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報道発表案件

更新日:令和7(2025)年2月19日

ページ番号:740538

世界初公開の標本を含む50種を一堂に!県立中央博物館 分館海の博物館マリンサイエンスギャラリー「超深海」

発表日:令和7年2月19日
県立中央博物館 分館海の博物館

深海のなかでも特に水深6,000メートルより深い海は「超深海」と呼ばれます。このような深い海は海溝の底にしか存在せず、1平方センチメートルに600キログラム以上の圧力がかかるとても過酷な環境で、調査が困難なことから、これまでに生息が確認されている生物はごくわずかです。
本展では、超深海の環境をパネルや動画で紹介する他、世界初公開の標本など約50種に及ぶ貴重な標本を一堂に集めて展示します。

開催期間

令和7(2025)年2月22日 (土曜日) から令和7(2025)年5月11日 (日曜日) 開館時間:午前9時から午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)

開催場所

名称 千葉県立中央博物館 分館海の博物館
住所 千葉県勝浦市吉尾123
電話 0470-76-1133
ホームページ 県立中央博物館 分館海の博物館ホームページ外部サイトへのリンク

内容

日本海溝水深約7,500メートルで採集されたオオオキソコエビ(京都大学蔵)

千島海溝水深約7,300メートルで採集されたクマナマコ

展示構成

深海とは?

深海の定義やその特徴を説明し、深海の中でも特に深い超深海が極めて限られた場所であることを紹介します。

超深海の環境

超深海がどのような環境なのかを解説します。また、超深海の海底から採取された岩石や泥などの生息環境や、超深海の海底で撮影されたカイコウソコエビが餌に集まってくる様子などを実際の映像等で紹介します。

超深海を調べる

超深海は600気圧以上の水圧(1平方センチメートルに600キログラム以上の力)がかかるとても過酷な環境であるため、その調査も非常に困難です。ここでは、実際の調査の様子をパネルや動画で紹介するとともに、実際に使用される機器も展示します。

超深海の生きもの

オオオキソコエビやクマナマコなど、世界初公開の標本を含む約50種の超深海生物標本を写真やパネルとともに展示します。超深海の生物標本がこれほどの規模で展示されることはほとんどなく、とても貴重な機会です。

関連イベント

講座「超深海の生きものたち」

日時 3月8日(土曜日)午後1時30分から午後3時30分
対象 中学生以上
定員 20名(要事前申込)
参加費 無料
内容 水深6,000メートルより深い海に住む生きものたちを詳しく解説するとともに、多くの超深海の調査に携わった当館研究員が、実際の調査の様子を紹介します。

費用

入館料 一般200円、高校生・大学生100円
※中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方とその介護者無料