ここから本文です。
ホーム > しごと・産業・観光 > 農林水産業 > 農林関係出先機関 > 農林総合研究センター > すぐ分かる最新の研究成果 > ニホンナシの開花予測(かいかよそく)システムの開発~栽培管理や作業を計画的に実施できる~
更新日:令和6(2024)年2月2日
ページ番号:8465
ニホンナシは千葉県の名産品です。安定して高品質なナシを生産するためには、開花後の受粉作業などの栽培管理を計画的に行う必要があります。しかし、近年の気候変動により、開花日は年により2週間程度の変動があるため、予想が大変難しく、栽培管理に支障が出ています。
そこで、品種ごとに開花日を簡単に予測することができる「ナシ開花予測システム」を開発しました。これは、産地での栽培管理に役立てられています。
本システムのウェブアプリ版の試験運用を実施しています。下記リンクよりご覧になれます。
この記事に関するファイルは、下記リンクよりご覧になれます。
ニホンナシの開花予測システムの開発(PDF:214KB)
この記事に関する詳しい情報は、下記リンクよりご覧になれます。
ニホンナシの開花予測システムの開発(別ウィンドウで表示)(PDF:79KB)
(1)県内で主に栽培されている品種「幸水」と「豊水」について、冬~春季の気温データをもとに、県内主要産地でのナシの開花日を予測できる「ナシ開花予測システム」を開発しました。(開花期を予測できる品種と地点の詳細は以下の通り。)
(2)システムに気象データや品種名を入力すると、「花が咲き始める日、満開日、咲き終わる日」を1か月程度前から2~3日以内の誤差での予測をすることができます。
(3)この結果、生産者は受粉の準備や雇用の予定などの計画が立てやすくなり、高品質なナシの安定生産に役立っています。
ナシ開花予測システムの画面
表示される予測結果
予測された結果は各農林事務所を通じて県内のナシ生産者に提供されています。本システムは、千葉県庁の担い手支援課から無償で配布されています(043-223-2907)。
千葉県農林総合研究センター果樹研究室
043-291-0151(代)
平成30年1月
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください