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更新日:平成26(2014)年6月19日
ページ番号:4883
さて、これまでお話から、外から体の中に入るものには、注意が必要であることがわかりました。
そして、”見分けていく”ために、皆が協力していることが理解できたと思います。
それでは、私たちが、毎日、大量に体の中に入れているものとは、何でしょうか?
そう、それは、食べ物です。
動物は、食べ物を食べて、エネルギーを得て生きています。
それでも、最初に食べ始める時には、その食べ物で、トラブルがおきることがあります。
食物によるアレルギーは、赤ちゃんや子どもたちに起き易いです。
でも、たいていの子どもたちは、やがて、なんでも食べられるようになっていきます。
最初、食べた後に、トラブルが起きても、私自身で、それを治していくしくみをもっています。
このしくみについて、学んでいきましょう。
今回のお話は、姫、卵を食べる巻です。
お姫さまが、キツネの持ってきた卵を食べるまでの物語です。
このお姫様は、まだ、卵を食べたことがありません。
ある日、キツネの使節団がお城に訪ねてきました。
そして、お姫様へのおめどおりを申し出ました。
手には、大事そうに貢物(みつぎもの)を持っています。
この貢物は、たまごのようです。
見張り役のオレンジナイトでは、キツネたちがあやしいかどうかが判断できません。
精鋭部隊である青いナイトに、応援を求めました。
青いナイトが、さっそうと登場して、キツネたちに会いました。
しかし、青いナイトは、初めて会ったキツネたちの正体が、わかりません。
キツネの使節団は、みつぎ物の卵を、お姫さまに、食べていただきたいと、
青いナイトにお願いしました。
そうは言っても、キツネの使節団は、ずきんなどをかぶっていて、顔がよくみえません。
どうも怪しげなのです。
青いナイトは、キツネの使節団が良い人たちなのか?そのみつぎ物を、姫は食べてよいのか?が、決められません。
はて、困りました。
お城では、新しいものや、あやしいものは、危険と考えて、まず、排除します。
そこで、青いナイトは、キツネの使節団が
お城に入ることを、断ることにしました。
"ならぬ、ならぬ"と言って、卵をかかえたままのキツネたちを門前で、追い払ってしまいました。
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