本文へスキップします

病院の紹介

理念・方針

内観

病院長ご挨拶

こども病院皆川病院長

新年度を迎えて

新緑が芽吹き、心地よい春風が吹き抜ける季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年の桜は天候にも恵まれ、例年より長く私たちの目を楽しませてくれました。今ではすっかり葉桜となり、生命力あふれる若葉の季節となりましたが、その一方で公園の桜の古木が倒木したというニュースも耳にしました。

桜の古木を維持管理するには多大な労力が必要であり、時には植え替え(更新)も必要だそうです。私の自宅近くの公園でも、整備に伴い多くの桜が伐採されましたが、いずれまた新しい木が植えられ、次世代の目を楽しませてくれることを期待しています。

非常にデリケートな樹木とされる桜の長期的な維持管理について、ふと気になり生成AIに尋ねてみました。

すると、「ソメイヨシノの寿命は六十年と言われることもあるが、適切な土壌改善や病気の治療を行えば百年以上持たせることも可能である」という答えが返ってきました。美しい景観を保つには、放置せず、剪定や施肥、そして長期的な視点に立った更新計画を繰り返す「段階に応じた適切なケア」が欠かせないというのです。

これは、病院という組織を長期的に維持し、機能させていくための「人財の育成や組織づくり」にも通じるものがあると感じます。教育、適所への配置、健康状態への配慮、そして長期的ビジョンに基づいた世代交代。これらを丁寧に行うことで、組織は健やかな状態を保つことができます。

千葉県こども病院でも新年度を迎え、多くの職員が入れ替わりました。慣れない時期は患者さんやご家族にご不便をお掛けすることもあるかと存じますが、新たな出会いは、私たちに大切な「気づき」をもたらしてくれる貴重な機会でもあります。

誰もが幸せを実感できる社会の実現のため、そして何より子どもたちのために。新しい職員たちとともに、さらなる精進を重ねて参ります。

今後とも千葉県こども病院を温かく応援いただけますよう、お願い申し上げます。

令和8年4月

病院長 皆川 真規

千葉県こども病院

基本理念

「その子らしく、その子のために」

私たちは、県立の小児医療施設職員としての自覚を持ち、「児童の権利に関する条約」の基本理念のもと、すべてのこどもの基本的人権を擁護し、すべてのこどもが私たちに実現可能な最高水準の医療と保健サービスを受けられるように日々努力し、未来あるこどもたちの心身の健全な育成をめざします。

来にわたって、患者さんたちに最適な医療提供を続けられるようご支援たまわりますようお願い申し上げます。私達の目標

私たちは、

  1. こどもの生命(いのち)と安全を第一に考えます (こどもの生命(いのち)と安全を第一に)
  2. こどもたちをひとりの人間として、その尊厳と権利を守ります (人間としての尊厳と権利の擁護)
  3. 患者さん中心の最良の医療を提供し、サービスの向上につとめます (最良の医療の提供とサービスの向上)
  4. 患者さんやご家族に充分な情報を提供し、開かれた病院をめざします (積極的な情報提供)
  5. 病院運営に主体的に参画し、病院経営の健全化につとめ、働きがいのある病院をめざします (病院運営への参加と働きがいの追求)

令和4年5月9日改訂版

患者さんとご家族の権利と義務

私たちは、患者さんとご家族の権利を尊重し、十分な説明と合意に基づいた医療を行います

1.適切な医療を受ける権利

疾病の種類、社会的立場等に関わらず、すべての人には良質な医療を平等かつ公平に受ける権利があります。自らの受ける検査や治療方法などについて、説明を受けた上で、自分の意思で選び決定する権利があり、一方で、希望しない医療を拒否したり、医療機関を選択する権利があります。そのために、カルテを含む診療情報の開示やセカンド・オピニオンを求めることができます。

2.人格を尊重される権利

個人としてその価値観を尊重され、一人の人間として尊厳をもって接遇されるとともに、自らの意思を述べる権利があります。

3.医療に関して知る権利

病気、検査、治療、危険性、他の治療方法や見通しなどについて、理解しやすい言葉や方法で、十分な説明と情報の提供を受ける権利があります。また、医療費や公的支援制度などについての説明を受ける権利もあります。

4.プライバシーを守られる権利

自身の身体や病気をはじめとするすべての個人情報及びプライバシーを守られる権利があります。

5.病院と協力して医療に取り組む義務

正確な情報を提供するとともに、疾病や医療を十分理解するよう努力する義務、医療に積極的に取り組む義務、快適な医療環境づくりに協力する義務があります。