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診療科・部門紹介

てんかんセンター

令和6年度千葉県てんかん支援拠点病院 講習会・研修会のご案内

令和6年3月26日付けで「千葉県てんかん支援拠点病院」に指定されました。

千葉県循環器病センターてんかんセンターの紹介

当院では、2018年4月1日に院内多職種で構成する「てんかんセンター」を設置し、てんかん患者さんにたいする包括的医療を開始しました。てんかん医療全般にわたる診断・治療・支援を視野に、患者さんの病状及び生活の質の改善を目的とする活動を行なっています。

てんかんは、以下のように定義される疾患です。

さまざまな病因によって起こる慢性の脳疾患であり、大脳皮質神経細胞の過剰な放電に由来する反復性の発作(てんかん発作)を主徴とし、それに多種多様な臨床症状ならびに検査所見をともなうもの

世界には5000万人のてんかん患者がいるとされ、日本のてんかん患者数も100万人(人口の約0.8%)と言われています。てんかんの治療は薬物療法が基本ですが、20%の症例では薬物治療を行っても発作コントロールが困難で、薬剤抵抗性あるいは難治性てんかんと言われ、外科的治療が有用である場合もあります。また、てんかんは、発作を繰り返すことにより身体的・心理的・社会的な負担が大きく、医師による薬物治療や外科手術に加えて、多職種による支援が必要です。

千葉県循環器病センターでは長時間ビデオ脳波同時記録に基づくてんかん診療や、てんかん外科手術、多施設・多種職による定期的な症例検討会などを行ない、包括的なてんかん専門医療の提供を目指しています。2020年4月1日には、日本で18番目のてんかん診療拠点機関(現在のてんかん支援拠点病院)に指定され、千葉県におけるてんかん医療の中心的役割を担うこととなりました。

てんかんに関する冊子を作成しました。どうぞご活用ください。
てんかんと診断された方へ(PDF:374.8KB)
てんかんと診断された方へと題しててんかんという疾患の説明とてんかん患者さん・ご家族と
まわりの人に知って頂きたいこと等について、記載しております。
てんかんの外科治療について(PDF:445KB)
てんかんの外科治療についてと題して、外科治療可能なてんかん・外科治療に必要な検査・
手術後の発作抑制について、記載しております。

令和元年房総半島台風・東日本台風及び10月25日の大雨により甚大な被害が発生しました。日頃から災害への備えは大変重要です。てんかんをお持ちの患者さんは「避難中に発作が起きた時にどうしよう」など多くの不安を抱えていることと思います。今回、てんかんをお持ちの患者さんに向けた「災害への備え」を作成しましたので是非ご活用下さい。
災害への備え(PDF:252KB)
災害の備えと題して、日頃からの備え・災害避難時の注意・避難生活等について、記載しております。

1. 受診を希望される方へ

てんかん外来の受診は完全予約制になっています。
受診を希望される場合には、医療機関からの診療情報提供書が必要です。
予約のご案内は、地域医療連携室へお問い合わせください。

外来診療日

月曜日・水曜日・金曜日8時30分から11時00分、13時30分から15時00分完全予約制

2.てんかんの病因

てんかんは全年齢で発症する疾患であり原因は様々です。主なものを記載すると、

以下のようになります。

  1. 大脳の外傷(出生時を含む生後)
  2. 先天性の大脳構造異常
  3. 脳血管障害(脳梗塞や脳出血)
  4. 中枢神経系感染症
  5. 脳腫瘍
  6. 遺伝性疾患

3.てんかん発作とその分類

てんかん発作とその分類(PDF:4,044.3KB)(日本てんかん協会)
※ファイルサイズが大きいため、閲覧の際はご注意ください。

4.てんかんの診断

1)てんかんの診断にはまず、発作に関する詳細な病歴聴取が必要です。当初てんかんと診断され当院に紹介されたものの、病歴からてんかんの診断に疑問が生じ、精査の結果てんかん以外の診断となる患者さんも少なくありません。てんかんと鑑別する疾患は、自律神経疾患、心臓循環器疾患、精神疾患、代謝性疾患、薬物・アルコール中毒など多岐にわたります。

