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千葉県議会 > 議会広報 > ちば県議会だより > ちば県議会だより 最新版 > ちば県議会だより(No.186)3面
更新日:令和6(2024)年11月5日
ページ番号:709615
問 災害対応力の強化を図るため、市町村の被災者支援システム導入に対して、県はどのような支援を考えているのか。
答 市町村の事務負担軽減を図るため、県が一括して事業者との契約を行う他、今後、市町村からの意見や要望を踏まえ、早期にシステム導入が進むよう支援していく。
問 路線バス運転手確保対策事業について、どのような考え方のもと、実施することとしたのか。
答 県では、4月にバス事業者を対象に緊急の調査を行い、各社においては、賃上げや休暇日数の増加等の待遇改善や、採用活動の強化の取り組みなどを行っていることが分かった。
一方で、事業者からは、「トイレや休憩所の整備など、労働環境の改善まではなかなか手が回らない」といった意見や、「県外からもできる限り多くの人材に来てもらいたい」といった要望があったことから、新たに補助制度を創設し、事業者の取り組みを後押しすることとした。
また、現在は、バス会社ごとに採用活動を行っているが、バス運転手の仕事に興味のある方に、各社の魅力や雰囲気などを伝えることができるよう、県として、新たに合同企業説明会を開催することとした。
問 3、4、5歳児の保育士等の配置を手厚くする基準の見直しにより、今後、県としてどのように人材の確保に取り組んでいくのか。
答 県では、保育士の人材確保のため、保育士の資格取得を目指す学生への修学資金の貸し付けや、「ちば保育士・保育所支援センター」における潜在保育士等と事業所のマッチングなどを行っている。
引き続き、新たな基準で必要となる保育士が配置できるよう、関係機関や市町村等と連携しながら、保育士の確保に取り組んでいく。
問 PFOS等に係る地下水汚染防止対策事業について、補助金の対象となる事業はどのようなものか。また、PFOS等の地下水汚染に対し、県としてどのように取り組んでいくのか。
答 補助対象は、市町村が行う地下水汚染の原因や拡散経路等を解明するための調査および汚染物質の除去対策に係る事業である。
県としては、本事業の周知を図り活用を促すとともに、調査手法等に関する技術的な助言や、正しい情報発信に努め、市町村と連携して、県民の健康被害の防止と不安解消に向けて取り組んでいく。
問 スタートアップ支援事業の狙いは何か。
また、多くのスタートアップが参加できるよう、どのように周知を図るのか。
答 スタートアップは、新たなビジネスモデルなどにより、成長が期待できる一方で、多くの不安を抱えていることから、先輩起業家等からの助言や、同じ志を持つスタートアップ同士が相談・交流できる場が重要である。
県では、県内各地域において、スタートアップの経営者を対象としたメンタリングやセミナー、交流会を行い、コミュニティーの形成を進めることにより、スタートアップの担い手の育成や、人脈・ネットワークづくりにつなげていく。
また、開催に当たっては、SNSや、ホームページ等での広報を行うとともに、金融機関等からの協力も得ながら、より多くのスタートアップに呼びかけていく。
問 酪農家の省力化に どのように取り組んでいるのか。
答 県では、発情発見システムや哺乳ロボットなどのICT機器等の導入による生産性向上と労働時間の短縮を進めている。
引き続き、生産者団体と連携し、酪農経営の一層の省力化を推進していく。
問 圏央道の大栄・横芝間の工事は、順調に進んでいるのか。
答 国や高速道路会社に確認したところ、令和8年度までの開通に向け、全面的に工事が展開され、順調に進んでいると聞いている。
昨年度、開通遅れの要因とされた(仮称)芝山トンネルは、本年2月に貫通し、トンネル内部を補強するコンクリート工事を進めている。
(仮称)高谷川高架橋については、下部工の工事と平行して、上部工の製作が進められている。
また、圏央道と銚子連絡道路を接続する、松尾横芝インターチェンジについては、8月にランプ橋が完成した。
引き続き、進捗状況の把握に努めていく。
問 教員採用第一次選考の改善に関して、次年度以降の問題作成の外部委託契約をするに当たり、どのような点を重要視しているのか。
また、出題ミスをなくすため、今後、県教育委員会としてどのような対応が必要と考えているのか。
答 県教育委員会の意向が十分反映されるよう、仕様書に作問の条件等を細かく記載する必要があると考えている。
また、出題ミスをなくすためには、チェック体制の強化が必要であると考えており、問題を点検する人数や方法などについて、採用選考等改善検討委員会の意見を伺いながら、実効性のある改善策を検討していく。
常任委員会では、それぞれの所管する事項の審査の参考とするため、現場に出向いて調査活動を行っています。詳しくは、ホームページをご覧ください。
千葉県議会 県内調査で検索
調査日 令和6年10月3日(木曜日)
調査先 夷隅合同庁舎(夷隅郡大多喜町)
地域の防災活動拠点として必要な会議スペースの確保、非常用発電設備の設置、防災備蓄倉庫を敷地内に併設するなど、防災機能の強化を図った新しい夷隅合同庁舎を視察しました。
調査日 令和6年10月4日(金曜日)
調査先 千葉県立中央博物館(千葉市中央区)
博物館法の改正などにより博物館に求められる役割が多様化していることを踏まえ、県立中央博物館が抱える課題と今後の機能強化に向けた取り組みについて調査しました。
調査日 令和6年10月4日(金曜日)
調査先 ちば野菊の里浄水場(松戸市)
ちば野菊の里浄水場の第2期施設を視察し、安全な水を供給するための高度浄水処理工程や災害時などの危機管理対策の状況について調査しました。
調査日 令和6年10月2日(水曜日)
調査先 千葉県総合教育センター(千葉市美浜区)
千葉県総合教育センターにおいて、令和6年6月から開始したオンライン授業配信「エデュオプちば」の説明を受け、その後授業配信ブースを視察しました。
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