ここから本文です。
ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化財 > 発掘調査の成果 > 千葉県教育委員会埋蔵文化財調査報告一覧 > 千葉県教育委員会埋蔵文化財調査報告第51集
更新日:令和6(2024)年5月13日
ページ番号:659808
2024『君津市芋窪原遺跡―一般国道410号久留里馬来田バイパス事業埋蔵文化財発掘調査報告書―』千葉県教育委員会埋蔵文化財調査報告第51集
発行:令和6年3月19日
君津市芋窪原遺跡は、小櫃川中流域左岸の標高約65mの丘陵上に営まれた、縄文時代中期から晩期にかけての集落跡です。調査では、縄文時代中期の竪穴住居跡2軒、後期の竪穴住居跡2軒、晩期の竪穴状遺構4基、中期から晩期の土坑18基などが検出されました。また、後期中葉を主体とする後期~晩期の遺物包含層が見つかっており、多量の土器・石器のほか、土偶や石棒、異形台付土器などの祭祀遺物も出土しており、山間部の高低差がある地形に営まれた集落構造や、当時の精神文化を研究する上で重要な遺跡です。
写真1 縄文時代後期の竪穴住居跡
写真2 縄文時代晩期の土坑
写真3 出土土器(縄文時代後・晩期)
写真4 出土石器(縄文時代後・晩期)
画像出典
写真1・2・3・4 報告書掲載写真
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください