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職場におけるハラスメントに関する職員アンケート調査　結果概要について

発表日：令和6年7月10日
総務部総務課

I.アンケート調査の概要

1.趣旨

　県民等からの著しい迷惑行為があった場合に、組織として適切に対応し、職員が安心して働けるよう、対策を進める上での参考とする。　
　また、パワハラ、セクハラ、マタハラ等（妊娠・出産・育児・介護に関するハラスメント）の防止に取り組んでいるところであり、職員の意識向上や、防止対策を進める上での参考とする。

2.対象者数

約10,000名（知事部局の職員）　※臨時的任用職員や会計年度任用職員を含む

3.実施時期

令和5年12月26日(火曜日)から令和6年2月9日(金曜日)

4.実施方法

庁内アンケートシステム（匿名回答）

II.調査結果の概要

1.回答者数:3,293名

2.調査項目・回答結果

カスタマーハラスメント

(1)過去3年間、職場において、県民等からの著しい迷惑行為を受けたことがあると回答した職員

回答者数	割合
1,342名	40.8%

 

※以下(2)から(4)について、(1)で受けたことがあると回答した職員数（計1,342名）を母数として割合を記載。

(2)県民等からの著しい迷惑行為はどれにあてはまりますか。（あてはまるもの全てを選択）

項目	回答者数	割合
長時間の拘束や同じ内容のクレーム	1,059名	78.9%
名誉棄損・侮辱・ひどい暴言	685名	51.0%
脅迫	318名	23.7%

 

(3)長時間の拘束や同じ内容を繰り返すクレームについてどの程度が著しい迷惑行為にあたると思いますか。

対応時間	回答者数	割合
30分以上	492名	36.7%
1時間以上	320名	23.8%
15分以上	238名	17.7%

 

(4)県民等からの著しい迷惑行為は具体的にどこで行われたものですか。（あてはまるもの全てを選択）

項目	回答者数	割合
県民等との電話応対時	1,097名	81.7%
通常勤務している場所での県民等への応対時	671名	50.0%
外出先での県民等への応対時	245名	18.3%

 

パワハラ、セクハラ、マタハラ等

(1)過去3年間、職場において職員から以下のハラスメントを受けたと感じたことがあると回答した職員

項目	回答者数	割合
パワハラ	820名	24.9%
セクハラ	201名	6.1%
マタハラ等	66名	2.0%

(2)職場において職員から受けたと感じたハラスメントについて、その行為をした人は誰でしたか。（あてはまるもの全てを選択）

※(1)で受けたと感じたことがあると回答した職員数を母数として割合を記載。

ア　パワハラ

項目	回答者数	割合
職場の上司	626名	76.3%
職場の同僚	204名	24.9%
他部署の者	85名	10.4%
職場の部下	63名	7.7%

イ　セクハラ

項目	回答者数	割合
職場の上司	109名	54.2%
職場の同僚	94名	46.8%
他部署の者	27名	13.4%
職場の部下	9名	4.5%

ウ　マタハラ等

項目	回答者数	割合
職場の上司	49名	74.2%
職場の同僚	22名	33.3%
他部署の者	4名	6.1%
職場の部下	4名	6.1%

 

III.今後の取組

　カスタマーハラスメントについて、アンケート結果を踏まえ、県民からの意見として対応すべきものを安易にカスタマーハラスメントと判断を行わないように留意しつつ、社会通念上不相当とされる要求等に、組織として毅然とした対応を行えるよう、新たに対応マニュアルを作成するほか、職員の負担を軽減できるよう対策を検討していきます。
　また、パワハラ、セクハラ、マタハラ等の防止や職員の意識向上のため、職員アンケートを継続して実施するとともに、職員の理解を深めるリーフレットを新たに作成し周知するなどの取組を予定しています。

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