ここから本文です。
ホーム > 環境・まちづくり > 環境 > ごみ・廃棄物・リサイクル > 3R(スリーアール) > ちばエコスタイル > ちば食品ロス削減エコスタイル > Reeha(リーハ)
更新日:令和5(2023)年11月24日
ページ番号:617897
Reeha(リーハ)
千葉県船橋市高根台7-9-12
新京成電鉄の高根公団駅から徒歩3分という好立地に令和5年(2023)7月、量り売り専門店として開店しました。
店主の勝又萌さんは、コロナ時に多くの店舗や施設、家庭においても「感染防止」の名のもと、ばく大な量の容器が使い捨てられたことを目の当たりにしたことをきっかけに、量り売り形式の店を始めることにしました。
店内には、すぐ食べたがる子供のためにイートインスペースを設け、二階はワークショップのできる空間としての活用も考えています。
ネットショップやセルフレジの導入により、人と人とのつながりが希薄になったことを強く感じていた勝又さんは、「量り売りなら売り手と買い手の距離が近いし、時間や空間を共有できる。持参した瓶や袋に少量ずつ売れば物も食品も捨てなくて済む」と考え、客が思い思いの容器を持参して買い物をする店を考えました。
掲げたモットーは(1)ゴミが出ない(2)楽しい交流ができる(3)食品ロスを抑えられる―。容器で持って帰れる乾物が中心で、様々なナッツ類やドライフルーツ、チョコレート、スナック菓子、塩やカレー粉などの調味料を含め常時50種類ほどが大小のガラス瓶に入って置かれています。客は自分で瓶から欲しい商品を取り出し計量して購入します。20グラム以上なら1グラム単位で買えるので、買いすぎも防げます。容器を忘れても、ガラス瓶や新聞紙で作った袋を店で購入して持ち帰れば、次からマイ容器になります。
買う物の種類と量に合わせて容器の大きさを変えて持参するなど、客に意識改革も芽生えてきました。店内では客に瓶詰などを任せるため、どうしても回転は悪くなりますが、「その間にいろいろと情報交換したり、楽しい会話が楽しめる」ので人と人の関係を築くのにはもってこいの時間です。すぐ食べたがる子供のためにイートインスペースも設け、二階はワークショップのできる空間としての活用も考えています。
「子供のころから、母に食べ残しや使い捨てをしないことなどの大切さを教えてもらっていたので、環境問題にも関心があった。店は収入を得るだけでなく環境保護を考える場であり、中途半端に仕事をせず、両立できる拠点にしたい。包装したり袋詰めして売るようになったら終わりなので意地でも続けていきたい」と理想に向かって思いは募ります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください