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ホーム > しごと・産業・観光 > 農林水産業 > 農林関係出先機関 > 農林総合研究センター > すぐ分かる最新の研究成果 > 品質・食味が良く、一番早く収穫できる水稲早生(わせ)品種「ふさおとめ」
更新日:令和6(2024)年3月22日
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大粒で美味しい「ひとめぼれ」を母に、大粒でお米の外観がよく、早く収穫できる(早生)「ハナエチゼン」を父にして人工交配を行い、育成したお米です。
千葉県では一番早い8月中旬から収穫が始まり、お盆明けには店頭に並ぶ早生品種です。粒が大きいうえに、未熟な粒が少なく、お米の外観品質の良さは全国トップクラスです。さらに、「コシヒカリ」に負けないくらい食味が良く、穂が出る前の低温やお米が成熟する時の高温による障害にも強い特長があります。
(1)「ふさおとめ」は「コシヒカリ」と比べて粒が大きく、お米が白く濁る未熟粒が少なく、お米の外観品質は最上級です。
ふさおとめ(左)とコシヒカリ(右)の大きさの違い
ふさおとめ(左)とコシヒカリ(右)の未熟粒の状況(矢印が未熟粒を示す)
(2)「コシヒカリ」に負けない良食味です。
令和元年度の県内作付面積は6,700haであり、うるち品種の1割強程度を占めています。
千葉県農林総合研究センター水稲・畑地園芸研究所水田利用研究室
0478-56-0002
平成30年1月(令和3年3月更新)
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