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更新日:令和4(2022)年12月20日
ページ番号:344877
1 時間帯補正等価騒音レベル(Lden)|2 加重等価平均感覚騒音レベル(WECPNL)
個々の航空機騒音の単発騒音暴露レベル(LAE;※1)に夕方(午後7時~午後10時)のLAEには5デシベル、深夜(午後10時~翌7時)のLAEには10デシベルを加え、1日の騒音エネルギーを加算したのち、1日の時間平均をとって評価した指標であり、単位はデシベルである。平成25年4月から航空機騒音に係る環境基準の評価指標として用いられている。
(但し、T0=1[s]、T=86400[s](=24[h])とする。)
単発的に発生する騒音の全エネルギーと等しいエネルギーを持つ継続時間1秒の定常音騒音レベル。
Weighted Equivalent Continuous Perceived Noise Levelの略。航空機騒音測定、評価のために考案されたもので、航空機騒音の特異性、継続時間の効果(航空機騒音の継続時間を20秒と仮定している)、昼夜の別等も加味した騒音のうるささの単位で、平成25年3月まで航空機騒音に係る環境基準の評価指標として用いられていた。省略して「W値」と呼ぶこともある。
WECPNL=dB(A)+10log10N-27
dB(A):ピークレベルのパワー平均値(※2)
N(加重回数):N2+3N3+10(N1+N4)
騒音の大きさ(騒音レベル)は、一般には騒音計の周波数補正回路A特性で測定した値をいう(単位はデシベル(dB))。騒音の大きさは、人間の感覚に合わせて物理量である音のエネルギーを対数で圧縮し、取り扱いやすい数値としていることから、その平均は、それぞれの騒音レベルを一度エネルギー量に戻して算術平均した上で再び対数圧縮して求める。これをパワー平均という。
WECPNLが70~80の地域においては、航空機騒音の継続時間が20秒程度である場合、LdenとWECPNLの差は概ね13となる。
Lden≒WECPNL-13
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