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平成30年度患者のための薬局ビジョン推進事業

県では、「患者のための薬局ビジョン」を推進するため、平成30年度に以下の事業を実施しました。

事業名

介護関係職員に対する医薬品相談薬局及びケアマネージャーに対するサポート薬局の創設事業

事業概要

平成29年度事業として、地域包括支援センターと協力し、介護関係職員から地域の薬局が医薬品の相談を受ける「地域包括支援センターに対する医薬品の相談薬局（24時間対応）創設事業」を実施したところですが、介護関係職員との一層の連携強化を図るために、平成29年度事業を拡充するとともに、新たに居宅介護支援事業所等に対する研修及びケアマネージャーに対して医薬品ばかりでなく医療連携の相談も行うサポート薬局を創設する事業を実施した。

実施期間

平成30年9月1日（土曜日）から平成31年3月31日（日曜日）

事業内容

事業(1)介護関係職員に対する医薬品相談薬局

薬局薬剤師が、地域包括支援センターと連携して、介護関係職員（ホームヘルパー等）から医薬品の相談を受け付ける薬局を整備する。

事業(2)介護関係職員に対する研修

居宅支援事業所・訪問介護事業所に勤務する介護関係職員（ホームヘルパー等）への医薬品の基礎研修を実施し、薬剤師の役割等について周知を図る。

事業(3)ケアマネジャーサポート薬局

ケアマネージャー毎に地域の薬局の中から、サポート薬局を定め、定期的に地域の情報等について検討を行うとともに、医薬品等の相談等を受ける。

実施市町村

千葉市・木更津市・佐倉市・柏市・勝浦市・市原市・鴨川市・富津市・袖ケ浦市・香取市・九十九里町・大多喜町・御宿町（13市町）

実施結果

1参加地域薬剤師会数

9地域薬剤師会（13市町）

2医薬品相談薬局数

66薬局

3相談件数

96件

4相談者

ケアマネジャー	42名
介護福祉士	9名
ホームヘルパー	16名
その他	29名

5相談内容

医薬品の効能効果について	6件
医薬品の副作用について	6件
医薬品の飲み方について	20件
医薬品と食べ物の飲み合わせについて	9件
残薬について	12件
その他	46件

6介護関係者に対する基礎研修実施回数

20回

7薬局における介護相談実施回数

27回