2)てんかんの主な検査

脳波:通常外来で行います。頭皮上に16から21個の電極を装着し、大脳から発生する微弱な電位を記録します。外来脳波では通常、発作を起こしていない時(発作間欠期)の脳波しか記録できません。一方てんかんの確定診断に必要な発作時脳波は、入院をして長時間ビデオ脳波検査を行うことにより記録できます。発作症状をビデオで撮影し、発作に同期する脳波を記録します。発作時脳波記録はてんかんの診断確定や外科治療には非常に重要な検査であり、欠かすことはできません。

 
 

MRI:脳の構造を調べる検査です。大脳の微細な形成異常や、脳血管障害、腫瘍、外傷などてんかんの原因検索に有用です。血液検査:抗てんかん薬による臓器や血液への影響(副作用)の検索、抗てんかん薬の血中濃度測定による薬剤投与量の調節等を目的として行います。

 

MRI

5.てんかんの治療

1)薬物療法

てんかん治療の基本は抗てんかん薬による薬物療法です。患者さんの発作型に応じて適切な薬剤を選択します。通常単剤治療を原則としますが、発作が抑制できない場合は2剤以上の抗てんかん薬による多剤投与をする場合もあります。

2)外科治療

適切な抗てんかん薬を2剤以上1年間使用しても、生活に支障のある発作が残存する場合、薬剤抵抗性てんかんと診断してんかん外科的手術を考慮します。患者さんそれぞれの発作型に合わせて適切な手術を計画します。生活に支障を来たすような神経脱落症状を出現させることなく、発作の消失~減少や発作重症度の軽減が得られる場合のみ、てんかん外科手術の適応となります。したがって、薬剤抵抗性てんかんのすべてに外科治療が行われるわけではありません。てんかんの外科的手術の対象となるてんかんは、発作型、焦点の部位、病変の有無から以下のように分類されます。

家庭内での発作が起きているときの例    外科手術の先生のイメージ画像

 
 
  1. 内側側頭葉てんかん
  2. 器質病変が検出された部分てんかん
  3. 器質病変を認めない部分てんかん
  4. 一側半球の広範な病変による部分てんかん
  5. 失立発作をともなう難治てんかん

手術法は、大きく分けて以下の3つになりますが、個々の患者さんごとに組み合わせます。

  1. 焦点切除術…発作起始に一致して脳波の異常放電が発生する脳の部位を焦点と呼び、焦点を切り取る手術を焦点切除術といいます。根治的手術です。
  2. 遮断手術…遮断手術は脳の発火が伝わる経路を断ち切る術式で緩和的手術です。
  3. 迷走神経刺激療法…植え込み型電気刺激装置によって左頸部迷走神経を刺激し、発作の減少、軽減する緩和的手術です。

6.てんかん支援相談窓口

当院では、2020年てんかん診療拠点機関(現在のてんかん支援拠点病院)に指定され、てんかん診療支援コーディネーターによるてんかん相談を開始いたしました。

てんかんの病気や症状に関すること、てんかん患者様が利用できる福祉制度など、就学や就労、運転免許などについてのご相談も受け付けています。内容によっては、医師や医療ソーシャルワーカー、関係機関と相談のうえ、回答いたします。

ご相談をご希望の方は、下記の受付時間内にてんかん診療支援コーディネーター宛てにご連絡ください。また対面相談をご希望の方は事前にご連絡のうえ、ご予約ください。

電話相談受付 月から金曜日(祝日はのぞく)
時間: 9時00分から12時00分
           13時00分から16時00分
連絡先:0436-88-3111
担当:てんかん診療支援コーディネーター

 

7.てんかん外来-医師紹介-

職・氏名 専門 専門医資格 所属学会
センター長
青柳 京子
てんかん診療
ガンマナイフ治療(専任)
深部脳刺激治療(パーキンソン病など)
脳神経外科専門医・指導医
機能的定位脳手術技術認定医
日本脳神経外科学会学術評議員
日本てんかん学会
日本てんかん外科学会
日本定位・機能神経外科学会
日本定位的放射線治療学会
日本ガンマナイフ学会
日本放射線腫瘍学会
医長
岡原 陽二
難治性てんかんの外科治療
深部脳刺激治療(パーキンソン病など)
脳神経外科専門医
機能的定位脳手術技術認定医
てんかん学会専門医
日本脳神経外科学会学術評議員
日本てんかん学会
日本てんかん外科学会
日本定位・機能神経外科学会
(非常勤)
峯 清一郎
難治性てんかんの外科治療
眼窩内腫瘍の外科治療
頭蓋内腫瘍の外科治療
脳神経外科専門医・指導医
てんかん学会専門医・指導医
日本脳神経科外科学会
日本てんかん学会
日本てんかん外科学会
日本頭蓋底外科学会
(非常勤)
岩佐 博人

