千葉県消費者物価指数(平成16年10月分)

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1. 結果の概要

平成16年10月の千葉県消費者物価指数（13市平均）は,総合指数で97.8（平成12年＝100）となり,前月比(+)0.3％,前年同月比(+)0.2％となった。

生鮮食品を除く総合指数は97.4となり,前月(-)0.3％,前年同月比(-)0.4％となった。

なお,総合指数の前年同月比が上昇に転じたのは,平成11年8月の(+)0.1％以来,5年2か月ぶりのことである。

2. 前月からの動き

今月上がった主な項目………生鮮野菜（＋）20.5％
今月下がった主な項目………電気代（-）4.5％

3. 10大費目の動き

（1）食料は98.8となり,前月比(+)2.0％となった。
内訳をみると,生鮮魚介は,さけ・まぐろなどが値下がりしたものの,かつお・いかなどの値上がりにより(+)1.7％となった。
生鮮野菜は,えのきだけなどが値下がりしたものの,だいこん・きゅうり・レタスなどの値上がりにより(+)20.5％となった。
生鮮果物は,みかん・バナナなどが値下がりしたものの,ぶどう（巨峰）・なしなどの値上がりにより(+)17.5％となった。
（2）住居は97.9となり,前月比(-)0.1％となった。
内訳をみると,家賃は(-)0.1％,設備修繕・維持は前月と同水準であった。
（3）光熱・水道は97.7となり,前月比(-)1.6％となった。
内訳をみると,電気・ガス代は(-)2.6％,他の光熱は(+)4.1％となった。
（4）家具・家事用品は84.9となり,前月と同水準であった。
内訳をみると,室内装備品は(-)2.5％,寝具類は(+)1.9％となった。
（5）被服及び履物は93.8となり,前月比(-)0.2％となった。
内訳をみると,衣料は(+)1.2％,シャツ・セーター・下着類は(-)2.4％となった。
（6）保健医療は103.1となり,前月比(-)0.4％となった。
内訳をみると,医薬品・健康保持用摂取品は(-)0.1％,保健医療用品・器具は(-)2.0％となった。
（7）交通通信は99.4となり,前月と同水準であった。
内訳をみると,交通,自動車等関係費ともに前月と同水準であった。
（8）教育は103.7となり,前月と同水準であった。
内訳をみると,授業料等,教科書・学習参考教材ともに前月と同水準であった。
（9）教養娯楽は94.4となり,前月比(-)0.5％となった。
内訳をみると,教養娯楽用品は(+)0.5％,教養娯楽サービスは(-)1.2％となった。
（10）諸雑費は101.4となり,前月比(+)0.4％となった。
内訳をみると,理美容用品は(+)0.3％,身の回り用品は(+)1.3％となった。

4. 13市平均の10大費目指数（平成12年＝100）

区分	総合	食料	住居	光熱・水道	家具・家事用品	被服及び履物	保健医療	交通・通信	教育	教養娯楽	諸雑費	生鮮食品を除く総合
平成16年10月	97.8	98.8	97.9	97.7	84.9	93.8	103.1	99.4	103.7	94.4	101.4	97.4
平成16年9月	97.5	96.9	98.0	99.3	84.9	94.0	103.5	99.4	103.7	94.9	101.0	97.7
前月比（％）	0.3	2.0	-0.1	-1.6	0.0	-0.2	-0.4	0.0	0.0	-0.5	0.4	-0.3
前年同月比（％）	0.2	1.5	0.3	-1.8	-3.9	-0.3	-1.3	1.5	0.1	-1.4	-0.1	-0.4
前月比寄与度	0.31	0.53	-0.02	-0.10	0.00	-0.01	-0.02	0.00	0.00