日本製鉄株式会社東日本製鉄所君津地区における排水系統内の水の放水に関する県の水質分析結果について（最終報）

日本製鉄株式会社東日本製鉄所君津地区では、昨年6月の着色水流出事案以降、一部の排水口を閉止していましたが、関連する排水系統内の水については、令和5年5月下旬以降、順次放水を行っています。県では、放水が行われる排水口での排水基準の適合状況を確認するため、水質測定を実施しています。

同社は令和5年9月11日に11排水口、令和5年12月18日に10排水口をそれぞれ再開し、各排水系統内の水の放水を実施しています。また、同社から令和5年8月24日に公表がありました着色水処理プラントの処理水の放水については、17排水口からの放水を継続しています。県では再開後の排水口及び着色水処理プラントの処理水の放水先である17排水口での排水基準の適合状況を確認するため、水質測定を実施しています。

今回、令和6年3月7日に実施した水質測定結果が判明しましたのでお知らせします。今回の県の水質測定結果においても、排水基準の超過は確認されませんでした。

着色水流出事案により閉止していた排水口の再開が完了し、再開後の排水口で排水基準超過は確認されていないことから、閉止していた排水口の排水系統内の水の放水に係る水質分析及び公表は今回をもって終了とします。

なお、今後の排水口の水質分析については、立入検査時に適宜実施し、排水基準の遵守状況を確認していきます。