精神科臨床全般

メンタルヘルスケア全般

てんかん臨床全般

日本てんかん学会 てんかん専門医・指定医

日本精神神経学会 専門医・指導医

精神保健指定医

日本てんかん学会

日本精神神経学会

診療実績

区分 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年度
長時間ビデオ脳波同時記録件数 47件 39件 41件 68件 62件
てんかん手術件数 10件 9件 9件 12件 11件
新規外来患者数 136名 139名 162名 175名 162件
延べ外来患者数 1,094名 1,569名 2,009名 2,389名 2463件
新規入院患者数 51名 72名 69名 100名 83件
延べ入院患者数 954名 571名 475名 544名 580件


8.学会発表等

2023年1月から12月

学会発表

  1. (1) 青柳 京子, 和泉 允基、岡原 陽二, 樋口 佳則, 岩佐 博人, 峯 清一郎, 岩立 康男: COVID-19感染拡大が千
  2.        葉県てんかん診療に与えた影響. 第46回日本てんかん外科学会, 2023.1.26から1.27, 山口, ハイブリッド開催, 一
  3.        口演
  4. (2) 青柳 京子, 岩佐 博人, 金村 英秋, 原 広一郎, 峯 清一郎:施設提携による包括的なてんかん専門医療のあり          方. 第56回日本てんかん学会学術集会, 2023.10.19から10.21, 東京, 委員会企画

  5. (3) 青柳 京子, 和泉 允基、岡原 陽二, 樋口 佳則, 岩佐 博人, 峯 清一郎:てんかん支援拠点病院指定および
           COVID-19感染拡大が千葉県てんかん診療に与えた影響. 第56回日本てんかん学会学術集会,
           2023.10.19から10.21, 東京, 一般口演

  6. (4) 岡原陽二、和泉允基、峯清一郎、青柳京子:薬剤抵抗性てんかん患者における顕著性ネットワークの結合性低下
           第46回日本脳神経CI学会 現地開催 ホテルニューオータニ幕張 [シンポジウム]

    (5) 岡原陽二、和泉允基、岩佐博人、峯清一郎、青柳京子:てんかん診断における脳波・MRI同時測定手法の有用性第         46回日本脳神経CI学会 現地開催 ホテルニューオータニ幕張 [一般口演]

  7. (6) 岡原陽二、和泉允基、岩佐博人、峯清一郎、青柳京子:脳波・MRI同時測定手法を用いたてんかん診断はどの程度         有用か
           第46回日本てんかん外科学会 Web開催 [一般口演]

    (7) 岡原陽二、和泉允基、青柳京子:脳炎後てんかんとして発症した薬剤抵抗性湯浴みてんかんの一例
           第17回日本てんかん学会関東甲信越地方会 現地開催 サンライズ九十九里 [一般口演]

    (8) 和泉 允基、岡原 陽二、杉本 友啓、樋口 佳則、青柳 京子
          「軽微な高次脳機能障害を呈した右前頭葉非けいれん性てんかん重積の一例」
           第17回日本てんかん学会関東甲信越地方会 2023年6月17日
           国民宿舎 サンライズ九十九里、一般演題

    (9) 岡原陽二、和泉允基、岩佐博人、青柳京子:Decreased functional connectivity of the salience network in           patients with drug resistant epilepsy
           第56回日本てんかん学会 現地開催 京王プラザホテル [一般口演]

    (10) 岡原陽二、和泉允基、峯清一郎、青柳京子:受動的言語課題を用いた機能的MRIによる言語機能評価
           82回脳神経外科学会総会 現地開催 パシフィコ横浜 [一般口演]

    (11) 岡原陽二、本間甲一、和泉允基、樋口佳則、青柳京子:A case of sporadic hemiplegic migraine                         successfully ameliorated with Galcanezumab
             第51回日本頭痛学会 現地開催 パシフィコ横浜 [一般口演]

  8. 論文発表

  9. (1) M Izumi, K Kobayashi, S Kajikawa, K Kanazawa, Y Takayama, K Iijima, M Iwasaki, Y Okahara, S
           Mine, Y Iwadate, A Ikeda. "Focal ictal direct current shifts by a time constant of 2 seconds were
           clinically useful for resective epilepsy surgery." Epilepsia 64.12 (2023): 3294-3306.

