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発表日:平成27年3月16日
千葉県県土整備部港湾課
千葉県の港湾施設は1970年代から80年代の高度成長期を中心に大量に整備された施設が多く、2015年から順次更新時期を迎え2020年~40年にかけて大量の施設更新を迎えると推定されます。
このため、千葉県では将来的な維持管理費の縮減を目的として平成20年度から平成24年度までに施設毎の維持管理計画書を作成し、平成25年度に維持補修費の平準化の検討を行い、港湾施設の長寿命化計画を策定しました。
従来の事後保全的な維持管理(壊れたら直す)から予防保全的な維持管理(壊れる前に維持補修)へ転換することにより、将来的に必要となる維持管理費用の縮減化、各年の維持管理費の平準化を実現することを目的とする。
※今後50年間、維持管理を実施せず施設更新を実施した場合の事業費は約1,500億円となる。そのため、予防対策により施設の延命化を図り、施設を維持していくためのトータルコストの縮減を図る必要がある。
国がコスト面から予防保全的な対策が有効として維持管理計画書作成の補助対象とした施設で、係留施設のうち岸壁・物揚場、外郭施設のうち防波堤、臨港交通施設のうち橋梁の合計265施設を対象とした。
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