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ホーム > 環境・まちづくり > まちづくり > 河川 > 河川管理関連トピックス > 市原市村田川における個人所有樹木の無断伐採に係る示談について
更新日:令和6(2024)年3月28日
ページ番号:557931
発表日:令和5年1月10日
県土整備部河川環境課
県が発注した市原市内における村田川の支障木伐採業務において、令和3年度に、個人所有の樹木を無断で伐採する事案が発生し、所有者の方々と樹木の損害賠償について交渉を行ってきましたが、この度、所有者の皆様との示談が成立し、賠償金の支払いが完了しましたので、ご報告します。
このような事態を招き、関係者の皆様には、多大なご迷惑をおかけするとともに、県民の皆様の信頼を損なうこととなったことを深くお詫び申し上げます。
今後、このようなことが起こらないよう、再発防止に努めて参ります。
令和3年度に、市原土木事務所が行った「村田川支障木伐採業務」において、県が河川に隣接する土地の地権者に立会いの依頼や確認をせずに、受託業者へ伐採業務を行わせた結果、4名の方が所有する樹木を無断で伐採していたことが判明しました。
その後、所有者の方々へ謝罪と経緯の説明を行うとともに、樹木を無断伐採したことによる損害賠償について交渉を行い、この度、示談が成立し、賠償金の支払いが完了したものです。
所有者 | 損害の内容 | 賠償額 |
---|---|---|
所有者A | 樹木1本 | 1,176円 |
所有者B | 樹木16本 | 130,076円 |
所有者C | 樹木10本 | 121,198円 |
所有者D | 樹木37本 竹林270平方メートル | 330,980円 |
合計 | 樹木64本 竹林270平方メートル | 583,430円 |
※市場価格を反映した農林水産統計を基に賠償額を算出した。
年月日 | 事項 |
---|---|
令和3年6月7日~26日 |
瀬又地区(市原市瀬又)において、「村田川支障木伐採業務」を実施 (土地の境界や伐採対象となる樹木を確認しなかった) |
令和3年11月22日 | 瀬又地区の住民からの通報により個人所有の樹木が無断伐採されていたことが発覚 |
令和3年12月16日~21日 |
高田地区(市原市高田)において「村田川支障木伐採業務」を実施 (伐採対象となる樹木を地権者と異なる住民に確認してしまった) |
令和4年1月8日 |
瀬又地区の関係者へ説明会を実施(謝罪及び経緯説明) |
令和4年2月8日 | 高田地区の住民からの通報により個人所有の樹木が無断伐採されていたことが発覚 |
令和4年5月10日 | 瀬又及び高田地区の関係者へ説明会を実施(謝罪及び経緯説明) |
令和4年7月21日 | 瀬又及び高田地区の関係者へ説明会を実施(今後の対応について) |
令和4年12月12日 | 所有者全員と示談締結 |
令和4年12月27日 | 所有者全員の賠償金の支払いが完了 |
(1)作業箇所の官民境界の確認を怠り樹木を伐採したこと。また、作業箇所の隣接地権者に伐採対象等の説明・確認を怠ったこと。
(2)土木事務所内の情報共有が滞っていたこと。また、本庁主務課・主管課への報告・相談を怠ったこと。
(1)本事案について全土木事務所で情報を共有すると共に、職場内研修を実施し業務手順を再確認するなど職員の必要な知識の習得を図りました。
(2)各土木事務所の事務処理において、不適切な事案が発生した場合や事務処理に疑義が生じた場合は、速やかに本庁主務課及び主管課に相談するよう徹底を図りました。
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