  10. (2) Yoji Okahara*, Kyoko Aoyagi, Hiroto Iwasa and Yoshinori Higuchi
           Language Lateralization by Passive Auditory fMRI in Presurgical Assessment for Temporal Lobe
           Epilepsy: A Single-Center Retrospective Study. J. Clin. Med. 2024, 13, 1706. 


  11. 2022年1月から12月
  12. 学会発表
  13. (1) Masaki Izumi, Katsuya Kobayashi, Shunsuke Kajikawa, Yoji Okahara, Kyoko Aoyagi, Akio Ikeda, 
           Seiichiro Mine: Ictal direct current shifts in intracranial electroencephalography recorded with
           original time constant 2 s
           第45回 日本てんかん外科学会, 2022年1月27-28日, 大阪(WEB併用)、シンポジウム
  14.  
  15. (2) 岡原陽二、和泉允基、岩佐博人、峯清一郎、青柳京子:診療科間連携―てんかんカンファレンスを通してー
           第16回日本てんかん学会関東甲信越地方会、2022年6月25日、千葉、シンポジウム

その他の業績

  1. (1) 令和3年度千葉県てんかん支援拠点病院Web研修会
  2.        オンライン市民公開講座「高齢者のてんかん」
           2022年3月5日
           千葉県循環器病センター (オンライン配信)
  3. (2) 令和4年度千葉県てんかん支援拠点病院Web研修会
           教育・福祉機関向け研修会「てんかんリハビリテーションを巡って」
           2022年6月11日
           千葉県循環器病センター (オンライン配信)
  4. (3) 令和4年度千葉県てんかん支援拠点病院研修会
           市民公開講座「ライフステージとてんかん」
           2022年10月19日
           千葉県循環器病センター (現地開催・WEB配信)
  5. (4) 令和4年度千葉県てんかん支援拠点病院Web研修会
  6.        医療機関向け研修会「なんとかなる?なんとかしよう!てんかんプライマリケア<ステップ1>」
           2022年12月17日 
           千葉県循環器病センター (オンライン配信)
  7.  
  8.  
  9. 2021年1月から12月

    学会発表

  10. (1) 和泉 允基, 岡原 陽二, 梶川 駿介, 青柳 京子, 松橋 眞生, 池田 昭夫, 峯 清一郎: Ictal direct current 
           shift evaluating on stereoelectroencephalography for one patient with temporal lobe epilepsy: a case
           report.第44回 日本てんかん外科学会, 2021年1月21から22日, 朱鷺メッセ (WEB開催):一般口演

  11. (2) MRIを用いた受動的聴覚刺激による言語優位半球判定手法に関する解析. 第44回 日本てんかん外科学会, 2021年
           1月21から22日, 朱鷺メッセ (WEB開催):一般口演
           Okahara, Y, Izumi, M, Aoyagi K, Nagano O, Mine S:Use of passive auditory response in task-based
           fMRI to evaluate language dominance. 13th Asian & Oceanian Epilepsy Congress (AOEC), 2021.6.10
           から13, Web開催:デジタルポスター

  12. (3) Masaki Izumi, Katsuya Kobayashi, Shunsuke Kajikawa, Yoji Okahara, Kyoko Aoyagi, Seiichiro Mine,
           Akio Ikeda: Ictal direct current shifts in intracranial electroencephalography recorded using the
           amplifier with original time constant 2 s. 13th Asian & Oceanian Epilepsy Congress (AOEC),
           2021.6.10から13, Web開催:デジタルポスター

  13. (4) 和泉 允基, 小林 勝哉, 梶川 駿介, 岡原 陽二, 青柳 京子, 峯 清一郎, 池田 昭夫: 時定数2秒の設定で記録
           された頭蓋内脳波記録における発作時DC shift, 第51回日本臨床神経生理学会学術大会, 2021.12.16から18, 仙台 
      国際センター:一般口演

  14. 論文発表

  15. (1) 原 広一郎,中西 亜紀,和泉 允基,岡原 陽二,青柳 京子,岩佐 博人::性患者の社会復帰家事育児などの支援に
           ついて.てんかん研究,38(3),207-210, 2021:原著

  16.  

