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更新日:令和6(2024)年9月3日

ページ番号:343509

依頼分析

千葉県農林総合研究センター検査業務課

肥料・飼料の栄養成分や有害成分などについて、県内の生産・販売業者、農畜産家、公共団体などから依頼された分析に対応しています(有料)。

1.依頼方法について

 オンラインでの分析依頼と手数料納付が可能になりました。希望する場合は下記リンクより行ってください。

 ・依頼分析申し込み外部サイトへのリンク (分析依頼と手数料納付を同時に行う場合)

 ・分析費用の納付外部サイトへのリンク  (分析依頼は下記のとおり郵送等で行い、納付のみオンラインで行う場合)

(1)分析依頼書の記入

  • 分析依頼書に必要事項を記入してください。依頼書様式【肥料依頼分析規則】分析依頼書からダウンロードできます。
  • が依頼される場合は、依頼書に依頼者の住所、氏名を記入してください。
    が依頼される場合は、依頼書に主たる事務所の所在地、名称及び代表者職氏名を記入してください。
  • 認事項がある場合、分析に先立ちお問い合わせさせていただくことがありますので、氏名または名称欄の下に電話番号、ファックス番号を記入してくださいますようお願いします。
  • 供試品名」は個々の検体について、それぞれ名称を記載してください。記載した名称で成績書を発行します。
  • 生産地及び生産者」の欄は成績書には反映されませんので、これらの明示が必要な場合は、供試品名の欄に記載してください。
  • 分析の区分」については、成分量の分析は「(1)定量分析」を、原料の種類を鑑定は「(2)鑑定」を丸で囲むなどして印をつけてください。
  • 通肥料の成分分析を依頼される場合、分かりましたら参考までに保証成分量を「生産地及び生産者」の欄に記載してください。
  • 料、飼料とも、特定の分析項目において使用原料により分析法が異なることがありますので、下記に当てはまる場合には、原料名を「生産地及び生産者」の欄に必ず記載してください。記載スペースがない場合は、別紙にご記入ください。
    に以下のような場合が挙げられます。
    の分析にて、原料に過りん酸石灰、重過りん酸石灰、硫酸アンモニウム、硝酸ナトリウム、加里塩類、苦土塩を多量に含む加里塩、グアノ、りん酸二アンモニウム、炭酸水素加里、尿素を含有する肥料の場合。
    た、フィッシュソリュブル吸着飼料、糖蜜吸着飼料、グルテンフィード、とうもろこしジスチラーズグレインソリュブル、牛・豚人工乳の飼料の場合。
    素全量の分析にて、硝酸性窒素を含む可能性があるもの(塩化物含有肥料、硝酸塩肥料、複合肥料)、石灰窒素を含む可能性がある肥料の場合。
    ンモニア性窒素の分析にて、尿素、石灰窒素を含む可能性のある肥料、複合肥料、りん酸アンモニウムマグネシウムを含む複合肥料、動植物質肥料を含有する肥料の場合。
    酸性窒素の分析にて、尿素、石灰窒素、有機質物、アンモニウム塩、亜硝酸が含まれる可能性のある肥料。なお、硝酸塩を含有する肥料のうち、硝酸性窒素の成分(推定)量(10%あるかないか)がわかりましたら併せてお知らせください。
  • 載事項に不備が認められた場合、受理できないことがありますので、上記を参考に記入してください。
  • 送される場合は、手数料総額分の千葉県の収入証紙を事前に購入され、供試品と併せて分析依頼書に同封するようお願いします。

(2)供試品

  • 試品は、依頼品の代表の検体となりますので、全体からまんべんなく抽出してよく混合したものをお持ちください。
  • 試品量は、500g(液体は500ml)程度必要です。ただし、分析に必要な供試量は分析項目や点数などにより異なりますので、量についてご不安な点がありましたら、その都度下記までお問い合わせください。
  • 試品の水分変化がないよう、また、臭気が漏れ出ないように、密封できる包装(チャック付の袋など)または容器に入れてください。また、包装または容器には供試品名を記入してください。

(3)分析手数料

  • 析手数料は、分析依頼申込時に前納となります。
  • 析手数料は、千葉県収入証紙又はちば電子申請サービスによる電子納付で納めてください。
  • 葉県収入証紙の購入場所は、千葉県収入証紙についてのページでご確認ください。なお、農林総合研究センター本館でも購入できます。
  •  電子納付は分析費用の納付外部サイトへのリンクから行ってください。
  • 分析項目の手数料は、分析手数料を参照ください(分析手数料は変更される場合がございますので、事前にご確認ください)。
  • 時に依頼される項目によっては、手数料が減額されることがあります。
  • 葉県収入証紙をお持ち込みの場合は、依頼書に貼らずに添付してください。

