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いろんなことがありました
はるか昔に、四国の阿波(あわ)から豊(ゆた)かな土地を求めて黒潮(くろしお)に乗ってやってきた人々(ひとびと)が房総半島(ぼうそうはんとう)に上陸。阿波(あわ)の国で栽培(さいばい)されていた麻(あさ)を植えたところ良質(りょうしつ)な麻(あさ)が育ったので、この地を総(ふさ)(麻(あさ)の古語)の国とし、人々(ひとびと)が住んだところを同じ安房(あわ)と名づけたと伝(つた)えられています。
のちに都に近いほうが上総(かずさ)、遠いほうが下総(しもうさ)と呼(よ)ばれるようになり、安房(あわ)、上総(かずさ)、下総(しもうさ)の三国に分かれました。
大化の改新ののち、それぞれの国に地方の行政(ぎょうせい)をつかさどる役所である国府(こくふ)が置かれましたが、奈良時代(ならじだい)になるとこの三国にそれぞれ国分寺が建立され、地方文化の中心となっていきます。
平安に入り、地方政治(ちほうせいじ)が乱(みだ)れ、平将門(たいらのまさかど)や平忠常(たいらただつね)の乱(らん)が起こり、房総(ぼうそう)の地は戦場になりました。のちに忠常(ただつね)の子孫から千葉氏や上総氏(かずさし)がおこり、房総(ぼうそう)を舞台(ぶたい)に活躍(かつやく)しました。
源頼朝(みなもとのよりとも)が鎌倉(かまくら)に幕府(ばくふ)を開く際(さい)に千葉常胤(ちばつねたね)は非常(ひじょう)に貢献(こうけん)し、房総(ぼうそう)に大きな勢力(せいりょく)を占(し)めました。のちに室町、戦国時代になると中央政権(ちゅうおうせいけん)の争(あらそ)いは房総(ぼうそう)の地にもおよびました。
豊臣秀吉(とよとみひでよし)が天下を統一(とういつ)すると、関東の地を家康(いえやす)に与(あた)えています。家康(いえやす)が江戸(えど)に幕府(ばくふ)を開くと、房総(ぼうそう)はそのおひざ元として、経済的(けいざいてき)にも軍事的にも重要な地となりました。そのため、大名が治める藩(はん)もいくつか置かれましたがいずれも小さく、佐倉藩(さくらはん)がいちばん大きな藩(はん)でした。
明治4年7月の廃藩置県(はいはんちけん)ののち、同年11月に安房(あわ)4郡(ぐん)と上総(かずさ)9郡(ぐん)をもって木更津県(きさらづけん)が、下総(しもうさ)9郡(ぐん)をもって印旛県(いんばけん)が、下総(しもうさ)3郡(ぐん)と常陸(ひたち)6郡(ぐん)をもって新治県(にいはりけん)ができました。
明治6年6月15日に木更津(きさらづ)と印旛(いんば)の両県をあわせて千葉県が誕生(たんじょう)。県庁(けんちょう)を当時の千葉町に置きました。
明治 4 (1871) |
廃藩置県(はいはんちけん) 木更津(きさらづ)、印旛(いんば)、新治(にいはり)県誕生(たんじょう) |
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明治 6(1873) |
木更津(きさらづ)、印旛(いんば)両県を廃(はい)し、千葉県を置き、県庁(けんちょう)を千葉町に |
明治 8(1875) |
新治県(にいはりけん)の香取(かとり)、海上、匝瑳(そうさ)郡(ぐん)を千葉県に編入(へんにゅう) |
明治27(1894) |
市川~佐倉(さくら)間に鉄道開通 |
大正10(1921) |
千葉町で市制施行(しせいしこう) |
大正12(1923) |
関東大震災(かんとうだいしんさい)で安房(あわ)、君津(きみつ)地方に大被害(だいひがい) |
昭和10(1935) |
大利根用水起工 国鉄総武線(こくてつそうぶせん)電化、千葉まで開通
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昭和22(1947) |
初代(しょだい)公選知事(こうせんちじ)に川口為之助(かわぐちためのすけ)当選(とうせん) |
