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更新日:令和元(2019)年7月12日
ページ番号:19029
施設改修課は、県有建築物の改修工事(老朽化対策、耐震対策、長寿命化、バリアフリー化、リニューアルなど)を担当しています。
従来の公共建築は「古くなったら建て替える」ことが主流でしたが、現在では『現存する施設をいかに有効に活用するか』が問われており、これら既存の建築物を改修する工事の役割が大きくなっています。
県有建築物には、現在から30年程以前に建設された古いものが多くあります。
当時の建物には耐震性が不足しているものがあり、これらについて、補強する工事を進めています。
建物は、年数を重ねるごとに各所に傷みがでてきます。これを補修しないと、快適に使用できないばかりでなく更に傷みを拡大させ、ついにはその建物全体が使えなくなってしまいます。適切な維持補修を行うことは、建物の寿命を延ばすことにもつながります。
また、建物は時代と共に変化します。最近では、バリアフリー化が重要課題となっており、一般の方が多く訪れる施設には、多目的トイレの設置や段差解消工事を順次進めています。
屋上の防水改修工事
手すりなどを備えた身障者対応トイレ
耐震補強工事に先立つ調査として行われ、対象となる建物に対し、補強工事が必要であるかを診断します。
建物や設備は、壊れてから直すよりも、壊れる前に定期的にリフレッシュを繰り返すほうが安上がりで、かつ、長期間にわたり使用を続けることができます。また、数年先を見越した改修計画をたてておくことで、修理範囲の重複などの無駄な投資を避けることができます。
当課では工事の設計等に際し、最も効率が良い工事区分や年次計画を検討し、また、将来の工事が容易となるよう配慮をするなど、改修工事を計画的に行い、建物の一生涯に要する費用(ライフサイクルコスト)を抑えるよう努めています。
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