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ホーム > しごと・産業・観光 > 農林水産業 > 農林関係出先機関 > 農林総合研究センター > 千葉県農林総合研究センターの概要 > キュウリの土耕(どこう)・培地耕(ばいちこう)交互栽培~土耕と養液栽培のいいとこどりで安定多収を実現~
更新日:令和5(2023)年3月3日
ページ番号:343514
キュウリの施設栽培では、ネコブセンチュウなど土の中の害虫や病気が蔓延しやすく、生産者は作ごとに土の消毒を行うなどの対策を行っていますが、十分に消毒できないことも多く苦労しています。土での栽培(土耕)を止め、養液栽培に切り替えると、これらの被害はなくなりますが、多額の設備費がかかるのでキュウリの養液栽培は普及していません。そこで、冬期に土耕、夏期に簡易な養液栽培(ヤシ殻培地耕)を交互に行うことで費用を抑え、安定的に多収となる栽培法を開発しました。
平成25年~平成30年
野菜研究室
図 土耕・培地耕交互栽培
写真 簡易な養液栽培(ヤシ殻培地耕)
土壌消毒をしない分、土耕より栽培期間が1か月程度長くできるので、年間の収量増が期待できます。
既に学会や研究会で発表し、実用性の高い方法であるとの高い評価を受けています。今後は、関係機関と連携して、生産者に対して普及を図っていきます。
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