脳神経外科
診療案内
脳神経外科ではガンマナイフ治療およびてんかん診療という専門性の高い分野に特化して診療を行っています。
ガンマナイフ治療部
ガンマナイフは、全世界で80万人以上の治療実績のある頭蓋内病変専用の放射線治療装置です。当センターでは、1998(平成10)年1月からガンマナイフ治療を開始しました。世界で92台目、日本で20台目の稼働です。
対象となる疾患は転移性脳腫瘍、髄膜腫や聴神経鞘腫をはじめとする良性脳腫瘍、原発性悪性脳腫瘍、脳動静脈奇形、三叉神経痛などで、これまでにのべ11000例、46000病変以上の治療を行い、非常に良好な治療成績をおさめています。2025(令和7)年度は延べ393人の方が当院で治療を受けられました。ガンマナイフ治療は、開頭腫瘍摘出術や他の放射線治療と比較し、低侵襲、短時間で完遂できる治療として有効であり、県内の多くの施設から症例をご紹介いただいています。
当センターでは、ガンマナイフ治療専用棟、ガンマナイフ治療専用MRIを設置し、専任スタッフ(医師、看護師、診療放射線技師、医療事務)によるチーム医療体制が確立されています。
てんかんセンター
当センターでは、2018(平成30)年4月1日に院内多職種で構成する「てんかんセンター」を設置し、てんかん患者さんに対する包括的医療を開始しました。てんかん医療全般にわたる診断・治療・支援を視野に、患者さんの病状及び生活の質の改善を目的とする活動を行っています。
長時間ビデオ脳波同時記録に基づくてんかん診断やてんかん外科手術、多施設・多職種による定期的な症例検討会などを行い、包括的なてんかん専門医療の提供を目指しています。2020(令和元)年4月1日には日本で18番目のてんかん診療拠点機関(現在のてんかん支援拠点病院)に指定され、千葉県におけるてんかん医療の中心的役割を担うこととなりました。
診療実績
※脳神経外科外来の総数を示しています。
※ガンマナイフ治療部、てんかんセンターの実績は各診療部の実績をご覧ください。
| 区分 | 総数 | 初診 | 再診 |
|---|---|---|---|
| 2025(令和7)年度 | 5016 |
375 |
4641 |
| 2024(令和6)年度 | 5224 |
445 |
4779 |
医師紹介
| 氏名 | 部長 青柳 京子 |
|---|---|
| 専門 | ガンマナイフ治療(専任) |
| 経歴 | 平成13年 医師免許取得 |
| 専門医資格 | 脳神経外科専門医・指導医 |
| 所属学会 | 日本脳神経外科学会学術評議員 |
| 氏名 | 主任医長 岡原 陽二 |
|---|---|
| 専門 | 難治性てんかんの外科治療 |
| 経歴 | 平成20年 医師免許取得 |
| 専門医資格 | 脳神経外科専門医 |
| 所属学会 | 日本脳神経外科学会学術評議員 |
| 氏名 | 医員 桃木 幸彦 |
|---|---|
| 専門 | 脳神経外科一般 |
| 経歴 | 令和4年 医師免許取得 |
| 所属学会 | 日本脳神経外科学会 |
| 氏名 | (非常勤) 峯 清一郎 |
|---|---|
| 専門 | 難治性てんかんの外科治療 |
| 経歴 | 昭和55年 医師免許取得 |
| 専門医資格 | 脳神経外科専門医・指導医 |
| 所属学会 | 日本脳神経外科学会 |
| 氏名 | (非常勤) 岩佐 博人 |
|---|---|
| 専門 | 精神科臨床全般 |
| 経歴 | 昭和54年 医師免許取得 |
| 専門医資格 | 日本てんかん学会 てんかん専門医・指導医 |
| 所属学会 | 日本てんかん学会 |
| 氏名 | (非常勤) 樋口 佳則 |
|---|---|
| 専門 | ガンマナイフ治療(兼任) |
| 経歴 | 平成4年 医師免許取得 |
| 専門医資格 | 脳神経外科専門医・指導医 |
| 所属学会 | 日本脳神経外科学会学術評議員 |
| 氏名 | (非常勤) 永野 修 |
|---|---|
| 専門 | ガンマナイフ治療 |
| 経歴 | 平成11年 医師免許取得 |
