第4次千葉県青少年総合プラン（令和5から9年度）の策定について

次代を担う子ども・若者が、夢や希望を持って健やかに成長し、自立・活躍することは、県民すべての願いです。

しかしながら、情報化、グローバル化、少子高齢化が急速に進行するなど、子ども・若者を取り巻く環境が大きく変化する中、青少年問題も多様化・複雑化しています。

こうした中、多様化・複雑化する青少年問題に的確に対応し、社会全体で子ども・若者の成長を支える社会づくりに取り組むため、「第4次千葉県青少年総合プラン」を策定しました。

今後も、このプランに基づき、関係機関と連携・協力しながら、各種施策を推進していきます。

1 計画の位置づけ

本県の子ども・若者育成支援施策を総合的かつ計画的に推進する計画であるとともに、平成22年4月に施行された「子ども・若者育成支援推進法」に基づく法定計画です。

2 計画期間

令和5年度から令和9年度（5か年）

3 施策の展開

本プランで推進していくべき柱を次のとおりとし、これらの「4つの柱」のもとに「8つの基本目標」、それらを実現するために「20の基本方策」を定めています。

Iの柱　子ども・若者の健やかな成長と社会参画の促進
IIの柱　様々な状況下にある子ども・若者の支援と非行・犯罪等被害の防止
IIIの柱　創造的な未来を切り拓く子ども・若者の応援
IVの柱　子ども・若者の成長を支える地域・社会づくり

4 第4次プランの特徴

(1)「子ども・若者を取り巻く環境の変化と課題」に係る記載の整理・拡充

多様化・複雑化している子ども・若者を取り巻く環境や課題をしっかりと認識し、社会全体で子ども・若者の成長を支える社会づくりに取り組めるよう、「社会全体の環境の変化と課題」について、「少子化の進行」や「グローバル化の進展」など10項目に整理・拡充するとともに、「子ども・若者が過ごす『場』における環境の変化と課題」を「家庭」や「学校」など5つの場に分け、整理しました。

(2)新たな施策の柱「創造的な未来を切り拓く子ども・若者の応援」の新設