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ホーム > 県政情報・統計 > 県のご案内 > 国際関係 > 国際交流・協力に関する情報 > 国際交流・協力活動(トップページ) > デュッセルドルフ市との交流 > 2012年度のデュッセルドルフ市との交流
更新日:令和4(2022)年3月8日
ページ番号:21843
千葉県はドイツ・デュッセルドルフ市と、2005年以降、相互に使節団を派遣するなどして、音楽、スポーツ、学術研究など様々な分野で、また、多様な団体を通じて交流を行っています。
ここでは2012年度の交流を紹介します。
県立千葉女子高校オーケストラ部は、全国コンクールで過去7回金賞を受賞するなど、レベルの高い演奏で定評があり、これまでも海外公演を実施してきたところです。今回の演奏地にはドイツが選ばれ、団員など97名とその関係者が3月下旬にデュッセルドルフ市を訪問しました。
3月29日に同市内のヨハネス教会で開催されコンサートでは、現地のユースオーケストラとの合同演奏が行われました。また、来場者による募金が、地元の恵まれない子供たちに寄贈されました。
コンサートの様子
記念品贈呈
デュッセルドルフ市にあるデュッセルドルフ・日本奨学財団が、毎年、研修テーマを設定し、日本へ若手研究者等の派遣を行っています。
今回は、「モバイル・ソリューション」をテーマに、地元の大学関係者3名が、4月下旬に日本を訪れました。一行は、4月27日に千葉県内を訪問し、柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)、三井不動産株式会社柏の葉事務所、NEC我孫子事業所などを訪問し、千葉県内における関連分野での取組みに対する理解を深めました。
UDCKで説明を受ける研修生
三井不動産株式会社柏の葉事務所で説明を受ける研修生
5月下旬から6月上旬にかけて千葉県内からデュッセルドルフ市を訪問し、「日本デー」や交流事業に参画する方々による結団式が、5月17日に県庁で行われました。
結団式には、「日本デー」で県PRブースのお手伝いをいただく千葉県日独協会の有志の方々、同市で開催されるジャズラリーや「日本デー」で演奏を行う大原保人さん及びその関係者、「太巻きずし」を通じた交流を行う千葉伝統郷土料理研究会の皆さん、現地で篠笛の披露する片野聡さん、及び同市内で開催されるインターナショナルシティフレンドシップカップに出場するU-14テニスチームの皆さんが参加し、森田知事とともに、交流の成功に向けた決意を新たにしました。
訪問団代表による挨拶
知事と訪問団の皆さん
千葉県内の中学生の代表選手からなるU-14テニスチームの選手(4名)とコーチ(2名)の皆さんが、5月19日から28日にかけてデュッセルドルフ市を訪問しました。現地では、デュッセルドルフ市主催のインターナショナル・シティ・フレンドシップ・テニス・カップに参加し、一昨年に続き2回目の優勝をおさめるとともに、各国の同世代の人たちと交流を深めました。
また、訪問時には、デュッセルドルフ市で成人男子の国別カップ戦が開催されており、日本チームも参加していました。千葉県チームは、同国別カップ戦を観戦するとともに、日本チームの選手たちとも交流を深めました。
試合の様子
千葉県チームの皆さん
第20回デュッセルドルフ・ジャズ・ラリーが、5月25日から27日にかけて、デュッセルドルフ市内で開催されました。ドイツ国内で最大とされるジャズの祭典として、市内の35箇所で92本のコンサートが開催されるなか、千葉県在住のジャズミュージシャンである大原保人さん率いる大原保人スーパージャズトリオが参加し、25日にコンサートを行い、多くの立ち見のお客様が出るほどの盛況ぶりでした。
ジャズラリーで演奏する
大原保人スーパージャズトリオ
千葉県に古くから伝わる「太巻きずし」の普及を行っている千葉伝統郷土料理研究会の10名がデュッセルドルフ市を訪問し、5月31日に、現地の日本人会にあたる日本クラブで、“太巻きずし”の体験教室を開催しました。当日は、日本クラブや地元の独日協会の会員など28名の方が、桃やバラの絵柄の“太巻きずし”作りに挑戦し、千葉県の伝統文化を“味わい”ました。
