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更新日:令和5(2023)年4月12日
ページ番号:316985
ワインのおつまみにぴったり!
千葉県は主に飲用となる牛乳の生産県ですが、チーズももちろん生産しています。
県内でナチュラルチーズを販売している場所を紹介したリーフレットです。
参考資料:ちばのチーズ(PDF:9,179KB)
(※ファイル容量が大きいため、一旦ファイルを保存してから御覧ください。)
参考リンク:「ちばのチーズ」リーフレット発行について
古代アラビアの商人が長い砂漠の旅をしている時に、水筒(羊の胃袋)に入れていた牛乳から生まれたのが始まりと言われています。
ここから、チーズは作られるようになり、紀元前2,000年ごろには、中近東からヨーロッパにも伝わり、世界各国に伝わり、各地で独特のチーズが作られるようになりました。
日本には、飛鳥時代に中国から牛乳を煮詰めた「酥」というものが伝わりました。これが日本人のチーズとの最初の出会いです。
初めは、高貴な人々の妙薬として用いられており、一般庶民の口に入るようになったのは、昭和の時代に入ってからのことです。
チーズが世界中の国々で食べられていることは知られていることと思いますが、日本の消費量は、欧米諸国の10分の1にしか過ぎません。
しかし、最近ではワインのおつまみや、ピザのトッピングなど、日本でもすっかりおなじみの食材となってきました。
国名 | 消費量 キログラム/年間・1人 |
---|---|
ギリシャ | 30.3kg |
フランス | 24.3kg |
イタリア | 20.5kg |
ドイツ | 22.2kg |
オランダ | 17.3kg |
アメリカ | 16.0kg |
日本 | 2.2kg |
千葉県内では、チーズを作る工場もありますが、最近では、県内で自ら牛を飼い、その牛乳からナチュラルチーズを作っている方もいらっしゃいます。
睦沢町、いすみ市、南房総市
世界中のチーズの種類は、数百種にも及ぶといわれます。
これを大きく分けるとナチュラルチーズとプロセスチーズに分けられます。
ナチュラルチーズとは、牛乳に乳酸菌とレンネット(凝乳酵素)を加えて、固めたもの、又はそれを発酵させたものです。
タイプ別 | 熟成方法 | 代表的なチーズ |
---|---|---|
フレッシュタイプ | 非熟成 | モッツアレラ、クリーム、カテージ等 |
白カビタイプ | カビによる熟成/表面熟成 | カマンベール、ブリー等 |
青カビタイプ | カビによる熟成/内面熟成 | ロックフォール、ゴルゴンゾーラ等 |
ウォッシュタイプ | 細菌による熟成/表面熟成 | ポンレヴェック、リヴァロ等 |
シェーブルタイプ | 山羊乳チーズ | サントゥモール、ピラミッド等 |
セミハードタイプ | 細菌による熟成/内面熟成 | ゴーダ、サムソー等 |
ハードタイプ | 細菌による熟成/内面熟成 | エメンタール、パルミジャーノ・レッジャーノ等 |
新しいものほど、美味しいです。
開封したらなるべく早く食べましょう。
よく熟したものは箱からはみ出すように盛り上がっています。
未熟なものは中心に芯があります。3分の2ほど熟成したものを買うことをオススメします。
青カビが平均的に、ほどよく入っていて、断面が美しい大理石模様をしている、色艶の良いものが良いです。
製造後3ヶ月から、長いもので5~6ヶ月後が食べごろです。
ヘリが固くなっているものは、乾燥しているため、避けましょう。
製造後4~8週ぐらいが食べごろです。
乾燥しやすいので、新しいものをオススメします。
作りたてから完熟(約4~5週間)まで、美味しさを楽しめます。
切り口の肌が美しく、象牙色のものが良いです。
製造後4~6ヶ月、長いものは1年ぐらい楽しめます。
熟成が穏やかに進むので、食べごろが持続します。
断面が明るく、美しいものを選びましょう。
製造後6~8ヶ月、長いものは1年ぐらい楽しめます。
熟成が穏やかに進むので、食べごろが持続します。
プロセスチーズとは、1種類または数種類のナチュラルチーズを粉砕・配合し、加熱・溶融・乳化してから型詰めしたチーズのことです。
ベビー、キャンディ、スライス、スティック、スプレッド状等
チーズは、1年を通じて旬です。
5度前後がチーズの保存理想温度です。
家庭では、必ず冷蔵庫に入れて保存しましょう。
使い残したチーズを保存する場合は、切り口はラップなどで密閉し、空気に触れないようにしましょう。一度開封したら、なるべく早めに食べましょう。
牛乳:1リットル
酢:30ミリリットル
200グラムのチーズを作るにはおよそ2キログラムの牛乳が使われています。
牛乳100ミリリットルを飲むよりも多くのカルシウム、ビタミン類が得られます。
また、発酵、熟成による乳酸菌の働きで、タンパク質の一部がアミノ酸まで分解されているので、より消化吸収されやすくなっています。
チーズの製造が確認される最古の記録で、西暦700(文武4年)年10月(新暦11月)に文武天皇が酥の製造を命じたという記録があることに由来し、11月11日がチーズの日とされました。
"チーズフェスタ"等のイベントも開催されています。
協力:チーズ普及協議会
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