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河川水質の向上を図るため、真間川流域内の3箇所に河川浄化施設の整備を行い、運転管理を行っています。
春木川は、国分川からの自然分派により、流れが確保されていましたが、河川改修によって国分川と流れが分断されたため、現在はポンプ取水によって流量の確保が図られています。
春木川は流域面積が約2.47km2と小規模な河川ですが、中・下流域の市街化が著しく、従来から汚濁の目立つ河川です。
このため、市川市によって流域内の水路には3基の浄化施設が設置されました。
また、県では国分川調節池用地内に浄化試験施設を設置していましたが、河川改修に伴い撤去することとなり、使用ろ材を春木川浄化施設のろ材に使用することとなりました。
(春木川浄化施設浄化槽)
(春木川浄化施設流出口)
位置:春木川上流端
取水方法:国分川からポンプで取水後、河道全体を浄化槽として利用する
浄化方法:接触酸化方式(ろ材は、試験施設で使用していたプラスチック形成体を使用)
河川流量:3,000立方メートル/日
処理水量:約3,000立方メートル/日
目標BOD:20mg/リットル
流域面積は1.55km2と小規模な河川ですが、中・下流域は市街化が著しく、人口の密集地となっており、真間川流域の中でもとくに汚濁の目立つ河川です。
このため、良好な水辺環境が求められ、上流域には親水護岸が整備されました。さらに今後も多自然型川づくりが検討されています。
(派川大柏川浄化施設の全景)
(派川大柏川浄化施設流出口)
位置:上流部での親水護岸・多自然型川づくりを前提に上流端
取水方式:大柏川へ流入する水路から、全量を取水。ただし、流量変化が
大きいことから一旦貯水槽に貯留した後、浄化処理を行い、
派川大柏川へ放流
浄化方式:砕石集合体を用いた生物接触酸化方式
河川流量:2,000~2,500立方メートル/日
処理水量:2,400立方メートル/日
目標BOD:10mg/リットル
大柏川は、上流域で準用河川(二和川・中沢川・根郷川)が合流し、中流域では市川市内の水路も集めて、下流域では真間川に合流する一級河川です。
流域面積は約25km2あり、大部分は市川市に属し、上流部は鎌ケ谷市、船橋市及び松戸市にも属しています。
(大柏川浄化施設航空写真)
位置:市川市柏井町
取水方式:本川に設置された可動堰の上流側から、平常時の河川流量の
全量を取水し、浄化処理後、可動堰の下流端へ放流
浄化方式:3方式を並列
河川流量:36,000立方メートル/日
処理流量:12,000立方メートル/日
目標BOD:10mg/リットル
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