| 専門医資格 | 脳神経外科専門医 |
| 所属学会 | 日本脳神経外科学会学術評議員 |
過去に治療を受けられた患者さんへのお知らせ
千葉県循環器病センター脳神経外科にて神経系疾患で入院された方およびそのご家族の方へ(PDF:120.9KB)
本院は、一般社団法人日本脳神経外科学会(以下、日本脳神経外科学会)が実施するデ ータベース研究事業に参加しています。この研究は、脳神経外科の患者さんに最善の医療を提供することを目的とする全国的な調査事業です。 この研究の対象者に該当する可能性がある方で、研究への協力を希望されない場合、あるいは協力を途中でおやめになりたい場合は、退院後3カ月以内に下記の問い合わせ先までご連絡ください。【研究課題、研究機関名及び自機関の研究責任者氏名、共同研究機関、既存情報の提供のみを行う機関、業務委託先、研究機関】を掲載しています。
【連絡・お問い合わせ先】
研究責任者:青柳 京子 連絡担当者:山下 純汰
〒290-0512 千葉県市原市鶴舞575 千葉県循環器病センター 電話:0436-88-3111 ファックス:0436-88-3032
主任研究機関 一般社団法人日本脳神経外科学会 研究代表者 理事 齊藤 延人
〒113-0033 東京都文京区本郷5-25-16 石川ビル4階 電話:03-3812-6226 ファックス:03-3812-2090
千葉県循環器病センターでは千葉大学脳神経外科教室関連施設と共同で、「脳血管 障害、頭頚部腫瘍、機能的脳神経外科疾患」に関する研究を行っています。今後の治療に役立てることを目的に、この研究では令和2年3月までの上記患者様の診療情報などを利用させて頂きます。診療情報などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。【研究課題名、研究の意義・目的、研究の方法、個人情報の取り扱いについて、研究組織、研究に診療情報などを利用して欲しくない場合について】を掲載しています。
【本件のお問い合わせ先】
研究実施機関:千葉県循環器病センター 脳神経外科 永野 修 電話:0436-88-3111
平成30年7月以降の脳卒中救急患者受入体制の変更について(PDF:102.9KB)
当センターにおける脳卒中救急体制につきましては、平成30年4月から時間外受け入れを停止していましたが、平成30年7月から、下記のとおり受け入れを一部再開することとしましたのでお知らせします。脳卒中救急患者の時間外受け入れは、週2日(火曜日、木曜日)となります。 時間外の受け入れの再開が一部であることで、患者の皆様、地域医療施設の皆さまには引き続きに不都合をおかけいたしますが、事情を勘案の上、御理解賜りますようお願い申し上げます。
2013年1月から2015年12月の期間中に脳梗塞にて当院へ入院し、t-PA静注療法を受けた患者様へのお願い(PDF:35.3KB)当院では、下記研究代表者と共同で、脳卒中の医療体制の整備のための研究を進めています。2013年1月から2015年12月の期間に脳梗塞にて当院へ入院し、t-PA静注療法を受けた患者様の臨床データを解析させて頂き、脳卒中医療の質評価に 役立てることを目的としています。 解析にあたって提供するデータは、提供前に個人を特定 できない形に加工した上で提供しますので、患者様の個人 のプライバシーは完全に保護されます。 本研究の解析に自分のデータを使用されることを拒否される方及び疑問のある方は、下記にご連絡下さいますようお願い致します。
【連絡先】
脳卒中センターの認証に向けた急性期脳卒中の医療の質評価事業「Close The Gap-Stroke 」
九州大学大学院 医学研究院 脳神経外科 飯原 弘二 電話:(092)642-5521