2.分析項目について

取り扱い項目

肥料成分

飼料成分

  • 分、粗たん白質、粗脂肪、粗繊維、粗灰分、可溶無窒素物、揮発性塩基性窒素、可消化粗たん白質(ペプシン消化率)、リン、カリウム、カルシウム、マグネシウム

有害成分

その他

分析法

肥料

  • 料等試験法に基づき分析します。

飼料

  • 料分析基準により分析します。

分析項目についての解説

全量、可溶性、く溶性、水溶性の違いについて

  • 分「全量」は、該当成分の形態にかかわらず含まれる全ての量をいいます。
    い酸、ほう素の全量は受け付けておりません。ご了承ください。
  • 可溶性」成分は、植物が吸収利用できる肥料成分の保証形態の一つで、水溶性成分に比べて一般に緩効性と考えられています。
    ん酸、石灰、けい酸、、苦土及びマンガンについて肥料公定規格の主成分に指定されています。可溶性石灰はアルカリ分として土壌の酸度矯正に有効な成分として指定されています。
    溶性りん酸は、ペーテルマン氏クエン酸アンモニアに可溶のりん酸をいい、他はそれぞれ0.5M塩酸に可溶の成分をいいます。ただし、シリカゲル肥料及びシリカヒドロゲル肥料のけい酸については、0.5M水酸化ナトリウムに可溶の成分をいいます。
  • く溶性」成分は、植物が吸収利用できる肥料成分の保証形態の一つで、水溶性成分に比べて一般にやや緩効性と考えられています。
    ん酸、加里、苦土、マンガン及びほう素について肥料公定規格の主成分に指定されています。それぞれ2%のくえん酸水溶液に可溶の成分をいいます。
  • 水溶性」成分は、植物が吸収利用できる肥料成分の保証形態の一つで、植物に直接吸収されやすい形態であるため、速効性と考えられています。
    ん酸、加里、けい酸、苦土、マンガン及びほう素について肥料公定規格の主成分に指定されています。それぞれ水に可溶の成分をいいます。

炭素窒素比(C/N比)について

  • 全炭素」/「窒素全量」で算出されるものです。たい肥では、この値の多寡でたい肥の性質(土壌改良資材的な効果のたい肥か、肥料的な効果のたい肥か)の目安にします。

水素イオン濃度指数(pH)、電気伝導度(EC)について

  • pH」、「EC」は、「水分」と同時に依頼された場合、乾物:水=1:10で測定となります。
  • 水分」の同時依頼がない場合、現物:水=1:10での測定となります。
    だし、その値は水分率の多寡で相対的なものになりますので、水分と併せて依頼されることをお薦めします。
  • 績書には乾(現)物:水比率等の測定条件を併記します。

可溶無窒素物

100-(「粗たんぱく質」+「粗脂肪」+「粗繊維」+「粗灰分」+「水分」)で算出されるものです。

強熱減量

100-(「粗灰分」+「水分」)で算出されるものです。

分析成績書謄(抄)本

成績書が複数必要な場合に申請します。謄本は分析成績の全て、抄本は成績の一部を交付します。なお、該当する成績書が一年を超過した謄(抄)本交付は受け付けておりません。

手数料一覧に掲示されていない項目について

炭素窒素比(C/N比)が必要な場合

  • 全炭素」、「窒素全量」、「水分」を同時に依頼してください。その際、依頼書には「(炭素窒素比)」、もしくは「(C/N比)」と併記してください。成績書に、炭素窒素比の値を併記します。

乾物値が必要な場合

  • pH、EC(乾物:水=1:10)を測定する場合
  • 有害成分(重金属:ひ素、カドミウム、鉛、水銀など)で乾物あたり含有量が必要な場合

水分」を同時に依頼してください。
分の依頼がない場合は現物の測定、現物含有量のみの成績書発行となります。

塩分が必要な場合

  • ナトリウム」または「塩素」のいずれか、もしくは「ナトリウム」及び「塩素」で依頼してください。その際、依頼書には「(塩分)」と併記してください。成績書に、塩分換算値を併記します。

その他の成分分析が必要な場合

  • 付可能なものと受付できないものがありますので、検査業務課まで事前にご相談ください。

肥料成分の分析項目の目安

普通肥料の申請、保証票に必要な成分項目

堆肥、動物の排せつ物(家畜ふん)の品質表示に必要な成分分析項目

  • 窒素全量」、「りん酸全量」、「加里全量」、「炭素窒素比
  • 物あたり含有量で表示する場合、「水分」含有量を表示する必要があります。
豚ふんを原料としたものについて、特定の成分量が一定以上含有している場合、上記以外に表示義務が生じる成分項目
  • 銅」全量について、現物1kgあたり300mg以上含有している場合。
  • 亜鉛」全量について、現物1kgあたり900mg以上含有している場合。
鶏ふんを原料としたものについて、特定の成分が一定量以上含有している場合、上記以外に表示義務が生じる成分項目
  • 亜鉛」全量について、現物1kgあたり900mg以上含有している場合。
石灰が含まれているものについて、一定量以上含有している場合、上記以外に表示義務が生じる成分項目
  • 石灰」全量について、現物1kgあたり150g以上含有している場合。

飼料成分の分析項目の目安

  • 料の一般成分として「水分」、「粗たん白質」、「粗脂肪」、「粗繊維」、「粗灰分」があります。
    の他、「可溶無窒素物」を含める場合があります。
  • た、上記に「カルシウム」、「リン」を加えることがあります。

3.成績書の発送

  • 頼者住所と、成績書送付先を変更したい場合は、依頼書下余白または別紙に受取先の住所、受取人(部署名及び)氏名を記入してください。記入のない場合は依頼者住所氏名宛てで発送します。
  • 析完了後、検算、審査を経て、郵送します。
  • 析点数が多い場合、分析項目数が多い場合、または依頼件数が立て込んでいる場合、成績書の送付が遅くなることがございます。あらかじめご了承ください。

4.その他

  • 頼分析項目や、供試品の状態、原料の種類によっては、場合によりお引き受けできない場合もございます。よって、初めて分析依頼される方は、事前にお問い合わせください。
  • 績書発送後の住所、氏名、供試品名などの変更はお受けできません。
  • 送で分析を依頼される場合は、分析項目、手数料について予め電話などでご確認の上、送付ください。

送付先

千葉県農林総合研究センター検査業務課
〒266-0014千葉市緑区大金沢町941-1

お問い合わせ

所属課室:農林水産部農林総合研究センター検査業務課

電話番号:043-291-0151

ファックス番号:043-291-5319

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