本情報の入力システム(イマビス)の活用を進めています。
イ ワクチン接種の促進
(ア) 現在の接種状況等
1月16日時点で、全人口に対する接種率は1回目が80.2%、2回目が79.6%、追加接種が1.1%
1回目、2回目の接種も引き続き行う旨を県ホームページで周知するほか、SNSやラジオCMなどを用いて情報発信してまいります。
(イ) 追加接種における市町村支援
12月から開始された追加接種の速やかな実施のため、県による集団接種会場の設置について検討を進めています。
その他、追加接種が円滑に進むよう、ワクチンの配分調整や進捗管理等を通して、市町村を支援します。
ウ 治療薬の投与体制の整備
中和抗体薬や経口薬の投与・調剤ができる医療機関や薬局の配備は着実に進んでおり、今後、更なる拡充を進めてまいります。
エ 施設従業者等への頻回検査の実施
県において、高齢者施設・障害児者施設の従業者等に対する検査に係る集中的実施計画を策定のうえ、これらの方に対する検査の頻回実施を行います。
オ 日常生活の回復
(ア) 迅速に利用できる検査の環境整備
感染に不安を感じる無症状の県民が受検する検査などを無料で実施しています。県内で236の薬局等の検査実施拠点を整備済です。
(イ) 社会機能維持者の事業の継続について
国の通知に基づき、濃厚接触者とされた社会機能維持者については、当該者の業務への従事が事業の継続に必要である等、一定の要件を満たせば、PCR検査又は抗原定量検査を用いる場合は最終曝露日から6日目、抗原定性検査キットを用いる場合は6日目と7日目の結果が陰性であれば、待機を解除することを認めることとしました。
(3) 県立学校の対応について
基本方針は、
・感染防止対策を徹底した上で、学校の教育活動を継続
・地域の感染状況等を踏まえ、校長との協議の上、時差通学を実施
となります。
ア 授業などの学習活動
授業などの学習活動については、
・感染リスクの高い活動は、慎重に判断した上で実施
・感染状況により、直前でも内容の変更や延期等を検討
イ 学校行事
学校行事については、
・可能な限り少人数、短時間で行うとともに、距離を確保し、リモートなどの工夫をして実施
・修学旅行は、事前の健康チェックや感染防止対策等を遺漏なく、万全に行った上で、本県や旅行先の感染状況を踏まえ、実施について慎重に判断
ウ 部活動
部活動については、
・県内外の学校との練習試合等の交流は中止
・活動は、平日のみ3日以内
4 県民へのメッセージ
・先ほどお話ししたまん延防止等重点措置について、県民、事業者の皆様には御負担をおかけしますが、改めて御協力をお願いします。
・感染拡大の防止と社会経済活動の維持とを両立させるためには、基本的な感染防止対策を徹底することが重要です。マスク、手洗い、換気、3つの密の回避など、一人ひとりが感染防止行動を徹底していただくようお願いします。
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