脳出血高リスク群を抽出する革新的な臨床診断意思決定システムの開発に関する研究について(PDF:207.1KB)千葉県循環器病センターでは、最適な治療を患者さんに提供するために、病気の特性を研究し、診断法、治療法の改善に努めています。このような診断や治療の改善の試みを一般に「臨床研究」といいます。その一つとして、千葉県循環器病センター脳神経外科では、現在頭蓋内出血の患者さんを対象として、頭蓋内出血の位置・種類・大きさの判断と、発症後早期の増大するリスクを判断す るシステムを作成する「臨床研究」を行っています。 今回の研究の実施にあたっては、千葉県循環器病センター倫理審査委員会の審査を経て、研究機関の長より許可を受けています。この研究が許可されている期間は、平成 33年3月31日までです。【研究の目的や意義について、研究の対象者について、研究の方法について、個人情報の取扱いについて、資料や情報の保管等について、研究に関する情報や個人情報の開示について、研究の実施体制について、相談窓口について】を掲載しています。
平成24年1月1日から平成28年12月31日に、当院で未破裂大型近位部内頚動脈瘤の手術を受けた方へ(PDF:113.7KB)千葉県循環器病センターでは、下記課題名の研究に協力いたします。
研究の題名:未破裂大型近位部内頚動脈瘤の治療法に関する全国実態調査
研究期間:医学部附属病院長の許可日から平成30年9月30日
研究責任者:山梨大学医学部脳神経外科講座 教授 木内 博之
「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」(平成29年5月30日施行)に基づき、匿名化された情報(診療録等)の研究利用について公開いたします。【研究の目的と意義について、研究の方法について、個人情報の取扱いについて、お問い合わせ等について】を掲載しています。
業績
脳神経外科における主要な学会発表、論文発表を以下に掲載します。 ただし、脳神経外科が筆頭発表者または筆者に限定したものです。ガンマナイフ、てんかんの学会発表、論文発表は各診療部に掲載しています。
2022(令和4)年
学会発表
- 和泉 允基, 樋口 佳則, 中野 茂樹, 堀口 健太郎, 折口 槇一, 岡原 陽二, 青柳 京子, 山上 岩男, 岩立 康男:
顔面痛を伴う三叉神経鞘腫の臨床的特徴
第24回 日本脳神経減圧術学会,
令和4年1月27日, 大阪(WEB併用) 一般口演 - 岡原陽二、樋口佳則、和泉允基、青柳京子:
動作に伴って発作性ジストニア様症状を呈した1例
第61回日本定位・機能神経外科学会、
令和4年1月28日から29日、大阪(Web併用)、一般講演
2021(令和3)年
学会発表
- 岡原陽二、樋口佳則、和泉允基、青柳京子:
動作に伴って頸部・左上肢・体幹の発作性ジストニア様症状を呈した1例.
第75回関東機能外科懇話会 令和3年9月11日 Web開催:一般講演
論文発表
- Yakufujiang, M., Higuchi, Y., Aoyagi, K., Yamamoto, T., Sakurai, T., Abe, M., Okahara, Y., Izumi, M., Nagano, O., Yamanaka, Y., Hirano, S., Shiina, A., Murata, A., Iwadate, Y. : Predicting neurocognitive change after bilateral deep brain stimulation of subthalamic nucleus for Parkinson's disease. World Neurosurgery, 147, e428-e436, 2021: 原著
- Higuchi, Y., Aoyagi, K., Okahara, Y., Izumi, M.: Deep Brain Stimulation of Globus Pallidus. No Shinkei geka. Neurological Surgery, 49(4), 799-809、2021:原著
2020(令和2)年
-
和泉 允基:第15回Chiba neuroresearch meeting:
メーカーセッション「EEG-fMRIを使ったてんかん診療」:
令和2年2月15日:ホテルポートプラザちば
