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食物アレルギーを理解するために＜2＞

 

 

その後も、キツネの使節団は、お城にやってきて、卵をおみやげに置いていきました。
こうしたことが、何回か、続きました。
キツネの使節団は、最初は怪しげだったのですが・・・・・、
どうも、ていねいで、友好的な使節団らしいのです。
青いナイトは、悩み始めます。
それでも、青いナイトは、まだ、キツネの使節団も、卵も、受け入れることができずにいました。
そして、あまり強く追い払わず、キツネの使節団と少しずつ、話をしながら様子を伺いました。
青いナイトは、大丈夫かもしれないと思う気持ちと、いや、危ないと思う気持ちで揺れていました。

青いナイトは、キツネの使節団を追い払う時に、手かげんをするようになります。
そして、精鋭部隊の金色のナイトに、相談し始めます。
金色ナイトは、戦いの経験をつんでいて、いつも、賢い判断をしてくれます。
そして、金色ナイトは、青いナイトのやりすぎを、注意してくれたりもします。

金色ナイトは、キツネの使節団がくる場所に、毎回、来るようになりました。
オレンジナイト、青いナイト、金色ナイトが、皆で集まって、使節団と話をする機会が増えました。



青いナイトは、金色ナイトに、"危険ですか？"と、聞いてみました。
すると、金色ナイトは、"危険でない"と答えました。
金色ナイトは、姫が美しく成長するには、卵が必要と思いました。
そして、金色ナイトは、お姫さまに、
”ご心配入りません。安心して食べて大丈夫でございます”とアドバイスをしました。

 

 

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