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更新日:令和6(2024)年11月29日
ページ番号:353822
PRTR制度(“Pollutant Release and Transfer Register”)は、化学物質による環境保全上の支障を未然に防止する目的で、環境中に排出等される化学物質について、排出量及び移動量を把握、集計、公表する制度です(平成13年度から開始)。
対象としてリストアップされた化学物質を製造したり使用したりしている事業者は、環境中に排出した量と、廃棄物や下水として事業所の外へ移動させた量とを自ら把握し、行政機関に年に1回届け出ます。
図.PRTRデータの流れ(鮮明な図へのリンク(PNG:111KB))
図の説明:化学物質の排出・移動に関する情報を対象事業者が県を経由して国に届出。国が集計し、公表します。
(排出量・移動量には、製品として出荷される量は含まれません。)
公表は、事業者による化学物質の管理の自主的な改善や、県民による化学物質の排出を減らす取組の促進、県民・事業者・行政の化学物質に関する対話の共通基盤とすることを目的としています。
なお、国においても以下のホームページで掲載しています。
化学物質の環境への排出は、産業活動によるものが大半です。
県では、事業者には、化学物質の環境への排出量等を把握するとともに、排出抑制に取り組むなど、自主的に環境影響の軽減に努めるよう指導しています。
また、家庭や自動車等も無視できない排出源となっていることから、県民向けに、「千葉県PRTRデータ県民ガイドブック」を作成し、日常生活において、化学物質の使用量を減らす等の協力を呼びかけています。
リスクコミュニケーション:化学物質のリスクを管理し削減するために、市民、事業者、行政が化学物質に関する情報を共有し、意見交換を通じて意思疎通を図る場のこと。
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