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更新日:令和6(2024)年12月25日
ページ番号:101
私たちは普段、水に不自由しない毎日を送っており、蛇口をひねればいつでも欲しいだけ水が得られると思いがちです。
しかしながら、この水が水源地域から蛇口へ無事届くまでには多くの人の様々な努力が払われていることや、水が有限で貴重な資源であることを私たちは十分に理解しなければなりません。そして、ムダをなくして必要なだけ水を使用することに努めて節水型社会を目指す必要があります。
そのためには、私たち一人ひとりが今一度、毎日の暮らしの中で水の使い方を見直し、節水を心がけることが節水型社会への確実な第一歩です。
まずは、日常生活ですぐにでも実行できる「節水」です。一番簡単に実行できる反面、「意識をもって実行し続ける」ということは一番難しいことであり、一番重要なことでもあります。
一日の行動を振り返り、水の使い方をもう一度見直してみましょう。
洗面、歯みがきは洗面器やコップを使いましょう
洗車するときはバケツにためた水で洗いましょう
ホームセンター等で、あると便利な節水用品を入手することができます。節水行動の手助けをするものから使うだけで節水になるものまで、価格も手頃なものからありますので、探してみてはいかがでしょうか。
そのいくつかをご紹介します。
コマ内蔵タイプの蛇口内部に取り付けることで流れる水量を減らし、同じだけ蛇口をひねっても、出る水の量が自然と少なくなります。ただし、現在主流のレバー式蛇口には取り付けることができません。
蛇口先端に取り付けるもので、水の勢いを変えずに水の量を減らす工夫がしてあります。
節水アダプターと同様、水の勢いを変えずに水の量を減らします。手元スイッチ付きのものはこまめに止水ができますので、より節水効果が望めます。
風呂の残り湯を洗濯機に汲み上げるもので、バケツで運ぶ手間が省けます。
お湯の溜めすぎや沸かしすぎを防ぎます。
トイレタンク内の排水弁に取り付けて流出量を調節したり、重りを取り付けてレバーを離すと弁が閉じるようにするものなどがあります。洗浄水の水量不足に注意が必要です。
トイレ用擬音装置は、トイレでの音を聞かれないようにトイレを流すことを防ぎます。また装置を使用する際に節水への意識向上にもつながります。
他の「節水グッズ」とは少し異なりますが、雨水を貯めて散水や清掃用水に使うと、その分だけ水道水が節約できます。
近年は、節水等による省資源・省コストを重視した製品が多くなっています。買い換えや新規購入をされる際は、そこに着目して検討されてはいかがでしょうか。
ここでは、代表的な機器における節水効果をご紹介します。
最新式の洗濯乾燥機では、風呂の残り湯を給水するポンプや、洗濯物の量に応じて水位を調節する機能等が装備されています。
手洗いの場合の一回に使用する水量は約65リットル。それに対して、食器洗い機では約15リットルで、約50リットルの節水になります。
吐水量調整やスイッチ付きシャワーヘッドなど、「節水グッズ」で紹介した機能をもつものの他、シャワーの湯温を調節するまでの間の「捨て水」を減じる効果があるサーモスタット付きの水栓などがあります。
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