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更新日:令和4(2022)年9月9日
ページ番号:110
発表日:令和元年9月10日
総合企画部水政課
水道は、県民生活に欠かすことのできないライフラインであり、本県においても、人口減少が見込まれている中、将来にわたり水を安定して届けることが重要です。
このため、県では、「次世代の千葉を支える水道の確立」を基本理念に、「持続」・「安全」・「強靭」の観点から県内水道の理想像を掲げ、水道事業基盤強化に係る千葉県基本計画(千葉県版水道ビジョン)を新たに策定しました。
本県においては、2020年をピークに人口減少が見込まれる中、将来も引き続き県民に安定して水を届けるため、将来における県内水道の理想像を掲げ、それを実現するための当面10年間の取組(各事業体における取組と統合・広域連携による運営基盤強化の方向性)を提示した基本計画を策定することとしました。
2019年度から2028年度までの10年間
「次世代の千葉を支える水道の確立」
人口減少が見込まれる中、将来にわたり県民に水を安定的に供給していくためには、個々の水道事業体において基盤強化の取組を推進する必要があるが、各事業体の取組のみでは限界があることから、統合・広域連携を積極的に進めていく必要がある。
本県は、水源に恵まれず、水源の大部分を利根川水系に依存しており、同じ利根川水系の水を使用する水道事業体の経営基盤に大きな地域格差がある。このため、広域自治体である県が水源確保と用水供給事業を担い、基礎自治体である市町村が末端給水事業を担うことを基本に取り組むものとする。
九十九里・南房総地域の用水供給事業体と県営水道の統合を、リーディングケースとして取り組み、その検討状況を勘案し、適切な時期に、他の用水供給事業体との統合に向け、合意形成を図っていく。
・県営水道が給水している地域
各市の水道事業に対する関わり方も異なっていることから、これまでの経緯や県と市の役割分担を踏まえ、地域の水道事業の在り方について、関係市と十分に対話を行いながら検討を行っていく。
・上記以外の地域
現在の用水供給事業体と、その構成市町村の枠組みを基本に、県内8ブロックを設定し、このブロックを基本に各地域において具体的な検討を行う。
水道事業基盤強化に係る千葉県基本計画(千葉県版水道ビジョン)〈本編〉(PDF:3,148KB)
※ファイルサイズが大きいので、PC等にダウンロードしてからご覧ください。
水道事業基盤強化に係る千葉県基本計画(千葉県版水道ビジョン)〈概要版〉(PDF:229KB)
第1章 水道事業基盤強化に係る千葉県基本計画の概要と基本理念(PDF:532KB)
第5章 今後10年間における取組の方向性と具体的な取組(PDF:680KB)
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