ここから本文です。

更新日:令和5(2023)年8月30日

ページ番号:342126

自画撮り被害の防止に向けて

裸の写真などの「自画撮り画像」の提供を求める行為の禁止

スマートフォンの急速な普及やインターネット利用の低年齢化に伴い、青少年が自分の裸体等をスマートフォン等で撮影させられた上、画像をメールやSNS等で送らされるいわゆる自画撮り被害が、全国的にも、千葉県においても、増加傾向にあります。

自画撮り要求行為は、青少年の心身の未成熟に乗じて行われ、画像がインターネット上に流出してしまうと、完全に回収することは困難であり、将来にわたって青少年を苦しめる要因となるなど、青少年の健全育成に悪影響を及ぼすおそれがあることから、これを未然に防止する必要があります。

こうしたことから、自画撮り要求行為を規制し、被害防止を図るため、千葉県青少年健全育成条例の改正を行いました。

どんなに画像を送るように頼まれても、送ってはいけません。

自画撮り被害防止リーフレット(PDF:637KB)

リーフレット・表

リーフレット・裏

主な改正内容

  • (1)青少年に対し、次のいずれかの方法により、裸体等の自画撮り画像の提供を行うように求めることを罰則付きで禁止します。
    • 青少年に拒まれたにもかかわらず、提供を行うように求めること。
    • 青少年を威迫し、欺き、若しくは困惑させ、又は青少年に対し対償を供与し、若しくはその供与の約束をする方法により、提供を行うように求めること。
  • (2)(1)に掲げるもののほか、当該青少年に係る児童ポルノ等の提供を行うように求めることを禁止します。

施行期日

令和2年7月1日

青少年・保護者の皆さまへ

青少年に裸の写真や画像等を求めることは条例違反です!

もし、画像等を送るように求められても、送ってはいけません。メール等のやり取りを削除せず、証拠を保存して、周りの大人や最寄りの警察署に相談してください。

様々な要求手口があります。

  • 威迫して要求する場合
    「送ってくれないとどうなっても知らない」「送らないと会話の内容をばらす」「送ってくれないと家に行く」「顔写真をばらまく」
  • 欺いて要求する場合
    「相談に必要だから裸の写真を撮って送ってほしい」
  • 困惑させて要求する場合
    「送ってくれないと死ぬ」「送ってくれないと別れる」「送ってくれないとブロックする」「好きなら送れると思うけど」
  • 対償の供与、供与の約束をして要求する場合
    「画像くれたらお金あげる」

保護者等の大人の皆さまへ

日頃から、子供たちとコミュニケーションをとりながら、次のことを伝えてください。

  • 自分の裸の画像を安易に撮影したり、交際相手、友達等の親しい相手であっても、自分の裸の画像等を送ったりするとネット上に画像が流出する恐れがあります。特に、SNSで知り合った相手など、面識のない者に対しては、特に注意が必要。
  • デジタル写真は、コピーが容易であり、ひとたびネット上に流出すると、不特定多数のものに繰り返しコピーされ、すべてを削除することは困難になります。

裸の写真を求められた場合には、警察などに相談しましょう。

お問い合わせ

所属課室:環境生活部県民生活課子ども・若者育成支援室

電話番号:043-223-2291

ファックス番号:043-221-5858

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?