  17. 2020年1月から12月

    学会発表

    1. (1) パーキンソン病におけるSTN-DBSのfrailty改善効果:和泉 允基、樋口 佳則:第58回日本定位・機能神経外科
             学会:2019年1月10日・11日:アクトシティ浜松コングレスセンター:一般口演

  18. (2) Case report; SEEG experiment for a patient with drug resistant epilepsy with medial frontal onset:
           Yoji Okahara, Masaki Izumi, Kyoko Aoyagi, Seiichiro Mine: ILAE comprehensive epilepsy surgery 
           course series; EPODES 2020: 2020年1月20日-1月24日: Brno University, Czech Republic: 一般口演演題

  19. (3) 受動的聴覚課題を用いた機能的MRIによる言語優位半球同定手法の検討:演者  岡原 陽二、
           和泉 允基、青柳 京子、永野 修、峯 清一郎:第50回臨床神経生理学会:2020年11月26日-11月28日
          :京都・Web:一般口演演題 

  20. 論文発表

  21. (1) 意識障害慢性期の無反応覚醒症候群患者に向けたBMI応用:岡原 陽二、高野 弘二、小瀧 勝、
           神作 憲司:Jpn J Rehabil Med:Vol57, page23-28, 2020:総説 

その他の業績

  1. (1) 和泉 允基:第15回Chiba neuroresearch meeting:メーカーセッション 「EEG-fMRIを使ったてんかん診
           療」:2020年2月15日:ホテルポートプラザちば

