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報道発表案件

更新日:令和7(2025)年2月18日

ページ番号:740508

世界へつながる千葉発のアート!デュッセルドルフ派遣アーティスト成果展 花澤武夫 ラ・デュッセルドルフ

発表日:令和7年2月18日
県立美術館

県では、姉妹都市であるドイツ・デュッセルドルフ市とアーティスト交換に関する協定を締結し、昨年9月から11月には、千葉市出身のアーティスト 花澤武夫(はなざわたけお)氏を同市に派遣しました。

本展では、花澤氏がドイツで滞在制作した作品と、帰国後に県立美術館で制作した作品を展示する他、花澤氏との交流イベントやワークショップなども開催します。ヨーロッパ有数の芸術・文化都市デュッセルドルフと、生まれ故郷である千葉県で紡ぎ出した「旅」の成果をお楽しみください。

開催期間

令和7(2025)年2月27日 (木曜日) から令和7(2025)年3月16日 (日曜日) 開館時間:午前9時から午後4時30分
休館日:月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)

開催場所

名称 千葉県立美術館
住所 千葉県千葉市中央区中央港1-10-1
電話 043-242-8311
ホームページ 県立美術館ホームページ外部サイトへのリンク

内容

ヨーロッパ有数の芸術・文化都市デュッセルドルフと、生まれ故郷である千葉県という二つの場所で、花澤氏が歴史的時間や地理的空間を自由に往来しながら紡ぎ出した「旅」の成果を、作品を通してお楽しみいただけます。

主な作品

旅の始まり

早朝にデュッセルドルフの空港に初めて降り立ったとき、「ラ・デュッセルドルフ」(ドイツのロックバンド)のアルバムが心に浮かんだことから描かれた作品。
どこまでも続く広い空は、旅の始まりの高揚感を感じさせます。

La Düsseldorf 2024》油彩・キャンバス 2024

デュッセルドルフの名産

マーケットにならぶ多種多様なジャガイモや、市民たちに愛されている地ビールのアルトビールが様々な作品のモチーフとして登場します。


《Mehr Kartoffel gehr nicht》
油彩、アクリル、金箔・キャンバス 2024


《Schlosser Alt》
油彩・キャンバス 2024


《I am a Cat》
油彩・キャンバス 2024

自由自在なイメージの戯れ

お菓子のおまけのラッコに着想を得た作品。本来は海にいるはずのラッコが宇宙空間に漂っています。写実性と幻想性が融合した花澤ワールドをお楽しみください。

《Space Otter》油彩・キャンバス2024

ドイツ画家へのオマージュ

20世紀ドイツの抽象画家フルートルンクがデザインした大手スーパーAldi(アルディ)のバッグから着想を得た作品。藍色のリズミカルな線のデザインは、どこか日本の伝統的なデザインを想起させます。

《Untitled (Aldi Tute)》陶磁器2024

遊び心溢れる旅のカタチ

デュッセルドルフで目にした動物、鳥、野菜などが愛らしい陶磁器で表現されています。会場では、千葉ゆかりのものをモチーフとした作品もあわせて紹介します。

左から《Swan》《Mushroom》《Kohlrabi》 〈Incense Box〉シリーズ 陶磁器 2024-2025

ドイツ滞在の記録

美術館内では、花澤氏自身が街で撮った写真や滞在の様子、デュッセルドルフで開催した成果展の記録写真などをモニターに映しながら紹介。作品が生み出された現地の空気感もお楽しみいただけます。


アトリエの様子
©Takeo Hanazawa


フルートルンクのパブリックアート
©Takeo Hanazawa


マーケットの様子
©Takeo Hanazawa


デュッセルドルフで開催した成果展の様子
Takeo Hanazawa,installation views,Atelier am Eck,Düsseldorf 2024
画像はすべて ©Takeo Hanazawa photos: Hanne Brandt © Landeshauptstadt Düsseldorf 2024

関連イベント

ワークショップ「旅の思い出を絵巻にしてみよう」

花澤氏からデュッセルドルフでのエピソードを聞いたり、参加者自身が旅の思い出を振り返ったりしながら、「心に残る旅の思い出」をテーマに絵巻を制作します。
花澤氏のレクチャーのもと、絵巻の歴史や空間表現について学びながら描きます。

日時 3月1日(土曜日)午後1時30分から午後3時30分
料金 500円 
申し込み 電子メールにて申し込み(定員18名・先着順)申込先:event-art(アットマーク)mz.pref.chiba.lg.jp
※(アットマーク)を@に変更して送信してください。
※特定電子メールの送信の適正化等に関する法律に基づき、上記の電子メールアドレスへの広告宣伝メールの送信を拒否いたします。

花澤氏と県ゆかり若手アーティストのコラボが実現!アーティストトーク

県立美術館では3月7日(金曜日)から16日(日曜日)に県ゆかりの若手アーティストを支援する「アーティスト・フォローアップ事業」の支援対象者の成果展を開催予定です!3月9日(日曜日)には、支援対象の若手アーティストと花澤氏がお互いの成果展をまわりながらトークを展開するアーティストトークも開催します。

日程 令和7年3月9日(日曜日)
料金 無料

デュッセルドルフ派遣アーティスト 花澤武夫(はなざわたけお)氏

昭和52年8月9日生まれ(47歳)。

千葉県花見川区で中学校まで過ごし、2000年に多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻を卒業。国内外で多数の展示、滞在制作の経験を有する。

【主な個展】
「緑の窓の夢」(2016年、Art021、上海、中国)
「ARKO 2011 花澤武夫」(2011年、大原美術館、岡山県)など

【グループ展】
「はじまり、美の饗宴展」(2016年、国立新美術館、東京都)
「VOCA展 2011」(2011年、上野の森美術館、東京都)など

 

 

費用

入場料:無料