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ホーム > しごと・産業・観光 > 農林水産業 > 農林関係出先機関 > 農林総合研究センター > すぐ分かる最新の研究成果 > 粒が大きく、品質と味が良く、作りやすい水稲中生(すいとうなかて)品種「ふさこがね」
更新日:令和6(2024)年3月18日
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8月下旬に収穫できるお米で、「ふさおとめ」よりもさらに粒が大きく、品質・食味が良いと評判の高い中生品種です。穂が出る前の低温や籾が成熟する時期の高温による障害を受けにくく、また、倒れにくいため、安定した収量が確保できます。ふっくらと炊き上がり、色白でつやがあり、やや軟らかく、もっちりとした食感です。冷めても硬くなりにくいため、おにぎりや太巻き寿司にも最適です。
(1)大粒で、品質が低下しやすい高温年(気温の高い年)でも玄米外観品質に優れます。
玄米の大きさの比較(20粒当たり)
高温年(平成14年)における玄米の整粒・未熟粒の割合
(2)「コシヒカリ」に負けない良食味です。
(3)台風などでも倒れにくいため、安定した生産が可能です。また、稲の主な病気である「いもち病」に強いため、農薬を減らした栽培にも対応しやすい品種です。
令和元年度の県内作付面積は11,600haであり、うるち品種の2割を占め、千葉県においては「コシヒカリ」に次いで多く作られています。
千葉県農林総合研究センター水稲・畑地園芸研究所水田利用研究室
0478-56-0002
平成30年1月(令和3年3月更新)
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