  2. (2) 千葉県てんかん診療拠点機関研修会開催:「てんかんの基礎知識と最新の治療」:ウェビナー開催
     

2019年1月から12月

学会発表

  1. Multicenter retrospective study for brain metastases from breast cancer: Impact of molecular subtype on clinical outcomes (JLGK1702):Kyoko Aoyagi, Yoshinori Higuchi, Takashi Shuto, Shigeo Matsunaga, Toru Serizawa, Shoji Yomo, Hidefumi Jokura, Jun Kawagishi, Masaaki Yamamoto, Osamu Nagano, Takeshi Kondoh, Hiroyuki Kenai, Yasuhiro Kikuchi, Sonomi Sato, Kiyoshi Nakazaki, Kotaro Nakaya, Hideya Kawai, Toshinori Hasegawa, Hirotaka Hasegawa, Mariko Kawashima, Yoshiyasu Iwai, Yasushi Nagatomo:The 6th Meeting of the Asian Leksell Gamma Knife Society:2019年1月18日から20日:Symposium:Sendai
  2. Secondary trigeminal neuralgia due to the shrinkage of vestibular schwannoma following stereotactic radiosurgery.:Masaki Izumi, Yoshinori Higuchi, Maidinamu Yakufujiang, Shiro Ikegami, Kyoko Aoyagi, Osamu Nagano, Toru Serizawa, Iwao Yamakami, Yasuo Iwadate:The 6th Meeting of the Asian Leksell Gamma Knife Society:2019年1月18日から20日:Symposium:Sendai:General session
  3. 定位放射線治療後の前庭神経鞘腫縮小に伴う三叉神経痛:和泉 允基、樋口 佳則、Maidinamu Yakufujiang、池上 史郎、青柳 京子、永野 修、芹澤 徹、山上 岩男、岩立 康男:第18回 日本ガンマナイフ学会学術総会:2019年1月18日から20日:一般口演:仙台
  4. 定位放射線治療後の前庭神経鞘腫縮小に伴う二次性三叉神経痛:和泉 允基、樋口 佳則、Maidinamu Yakufujiang、池上 史郎、青柳 京子、永野 修、芹澤 徹、山上 岩男、岩立 康男:第21回日本脳神経減圧術学会:2019年1月24日:一般口演:東京
  5. T2star weighted MR angiographyによる微小電極挿入trajectory周囲の静脈描出能の評価:青柳 京子,永野 修,樋口 佳則, 岡原 陽二, 和泉 允基, Maidinamu Yakufujiang,山本 達也,岩立 康男:第58回日本定位・機能神経外科学会:2019年1月25日から26日:一般口演:東京
  6. 多施設共同後ろ向き研究による乳癌脳転移に対するガンマナイフ後のサブタイプ別治療成績の実態調査(JLGK1702):青柳 京子,樋口 佳則,周藤 高, 芹澤 徹, 四方 聖二, 城倉 英史, 川岸 潤, 山本 昌昭, 永野 修:第28回日本定位放射線治療学会:2019年6月14日:一般口演:新潟
  7. 乳癌脳転移に対するガンマナイフ後のサブタイプ別治療成績(JLGK1702研究)の中間報告:青柳 京子,樋口 佳則, 周藤 高, 松永 成生, 芹澤 徹, 城倉 英史, 川岸 潤, 四方 聖二, 菊地 泰裕, 佐藤 園美, 中崎 清之, 中谷 幸太郎, 長谷川 俊典, 長谷川 洋敬, 河島 真理子, 岩井 謙育:第27回日本乳癌学会学術総会:2019年7月11日から13日:ポスター:東京
  8. 複数回のガンマナイフ治療を要した髄膜腫症例の検討:青柳 京子, 永野 修, 伊東 大祐:第13回明日のガンマナイフを担う会:2019年8月30日から31日:一般口演:秋田
  9. 乳癌脳転移に対するガンマナイフ後のサブタイプ別治療成績の多施設後ろ向き調査(JLGK1702)の最終報告:青柳 京子,樋口 佳則, 周藤 高, 松永 成生, 芹澤 徹, 四方 聖二, 城倉 英史, 川岸 潤, 山本 昌昭, 永野 修, 近藤 威, 祁内 博行, 佐藤 園美, 中崎 清之, 中谷 幸太郎:第78回 日本脳神経外科学会学術総会:2019年10月9日から12日:一般口演:大阪
  10. ブレインマシン・インターフェイスと神経画像を用いた意識状態の段階的評価:無反応覚醒症候群患者へのアプローチ:岡原 陽二、他:第78回 日本脳神経外科学会学術総会:2019年10月9日から12日:一般口演:大阪
  11. パーキンソン病におけるSTN-DBSのfrailty改善効果:和泉 允基、樋口 佳則、Maidinamu Yakufujiang、岡原 陽二、青柳 京子、山本 達也、山中 義崇、岩立 康男:第78回 日本脳神経外科学会学術総会:2019年10月9日から12日:一般口演:大阪
  12. 22.Awareness detection in patients with unresponsive wakefulness syndrome:Yoji Okahara, et al.:Society for Neuroscience 2019:2019年10月19日から23日:poster:Chicago
  13. Epileptic seizure due to cerebral granulomatous inflammation after coil embolization for unruptured aneurysm: a case report:和泉 允基、岡原 陽二、横田 元、小林 英一、樋口 佳則、峯 清一郎、岩立 康男:The 53rd Annual Congress of the Japan Epilepsy Society:2019年10月31日から11月2日:ポスター:神戸
  14. コイル塞栓術後に一過性の片麻痺・失語を呈した異物肉芽腫の1例:和泉 允基、小林 英一、折本 亮介、足立 明彦、横田 元、樋口 佳則、岩立 康男:第35回 日本脳神経血管内治療学会学術総会:2019年11月21日から23日:一般口演:福岡
  15. 乳癌脳転移に対するガンマナイフ後のサブタイプ別治療成績の多施設共同調査の最終報告:青柳 京子,樋口 佳則, 周藤 高, 松永 成生, 芹澤 徹, 四方 聖二, 城倉 英史, 川岸 潤, 山本 昌昭, 永野 修, 近藤 威, 祁内 博行, 佐藤 園美, 中崎 清之, 中谷 幸太郎, JLGK1702研究グループ:第32回 日本放射線腫瘍学会:2019年11月21日から23日:一般口演:名古屋 一般口演

論文発表

  1. Masaki Izumi, Yoshinori Higuchi, Maidinamu Yakufujiang, Takayuki Motoshima, Kentaro Horiguchi, Kyoko Aoyagi, Osamu Nagano, Toru Serizawa, Yasuo Iwadate, Iwao Yamakami:The Tethered Effect of Vestibular Schwannoma Tumor Shrinkage Following Stereotactic Radiosurgery in Secondary Trigeminal Neuralgia.:World Neurosurgery:123,136-141,2019:原著
  2. 青柳 京子, 永野 修, 樋口 佳則, 岡原 陽二, 和泉 允基, Maidinamu Yakufujiang, 山本 達也, 岩立 康男:T2star weighted MR angiographyによる微小電極挿入trajectory周囲の静脈描出能の評価:機能的脳神経外科:58,1-5,2019:原著

