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太平洋に面し、変化に富(と)んだ美しい海岸線や、森林や渓谷(けいこく)が広がる緑豊(ゆた)かな丘陵地(きゅうりょうち)からなる、豊(ゆた)かな自然に恵(めぐ)まれた地域(ちいき)です。米や畜産(ちくさん)、野菜のほか、たけのこの生産などが行われ、小型漁船による沿岸漁業(えんがんぎょぎょう)や、豊(ゆた)かな海産資源(かいさんしげん)を生かし、アワビやサザエなどをとる磯根漁業(いそねぎょぎょう)もさかんです。また、この地域(ちいき)は南房総(みなみぼうそう)国定公園や養老渓谷(ようろうけいこく)奥清澄(おくきよすみ)県立自然公園(しぜんこうえん)などの一部を形成しており、首都圏(しゅとけん)の観光リゾート地となっています。
千葉県指定史跡(していしせき)「上総大多喜城(かずさおおたきじょう)本丸跡(ほんまるあと)」に建てられた天守閣(てんしゅかく)づくりの特色(とくしょく)ある歴史博物館。「房総(ぼうそう)の城(しろ)と城下町(じょうかまち)」をテーマに、房総(ぼうそう)を中心とした中世から近世にかけての城郭(じょうかく)やこれに関(かん)する武器(ぶき)・武具(ぶぐ)・調度・古文書などを展示(てんじ)しています。
いすみ鉄道大多喜駅(おおたきえき)から徒歩15分
養老渓谷(ようろうけいこく)は、大多喜町(おおたきまち)と市原市にまたがり、釣(つ)りやハイキング、川遊びやキャンプなどが楽しめる自然に満ちた場所です。新緑や紅葉(こうよう)の際(さい)の眺(なが)めは特にすばらしいものがあります。渓谷(けいこく)の上流にある、県下最大の滝(たき)が粟又(あわまた)の滝(たき)です。階段状(かいだんじょう)に傾斜(けいしゃ)した岩の上を約100メートルにわたって滑(すべ)り落ちています。
小湊鉄道(こみなとてつどう)養老渓谷駅(ようろうけいこくえき)から徒歩(とほ)(滝(たき)へは同駅からバス26分)
麻綿原高原(まめんばらこうげん)は大多喜町(おおたきまち)にあるアジサイの名所で、7月から8月にかけて、約5万株(まんかぶ)のアジサイがいっせいに咲(さ)きます。日蓮(にちれん)が悟(さと)りを開いたといわれる天拝園(てんぱいえん)や、展望台(てんぼうだい)があります。
JR安房天津駅(あわあまつえき)からバス「清澄寺(せいちょうじ)」下車徒歩(とほ)1時間
生き物やこれらをはぐくんできた地域文化(ちいきぶんか)とのふれあいを通して自然(しぜん)の大切さを学ぶ施設(しせつ)。総面積(そうめんせき)62.8ヘクタールの施設(しせつ)は、センター地区と7つのスポット(万木(まんぎ)の丘(おか)、小動物の広場、ふるさとの森、ホタルの里、トンボの沼(ぬま)、昆虫(こんちゅう)の広場、照葉樹(しょうようじゅ)の森)からなります。
いすみ鉄道国吉駅(くによしえき)から徒歩(とほ)50分(駅前に貸自転車(かしじてんしゃ)あり)
童謡(どうよう)「月の沙漠(さばく)」の舞台(ぶたい)となった御宿海岸(おんじゅくかいがん)。2キロメートルにわたって白砂(しらすな)の海岸が続(つづ)き、その一角にラクダに乗った王子と姫(ひめ)の像(ぞう)が建(た)てられています。となりにある「月の沙漠記念館(さばくきねんかん)」では、月の沙漠(さばく)を作詞(さくし)した加藤(かとう)まさをさんの絵画や原稿(げんこう)などが展示(てんじ)されています。
JR御宿駅(おんじゅくえき)から徒歩(とほ)7分
「房総(ぼうそう)の海」「さまざまな海の姿(すがた)」「博物館(はくぶつかん)をとりまく自然」「海と遊ぼう」の4つのコーナーで房総(ぼうそう)の海をわかりやすく紹介(しょうかい)しています。
JR鵜原駅(うばらえき)から徒歩10分または勝浦駅(かつうらえき)からバス
鵜原(うばら)理想郷(りそうきょう)の入江(いりえ)にある、海中を見ることができるたのしい施設(しせつ)。海中展望塔(かいちゅうてんぼうだい)から見る海の底(そこ)は、とても神秘的(しんぴてき)な世界です。
JR鵜原駅(うばらえき)から徒歩10分または勝浦駅(かつうらえき)からバス