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報道発表案件

更新日:令和6(2024)年9月25日

ページ番号:699915

令和5年度市町村税の収入額及び徴収率の概要

発表日:令和6年9月25日
総務部市町村課

千葉県内54市町村の令和5年度市町村税の収入額及び徴収率の概要は、次のとおりです。

  • 千葉県内54市町村の令和5年度市町村税の収入額は、1兆952億円となり、2年連続で増加し、過去最高額を更新しました。
  • 徴収率は97.5%となり、前年度と比較して0.2ポイント改善し、過去最高となりました。

1.市町村税の収入額の状況

(1)税収入額の推移

市町村税の収入額は、前年度に比べ225億円の増、1兆952億円となり、平成29年度から7年連続で1兆円超となっています。

一方で歳入総額に占める割合は、39.9%となり、前年度と比較して0.9ポイント増加しましたが、依然として令和元年度以前に比べ、低い割合となっています。

税収入額の推移

年度 H26 H27 H28 H29 H30 R1 R2 R3 R4 R5

税収入額(億円)

9,725 9,739 9,850 10,011 10,283 10,451 10,450 10,447 10,727 10,952
歳入総額(億円) 21,832 22,455 22,495 22,910 22,935 23,976 31,922 27,760 27,531 27,473
歳入総額に占める税収入の割合(%) 44.5 43.4 43.8 43.7 44.8 43.6 32.7 37.6 39.0 39.9

(2)税目別の収入状況

市町村民税と固定資産税の2つの税目で、市町村税収入額の87.8%を占めています。

  • 市町村民税

    収入額は5,146億円で、前年度と比較して、89億円(1.8%)増加しました。
    個人分については、令和4年の個人所得の増加から96億円(2.2%)の増となり、法人分については、企業収益の減少により7億円(▲1.2%)の減となりました。

  • 固定資産税

    収入額は4,474億円で、前年度と比較して113億円(2.6%)増加しました。
    土地については、21億円(1.5%)の増、の家屋については、新築家屋の増加により58億円(3.0%)の増、償却資産については、設備投資の増加により34億円(3.6%)の増となりました。

税目別の収入状況の推移

税目別の収入状況の推移

令和5年度市町村税収に占める税目別の割合

税収に占める税目別の割合

※構成比は小数点第1位未満を四捨五入しているため、100%とならない場合があります。

市町村民税(法人・個人)の収入額の推移

市町村民税(法人・個人)の収入額の推移

固定資産税(土地・家屋)の収入額の推移

固定資産税(土地・家屋)の収入額の推移

※収入額は1億円未満を四捨五入しているため、合計と合わない場合があります。

2.徴収率の状況

(1)徴収率の推移

令和5年度の徴収率は、前年度から0.2ポイント上昇して97.5%となりました。
現年課税分の徴収率は99.2%で0.1ポイント上昇し、滞納繰越分は29.4%で前年度と同数となりました。

徴収率の推移

※令和3年度の滞納繰越分の徴収率について
新型コロナウイルス感染症の影響により収入に相当の減少があり、納税することが困難である事業者等に対し、1年間徴収を猶予できる特例制度。令和2年2月1日~令和3年2月1日までに納期限が到来する税について適用されました。このため、徴収猶予分の多くが令和2年度から翌年度に繰越されたことから、令和3年度は滞納繰越額が一時的に増加し、徴収率が上昇しました。

(2)全国平均との比較

本県の徴収率は、依然として全国平均を下回っていますが、その差は徐々に縮まっています。
(令和5年度の全国平均値は、今後公表される予定)

全国平均との比較

(3)税目別の徴収率

税目別では、市町村民税が97.0%で前年度比0.2ポイント上昇し、固定資産税が97.8%で対前年度比0.2ポイント上昇しました。

税目と徴収率一覧
税目 現年課税分 滞納繰越分 合計
市町村民税 98.9(-) 31.0(▲0.1) 97.0(+0.2)
固定資産税

99.4(+0.1)

27.6(+0.1) 97.8(+0.2)

その他(軽自動車税、

市町村たばこ税等)

99.5(+0.1) 26.5(▲0.2) 98.3(+0.2)
合計 99.2(+0.1) 29.4(-) 97.5(+0.2)

※単位:%、()内は対前年度増減ポイント
※徴収率は小数点第1位未満を四捨五入しています。

(4)市町村別の徴収率の状況

98%以上の団体が前年度に比べ2団体増加となるとともに、95%未満の団体が2団体減少しました。
90%未満の団体は前年度から引き続きありませんでした。

↓ご参考(結合セル解除後)

徴収率区分

令和5年度

団体数

令和5年度

全体に占める割合

令和4年度

団体数

令和4年度

全体に占める割合

団体数の増減
徴収率99%以上 2団体 3.7% 2団体

3.7%

徴収率98%以上~99%未満 8団体 14.8% 6団体 11.1% 2団体
徴収率97%以上~98%未満 11団体 20.4% 12団体 22.2% ▲1団体
徴収率95%以上~97%未満 15団体 27.8% 14団体 25.9% 1団体
徴収率90%以上~95%未満 18団体 33.3% 20団体 37.0%

▲2団体

徴収率85%以上~90%未満 0団体 0団体

※全体に占める割合は、小数点第1位未満を四捨五入していますので、合計して100%にならない場合があります。

3.滞納繰越額(年度当初)の状況

滞納繰越額は、前年度に比べ15億円(▲5.1%)減少し、277億円となり、新型コロナウイルス感染拡大に伴う徴収猶予の影響があった令和3年度を除いて、20年連続で減少しました。

滞納繰越額(年度当初)の状況

別紙市町村別徴収率の状況(令和5年度・令和4年度比較)

別紙印刷用PDFファイル(PDF:58.7KB)

お問い合わせ

所属課室:総務部市町村課税政班

電話番号:043-223-2134

ファックス番号:043-224-0989

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