その他の業績

  1. 第28回日本定位放射線治療学会 優秀演題:青柳 京子:多施設共同後ろ向き研究による乳癌脳転移に対するガンマナイフ後のサブタイプ別治療成績の実態調査(JLGK1702):2019年6月14日
  2. 第78回 日本脳神経外科学会学術総会 優秀演題賞:岡原 陽二:ブレインマシン・インターフェイスと神経画像を用いた意識状態の段階的評価:無反応覚醒症候群患者へのアプローチ:2019年10月11日
     
2018年1月から12月

学会発表

  1. パーキンソン病に対する視床下核脳深部刺激療法長期経過後の問題点:青柳 京子、樋口 佳則、岡原 陽二、和泉 允基、Maidinamu Yakufujiang、永野 修、山本 達也、椎名 明大、村田 淳、岩立 康男:第57回日本定位・機能神経外科学会:2018年1月19日から20日:一般口演:奈良
  2. 乳癌脳転移に対するわれわれの治療戦略3施設におけるガンマナイフ単独治療の検討:青柳 京子,永野 修,樋口 佳則,芹澤 徹,山本 昌昭:第5回ガンマナイフ治療計画勉強会:2018年2月10日から11日:一般口演:東京
  3. HER2陽性乳癌脳転移に対するわれわれの治療戦略ガンマナイフ単独治療の有用性と限界:青柳 京子,永野 修,芹澤 徹,山本 昌昭:第26回日本乳癌学会学術総会:2018年5月16日から18日:ワークショップ:京都
  4. 多施設共同後ろ向き研究による乳癌脳転移に対するガンマナイフ後のサブタイプ別治療成績の実態調査(JLGK1702)の中間報告:青柳 京子,樋口 佳則,周藤 高,松永 成生,芹澤 徹,永野 修,菊池 泰裕,佐藤 園美,中崎 清之:第27回日本定位放射線治療学会:2018年6月22日:シンポジウム:つくば
  5. Whether preoperative evaluation of neuropsychological tests can predict the change in visuospatial function following DBS in Parkinson's disease:岡原 陽二:第41回日本神経科学大会:2018年7月26日から29日:神戸
  6. EZRで競合リスク解析入門編:青柳 京子:第13回明日のガンマナイフを担う会:2018年9月8日:一般口演:金沢
  7. くも膜下出血で発症した小脳橋角部海綿状血管腫:和泉 允基、樋口 佳則、杉山 友啓、池上 史郎、堀口 健太郎、小林 英一、岩立 康男、山内 利宏:第136回 日本脳神経外科学会 関東支部会:2018年9月8日:東京
  8. 多施設共同後ろ向き研究による乳癌脳転移に対するガンマナイフ後のサブタイプ別治療成績の実態調査(JLGK1702)の中間報告:青柳 京子,樋口 佳則,周藤 高,松永 成生,芹澤 徹,城倉 英史,川岸 潤,四方 聖二,菊地 泰裕,佐藤 園美,中崎 清之,中谷 幸太郎,長谷川 俊典,長谷川 洋敬,河島 真理子,岩井 謙育:日本脳神経外科学会第77回学術総会:2018年10月10日から12日:ポスター:仙台
  9. 定位放射線治療後の聴神経腫瘍縮小に伴う三叉神経痛:和泉 允基,樋口 佳則,永野 修,青柳 京子,岡原 陽二,芹澤 徹,Maidinamu Yakufujiang,本島 卓幸,山上 岩男,岩立 康男: 第77回日本脳神経外科学会学術総会:2018年10月10日から12日:ポスター:宮城
  10. 多施設共同後ろ向き研究による乳癌脳転移に対するガンマナイフ後のサブタイプ別治療成績の実態調査(JLGK1702)の中間報告:青柳 京子,樋口 佳則,周藤 高,松永 成生,芹澤 徹,城倉 英史,川岸 潤,四方 聖二,菊地 泰裕,佐藤 園美,中崎 清之,中谷 幸太郎,長谷川 俊典,長谷川 洋敬,河島 真理子,岩井 謙育:第31回日本放射線腫瘍学会:2018年10月11日から13日:一般口演:京都