また、6月1日に千葉県と在デュッセルドルフ日本国総領事館との共催で開催された現地交流会においても、出席者に“太巻きずし”が振る舞われ、その味だけでなく、バラエティーに富んだ絵柄に、デュッセルドルフ市長をはじめ多くの方が感嘆していました。
“太巻きずし”についての説明を
受ける参加者の皆さん
“太巻きずし”作りに取り組む
参加の皆さん
“太巻きずし”の完成品
現地交流会で“太巻きずし”の説明
に聞き入るデュッセルドルフ市長
「日本デー」の前日には、デュッセルドルフ市内にある「恵光」日本文化センターで前夜祭が、毎年開かれます。今年は、佐原市に古くから伝わる佐原囃子の篠笛奏者である片野聡さんが参加し、篠笛の演奏を披露し、多くの観客を魅了しました。また、翌日の「日本デー」では、千葉県PRブースを訪れ、飛び入りで披露された篠笛の演奏に、たくさんの地元の方々が足を止め、その音色に聞き入っていました。
「日本デー」前夜祭で篠笛を
演奏する片野さん
千葉県PRブース前で篠笛を
演奏する片野さん
森田知事は、5月30日から6月3日にかけて、デュッセルドルフ市を訪問しました。
6月1日には、同市役所を訪問し、エルバース市長と意見交換を行い、交流の発展に向けた確認書を交わしました。また、在デュッセルドルフ日本総領事館を訪問するとともに、同総領事館との共催で、現地関係者や千葉県からの訪問団を集めた現地交流会を開催しました。
6月2日には、知事は、同市内で開催された「日本デー」に出席し、開会式で千葉県の魅力をアピールするとともに、エルバース市長や小井沼在デュッセルドルフ総領事を千葉県PRブースに案内し、親交を深めました。
詳細:知事のドイツ訪問について
知事と市長による意見交換
交流の発展に向けた文書への署名
千葉県は、デュッセルドルフ市との交流が始まった平成17年以降、毎年、同市で開催される「日本デー」に参加しています。今年も、会場内に千葉県PRブースを設け、千葉県日独協会の有志の方々や地元の大学生などの協力を得て、千葉県のPRを行いました。じゃんけんによるアトラクションに多くの方々が参加するとともに、千葉県から持参した甲冑にもたくさんの方が興味を持ち、終日、ブースは大盛況となりました。
開会式で挨拶をする森田知事
会場内の千葉県PRブース
「日本デー」のメインステージでは、地元のグループや日本からかけつけた文化・芸術家によるパフォーマンスが行われます。午後10時からのフィナーレをかざる舞台は、今年は、千葉県内のジャズミュージシャンである大原保人さんが務めました。大原さんがこの舞台に立つのは2年ぶりで、今回はソロでの出演となりましたが、2年前と同様に、大勢のお客様はその素晴らしいパフォーマンスに魅了されました。
ピアノを演奏する大原保人さん
千葉県内の高校生1年生の代表選手からなるU-16卓球チームの選手(8名)とコーチ(3名)の皆さんが、8月26日から9月1日にかけてデュッセルドルフ市を訪問しました。現地では、デュッセルドルフ市の同世代の選手や、同市を訪問していたクロアチアのジュニアチームの皆さんと合同練習や試合を行い、交流を深めました。
合同練習の様子
千葉県、デュッセルドルフ市、クロアチアの各チームの皆さん
千葉県内のスポーツ振興事業等を視察するため、デュッセルドルフ市スポーツ局の関係者(4名)が、11月1日から4日にかけて千葉県を訪問しました。視察団は、受入れを行った千葉県教育庁体育課のアレンジにより、千葉県内の小中学校や高校を訪問し、体育授業や部活動に対する理解を深めました。また、千葉県国際総合水泳場などのスポーツ施設や震災後の本県の状況を視察するとともに、県内のスポーツ関係者と交流を深めました。
幕張総合高校の部活動を
視察する団員
視察団の皆さん
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