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更新日:令和6(2024)年9月18日

ページ番号:4672

日本脳炎の予防のために蚊にさされないようにしましょう!

日本脳炎は、日本脳炎ウイルスの感染によってヒトに急性脳炎等を引き起こす疾患です。

 感染してもほとんどの人は発症しませんが、ひとたび脳炎症状を発症すると、致命率は高く、回復しても半数程度に重度な障害が残ると言われています。

 蚊媒介感染症の一種であり、ブタ等の動物の体内で日本脳炎ウイルスが増殖した後、そのブタを吸血した蚊がヒトを刺すことによって感染します。ヒトからヒトへの感染はありません。

 主に蚊が活発に活動する夏から秋にかけて発生が見られます。

 県内でも患者が発生していますので、予防のため、感染対策の実施を心がけましょう。

蚊に刺されないようにしましょう。

日本脳炎の予防のためには蚊に刺されないことが重要です。

  • 野外活動の際には、長袖・長ズボンを着用する、素足でサンダルを履かないなど、肌の露出を避けましょう。
  • 虫さされ防止剤を使用する際には、むらなく塗布し、汗などで効果が落ちるため、こまめに塗布しましょう。
  • 蚊が侵入しないように網戸や蚊帳を使用し、夜間の窓や戸の開閉はできるだけ少なくしましょう。

特に予防接種を受けていないお子様や抵抗力の下がっている高齢者の方はご注意ください。

千葉県が作成した啓発ポスターです。

 

厚生労働省が作成した防蚊対策ポスターです。

日本脳炎は、予防接種で防ぐことができます。

 ワクチン接種により、日本脳炎の罹患リスクを75~95%減らすことができると報告されています。

適切なタイミング、回数で予防接種を実施しましょう。

(参考)予防接種法に基づく日本脳炎の予防接種

【第1期】(3回)

  • 初回接種(2回):生後6か月以上90か月未満(標準として3歳)
  • 追加接種(1回):初回接種後おおむね1年後(標準として4歳)

【第2期】(1回):9歳以上13歳未満(標準として9歳)

 その他、特例として、平成7年4月2日生まれから平成19年4月1日生まれの者のうち、7歳6カ月以上9歳未満の者及び13歳以上20歳未満の者についても定期の対象となります。

 詳しくはお住まいの市町村にお問い合わせください。

成人の日本脳炎の予防接種

 予防接種を希望される場合は、かかりつけ医の医療機関にご相談ください。

 接種費用は、自己負担となります。

(参考)感染症流行予測調査事業

集団免疫の現況把握および病原体検索などの調査を行い、各種の疫学資料と合わせて検討し、予防接種事業の効果的な運用を図り、さらに長期的視野に立ち総合的に疾病の流行を予測することを目的として、厚生労働省、国立感染症研究所、都道府県・都道府県衛生研究所等が協力して実施しています。

 日本脳炎については、人とブタの抗体保有状況を確認しています。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部疾病対策課感染症予防班

電話番号:043-223-2691

ファックス番号:043-224-8910

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