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報道発表案件

更新日:令和7(2025)年2月14日

ページ番号:739396

千葉県の酪農のルーツを探る! 県立房総のむら トピックス展「房総の牧」

発表日:令和7年2月14日
県立房総のむら

千葉県では古来より馬の生産が行われており、江戸時代には、幕府御用馬(ごようば)の生産地として幕府直轄の飼養施設「牧」が設置されました。明治時代に至りこれらの牧では、酪農や牧羊が行われるなど、時代に合わせてその姿や役割を変化させていきます。
本展では、「馬形埴輪」や県指定有形文化財である「牧士(もくし)の野羽織(のばおり)」を展示し、古代から現在にかけての牧の移り変わりの様子を紹介します。

開催日時

令和7(2025)年2月22日 (土曜日) から令和7(2025)年4月20日 (日曜日) 開館時間 午前9時から午後4時30分
休館日 月曜日(祝休日の場合は翌平日)、3月25日(火曜日)

開催場所

名称 千葉県立房総のむら 風土記の丘資料館
住所 印旛郡栄町龍角寺1028
電話 0476-95-3333
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内容

馬形埴輪(当館所蔵)

県指定有形文化財 牧士の野羽織(富里市教育委員会所蔵)

展示概要

第1章 古代の牧

日本における馬の飼育の開始時期や、奈良・平安時代に登場した馬の飼養施設である「馬牧(うままき)」について紹介します。また、古代における馬の飼育や、当時の馬がどのような目的で生産されていたかを紹介します。

第2章 近世の牧

千葉県には、「小金牧(こがねまき)」「佐倉牧(さくらまき)」「嶺岡牧(みねおかまき)」の3つの牧がおかれ、江戸幕府直轄で幕府御用馬の生産が行われていました。これらの牧の歴史や、野馬(のま)の管理や野馬土手(のまどて)・堀の建築指揮等を行っていた「牧士(もくし)」などについて紹介します。

第3章 近代の牧

明治時代以降、千葉県の牧が酪農場や牧羊場としての役割を担い、再スタートしていった様子を紹介します。現在の千葉県ではあまり見られない羊の放牧風景の写真も展示します。

第4章 現在の牧

江戸幕府直轄牧であった3つの牧は、現在、野馬土手としてその姿を残しています。この章では現在の暮らしの中に残る牧の姿について紹介します。

使用されていた集乳缶(千葉県酪農のさと所蔵)

装備工場建設前風景写真(JALEC 所蔵)

関連イベント

考古学講座 「考古学から見た近世下総の牧」
日時:令和7年2月23日(日曜日) 午後1時30分から午後3時
講師:萩原 恭一(当館研究員)
定員:先着60名

牛乳豆腐作りの実演
日時:令和7年2月24日(月曜日・休日)、4月20日(日曜日)各日午前10時から正午

ポニーふれあい体験
日程:令和7年3月23日(日曜日)
協力:乗馬クラブクレイン 千葉富里

ゆめこちゃんキッチンカー出店
日程:令和7年3月23日(日曜日)
協力:成田ゆめ牧場

ゆめこちゃんキッチンカー(成田ゆめ牧場)

費用

一般300円、高校・大学生150円
※中学生以下・65歳以上・障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1人は無料