ここから本文です。
ホーム > しごと・産業・観光 > 農林水産業 > 農林水産政策 > 農林水産業への支援 > 支援システム(農林) > 水稲生育予測システム「でるた」 > 水稲生育予測システム「でるた」の本格運用について
更新日:令和5(2023)年5月25日
ページ番号:589687
発表日:令和5年5月25日
農林水産部担い手支援課
県では、スマート農業推進の一環として、水稲の生育を予測し、病害虫防除など稲の生育状況に応じた適切な作業時期の目安が簡単にわかる無料Web アプリ、水稲生育予測システム「でるた」を開発し、本年4月より運用を開始しました。
これから、水稲の追肥等の作業が始まることから、より多くの方に御利用いただけるよう、お知らせします。
水稲の生産では、出穂期(しゅっすいき:水田の約半数の稲の穂が出る日)などを予測し、それらを基準に栽培管理を行うことが収量や品質を向上させる上で重要ですが、これまでは、個人の経験に基づく判断に頼ってきました。
しかし、近年は、気候変動の影響から、農作業の適期の判断が難しくなってきたことに加え、経営の大規模化により管理する水田が増えていることから、簡単かつ正確に生育状況を予測できるシステムの開発に取り組むこととしました。
※名称について:「穂が『出る田』んぼが予測できる」ことから、「でるた」と命名。
令和4年4月から、実際の運用を想定した運用試験を実施したところ1万3千件を超えるアクセスがあり、システムの実用性や運用方法などが確認できました。また、職員による現地確認では、調査した約80%の水田において、予測された出穂期は実測値の前後3日以内に収まり、アンケート結果でも「予測の精度に問題がない」、「使いやすい」、「継続利用したい」など肯定的な意見が多数を占めました。
関連リンク
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください