千葉港部会の結果(平成30年10月10日分概要)
1.開催日時及び場所
日時:平成30年10月10日(水曜日)午後1時30分~午後3時00分
場所:ホテルポートプラザちば2階「パール」
2.委員の招集数、出席者数
(1)委員の現員数
27名
(2)出席者数(代理出席含む)
21名
3.議題
議案第1号 千葉港港湾計画改訂(案)について
4.主な質疑事項等
(委員)
- 大規模地震対策施設の「緊急物資輸送用」と「幹線貨物輸送用」の違いは何か。
- 物資補給等のための施設とは何か。
(事務局)
- 緊急物資輸送用は、大規模地震時における物資の緊急輸送、住民の緊急避難等のために施設。幹線貨物輸送用は、経済活動を支えるために必要な港湾の物流機能の維持のための施設である。
- 物資補給施設は、船舶が運航上必要とする燃料、水・食料、日用品等の補給を行うための施設である。
(委員)
- 千葉中央防波堤400mの配置について、風や波の他に潮流の影響も考慮すべきではないか。
- 緊急物資輸送用施設と防災施設の連携は、どのように考えているか。
(事務局)
- 潮流については、計画資料その2に記載のとおりシミュレーションを行い、影響は軽微であるとの結論となっている。
- 県地域防災計画と連携し、緊急物資の一次輸送路と連携した位置付けとしている。
(委員)
(委員)
- 千葉中央防波堤については、千葉航路が確保されているので問題ないと考える。但し、小型船の航行は有り得るので注意すべきである。
- 工事中の一時的な制約はあると思うが、大きな問題はない。
- 防波堤設置予定箇所に航路ブイがあり、移設が伴う可能性があるのではないか。
(委員)
- コンテナ貨物は長期構想では平成44年で30万TEUといっていたが、今回計画では9.1万TEUとなっているが、この違いは何か。
- RORO貨物のモーダルシフトで、どの程度貨物が増えるのか。
- 専用貨物で石炭が増えているが、理由は何か。
- 千葉北部地区の旅客船桟橋の利用者想定数は、何か。
- 今回計画の実施に係る全体事業費は、どのくらいか。
(事務局)
- 長期構想では、千葉県で生産消費されるコンテナの約2~3割が様々な施策を展開することで千葉港で取扱われると仮定した目標値である。港湾計画では、過去の実績、経済指標、企業ヒアリング等に基づき設定している。。
- モーダルシフトは、国の計画を踏まえ1.1倍としている。
- 石炭は、南袖ケ浦地区の火力発電所計画に伴う企業ヒアリング結果によるものである。
- 海上バスやイベント船等による利用で約30万人を想定している。幕張新都心の入込客数と過去の実績を基に利用率を設定し利用者数を算出している。
- 計画段階で概算費用は算出していない。個々の施設の事業化にあたり事業費を算出し、公共事業評価に諮る等して事業の妥当性や透明性について向上に努める。
(委員)
- 根拠が不明瞭な長期構想に基づく港湾計画であり、事業費の算出を含めて県民の理解が得られるものではないと感じる。
(委員)
- 港湾は道路や鉄道に比べて遅れをとっている。
- 審議会を活用して議論を深めて、県が検討を進めていくべきである。
(委員)
- 港湾計画策定にも多くの時間を要した。
- 整備に係るが、早期の実現に向けて尽力いただきたい。
(委員)
- 早期事業化に向けて、計画改訂後速やかに千葉県と調整を図っていきたい。
5.配布資料
表紙・目次(PDF:465KB)
1千葉港の概要(PDF:2,210KB)
2港湾計画(案)の基本方針(PDF:2,470KB)
3千葉港を取り巻く社会情勢の変化(PDF:642KB)
4千葉港が抱える課題(PDF:1,482KB)
5改訂計画(案)の内容(1)(PDF:2,087KB)
5改訂計画(案)の内容(2)(PDF:3,124KB)
5改訂計画(案)の内容(3)(PDF:3,421KB)
6環境影響評価(PDF:786KB)
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