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更新日:令和6(2024)年12月9日
ページ番号:16856
圏域内の流域を地域や河川の特徴を踏まえ分類すると、手賀沼圏域、印旛沼圏域、根木名川圏域の3つの圏域に分けることができ、各圏域の特徴は下記のとおりです。
圏域の中では北西側に位置し、流域面積は162.9K平方メートルです。主な河川には大堀川、大津川、亀成川などがあり、手賀沼に流入した後、手賀川を経て利根川に合流しています。
昭和40年代頃から流域の開発が急速に進み、下水道や河川改修などの社会基盤整備の遅れから、水害の発生や沼の水質が悪化し全国の湖沼で平成12年度まで27年連続でワースト1位となっているなど、さらなる社会基盤の整備が望まれています。
圏域のほぼ中央に位置し、流域面積は541.1K平方メートルと千葉県全面積のおよそ一割を占めています。主な河川には、鹿島川、高崎川、神崎川、桑納川、印旛放水路などがあり、印旛沼に流入した後、長門川を経て利根川に合流しています。
近年、通勤圏の拡大に伴い市街化が進行しており、河川改修が進められていますが、その整備水準は未だに低く治水安全度の確保が急務となっています。また、本県の農水・上水・工水の重要な「水ガメ」として、沼の環境・水質の保全も強く要望されています。
圏域の東側に位置し、流域面積は141.5K平方メートルです。主な河川には根木名川、取香川、荒海川、十日川、尾羽根川などがあります。
圏域の下流部の土地利用は長沼干拓により造成された水田が広がり、また、根木名川の東側では輪中堤が形成されています。上流では新東京国際空港や成田ニュータウンが建設され、今後も流域内の開発が予想されており、さらなる社会基盤整備が要望されています。
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