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更新日:令和6(2024)年4月12日
”なんだか畑がにぎやかだな…”
相変わらずの、のんびりチーバくん。
「ぼっち」を積んで約1か月、ゆっくり乾燥して甘さがぐんと増した落花生。
そろそろ、茎と莢をわける「脱粒(だつりゅう)」の時期です。
"なぁ~にしてるのぉ~?"
作業をのぞき込むチーバくん。すると、そこには…
"わー!何だこれ\(◎o◎)/?!"
そこには、大きいマシーンが。。。
"なんでー!茎と莢に分かれてる!さては魔法使いだな!"
目をまん丸くして驚くチーバくん。
違うよ(-_-;)これは「脱粒機」だよ。
落花生を粉砕し強い風力で吹き飛ばすことで、重い莢の部分は手前に落ち、軽い茎や実入りの悪い莢は遠くに吹き飛ばして、莢と茎の部分に分離しているんだ。しかも、今から70年以上前に千葉県内で実用化に成功した、千葉県生まれの便利マシーンなんだよ!わかったかな、チーバくんっ♪
"だったら、チーバくんもお手伝いしたーい♡"
急にやる気MAXなチーバくん。
フォークのように先が分かれている農具「ピッチフォーク」を「ボッチ」の下に差し込んで、上手に解体してお手伝い。
"うーん、うーん、えいっ!"
かなりの重労働、チーバくん頑張ってー!
落花生を脱粒機に入れると…
”わくわく♪”
”莢が出てきた!"
"わぁ~、ちゃんと莢だけになってる!"
脱粒した後の莢は麻袋に入れて、工場へ運びます。
何でもやってみたいチーバくん♪
麻袋は1袋40kgくらいもあるので、とっても重いんです。ホントに落花生作りは重労働!
今日の脱粒の作業はここまで。
今日も頑張ったチーバくんなのでした♪
作業が終わった後の畑でチーバくんが見つけた、もみ殻や脱粒した後の茎。この後、もみ殻も茎も一緒にトラクターで耕すのだそう。
どうしてわざわざ畑に撒くのでしょうか?
「来年のために。」
農家の方が教えてくれました。
「来年も落花生がちゃんと実をつけられるようにね。ようは肥料みたいなものなんだよ。」
本当に落花生づくりは奥が深い。きちんと自然、環境、土、落花生に向き合うことで、美味しい落花生が実るんですね。
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