昭和26(1951) |
千葉県総合開発(そうごうかいはつ)計画策定(けいかくさくてい) |
昭和28(1953) |
川崎製鉄(かわさきせいてつ)千葉製鉄所(ちばせいてつじょ)の溶鉱炉(ようこうろ)火入れ |
昭和29(1954) |
千葉港正式開港 |
昭和33(1958) |
京葉工業地帯造成計画(ぞうせいけいかく)策定(さくてい) 南房総(みなみぼうそう)国定公園誕生(たんじょう) |
昭和35(1960) |
京葉有料道路完成 |
昭和46 (1971) |
千葉テレビ放送開設(かいせつ) |
昭和48(1973) |
千葉県政(けんせい)百年記念事業実施(じっし) 第28回国民体育大会(若潮国体(わかしおこくたい))開催(かいさい)
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昭和53(1978) |
成田空港開港 |
昭和59(1984) |
県民の日(6月15日)制定(せいてい) |
平成 元(1989) |
東京湾(とうきょうわん)横断道路(おうだんどうろ)建設着工(けんせつちゃっこう) 幕張(まくはり)メッセオープン |
平成 4(1992) |
千葉市が政令(せいれい)指定都市に移行(いこう) |
平成 5 |
千葉県生誕(せいたん)120周年記念事業実施(じっし) |
平成 8(1996) |
現県庁舎(げんけんちょうしゃ)(本庁舎(ほんちょうしゃ))完成 |
平成 9(1997) |
東京湾(とうきょうわん)アクアライン開通 |
平成14(2002) |
県人口600万人突破(とっぱ) |
平成19(2007) |
館山(たてやま)道全線開通 |
平成22(2010) | 第65回国民体育大会・第10回全国障害者(しょうがいしゃ)スポーツ大会(ゆめ半島千葉国体・ゆめ半島千葉大会)開催(かいさい) |
平成23(2011) | 東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)で、本県にも大きな被害(ひがい) |
平成24(2012) | ちばアクアラインマラソン開催(かいさい) |
平成25(2013) | 首都圏(しゅとけん)中央連絡自動車道(圏央道(けんおうどう))の東金JCT~木更津東IC間が開通 |
平成26 (2014) |
ちばアクアラインマラソン2014開催(かいさい) |
平成27 (2015) |
成田国際(こくさい)空港の第3旅客ターミナルビル供用(きょうよう)開始 |
平成28 (2016) |
ちばアクアラインマラソン2016開催(かいさい) |
平成29 (2017) |
東京湾(とうきょうわん)アクアライン開通20周年 |
平成30 (2018) |
ちばアクアラインマラソン2018開催(かいさい) 県育成落花生(らっかせい)「Q(キュー)なっつ」がデビュー |
平成31 (2019) |
台風15号・19号及(およ)び10月25日の大雨により千葉県内各地に甚大(じんだい)な被害(ひがい)が発生 |
令和2 (2020) |
「チバニアン」命名決定 地球史に新時代名 新型コロナウイルスの感染拡大(かんせんかくだい)により県内各種イベント等が延期(えんき)・中止 |
令和3 (2021) |
新型コロナウイルス感染症(かんせんしょう)が猛威(もうい)を振(ふ)るう 熊谷俊人(くまがいとしひと)が第21代千葉県知事に就任(しゅうにん) 東京2020オリンピック・パラリンピックの開催(かいさい) |
令和4 (2022) |
新型コロナウイルス感染症(かんせんしょう)への対応(たいおう)として様々(さまざま)な取組を実施(じっし) ちばアクアラインマラソン2022開催(かいさい) |
令和5 (2023) |
千葉県誕生(たんじょう)150周年 新型コロナウイルス感染症(かんせんしょう)が5類感染症(かんせんしょう)に移行(いこう) |