論文発表

  1. Yoji Okahara, Kouji Takano, Masahiro Nagao, Kiyohiko Kondo, Yasuo Iwadate, Niels Birbaumer and Kenji Kansaku:Long-term use of a neural prosthesis in progressive paralysis:SCIENTIFICREPORTs:8,16787,2018:原著
  2. Kyoko Aoyagi, Yoshinori Higuchi, Yoji Okahara, Yoshitaka Yamanaka, Tatsuya Yamamoto, Shigeki Hirano, Yasuo Iwadate:Effects of bilateral pallidal deep brain stimulation on chorea after pulmonary thromboendarterectomy with deep hypothermia and circulatory arrest: a case report:ActaNeurochirurgica:160,393-395,2018:原著
  3. 青柳 京子,永野 修,樋口 佳則,村上 幸三,芹澤 徹,岩立 康男:乳癌脳転移症例に対するガンマナイフ施行後のGenetic Phenotype別の予後比較:定位的放射線治療:22,75-82,2018:原著
  4. 青柳 京子,樋口 佳則,岡原 陽二,和泉 允基,Maidinamu Yakufujiang,永野 修,山本 達也,椎名 明大,村田 淳,岩立 康男:パーキンソン病に対する視床下核脳深部刺激療法長期経過後の問題点:機能的脳神経外科:57,46-51,2018:原著

その他の業績

  1. 平成30年度医療・福祉ネットワーク千葉「先端がん医療」研究助成金
    研究代表者:青柳 京子
    期間:平成30年4月1日から平成31年3月31日
    研究課題名:乳癌脳転移に対するガンマナイフ後のサブタイプ別治療成績
  2. 市民公開講座:岡原 陽二:「脳波が可能にするコミュニケーション_動けない、話せない人のための介護機器:ブレインマシン・インターフェイス研究の最前線から」:2018年11月10日

9.研修会等

令和5年度千葉県てんかん支援拠点病院 講習会・研修会のご案内

令和5年度千葉県てんかん支援拠点病院市民公開講座「てんかんを知ろう!その2 てんかん治療を巡る多様な側面」を開催

てんかん患者が、地域の医療と結びつきがもてるような体制を整備することを目的とした市民公開講座「てんかんを知ろう!その2 てんかん治療を巡る多様な側面」を開催しました。
千葉県てんかん支援拠点病院として、てんかん治療や相談支援等に携わる関係機関の皆様とつながりを持ち、てんかん診療に関する専門治療や専門相談についての情報を発信することで、千葉県におけるてんかん連携体制の構築を図ります。

詳細は、別添ポスターをご確認ください。

本市民公開講座は、Zoom(定員200名)及び現地(定員50名)でのハイブリッド開催となります。

令和5年度千葉県てんかん支援拠点病院Web研修会「なんとかなる?なんとかしよう!てんかんプライマリケア ステップ3」を開催

てんかん患者が、地域の医療と結びつきがもてるような体制を整備することを目的とした研修会「なんとかなる?なんとかしよう!てんかんプライマリケア<ステップ3>」を開催いたします。
千葉県てんかん支援拠点病院として、てんかん治療や相談支援等に携わる関係機関の皆様とつながりを持ち、てんかん診療に関する専門治療や専門相談についての情報を発信することで、千葉県におけるてんかん連携体制の構築を図ります。

詳細は、別添ポスターを御確認ください。
令和5年12月16日(土曜日) 14時00分から15時45分

第1回市民公開講座「てんかんを知ろう!その1 女性とてんかん」

てんかん患者が、地域の医療と結びつきがもてるような体制を整備することを目的とした市民公開講座「てんかんを知ろう!その1 女性とてんかん」を開催しました。
千葉県てんかん支援拠点病院として、てんかん治療や相談支援等に携わる関係機関の皆様とつながりを持ち、てんかん診療に関する専門治療や専門相談についての情報を発信することで、千葉県におけるてんかん連携体制の構築を図ります。

詳細は、別添ポスターを御確認ください。
なお、質問への回答及び市民公開講座の資料は後日掲載予定です。

令和5年度千葉県てんかん支援拠点病院Web研修会「なんとかなる?なんとかしよう!てんかんプライマリケア ステップ2」の開催

てんかん患者が地域の医療と結びつきがもてるような体制を整備することを目的とした研修会「なんとかなる?なんとかしよう!てんかんプライマリケア<ステップ2>」を開催いたします。
千葉県てんかん支援拠点病院として、てんかん治療や相談支援等に携わる関係機関の皆様とつながりを持ち、てんかん診療に関する専門治療や専門相談についての情報を発信することで、千葉県におけるてんかん連携体制の構築を図ります。

詳細は、別添ポスターを御確認ください。