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更新日:令和5(2023)年3月28日
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教育・文化・スポーツ
令和5年3月28日掲載
再生時間:5分53秒
障害の有無に関わらず、誰でもスポーツに親しめる環境を作るため、千葉県内では多くのパラスポーツ競技団体が活動しています。
県では、パラスポーツの魅力を知っていただくため、パラスポーツのルールや千葉県内のパラスポーツ競技団体を紹介する動画を作成しました。
是非、パラスポーツの魅力に触れてみてください。
【千葉県公式PRチャンネル】YouTubeチャンネル登録者数
動画の内容
目指せ!パラアスリート編「車いすバスケットボール」
ナレーション「スポーツを楽しむ。スポーツで喜び合う。それは、誰もが味わうことのできる感情。健常者も、障がいを持つ人も。私、長島三奈が千葉県内のパラスポーツ団体を訪ね、その魅力に触れました。ひらけ!千葉のパラスポーツ!」
ナレーション「東京パラリンピックで日本が銀メダルを獲得した競技。車いすバスケットボール。下肢に障がいのある選手が競技用の車いすに乗りプレーします。使用するコートやゴールの高さは、一般のバスケットボールと同じです。千葉県の車いすバスケットボールチーム、千葉ホークスは、11回も日本一に輝いている強豪。」
ナレーション「キャプテンの植木さんが競技を始めたきっかけは。」
植木隆人さん「誘われたし行ってみようかなという感じで体育館に行ってやらせてもらった時に、これってスポーツとして成り立つなというか。これすごいなっていうので気付いたら勝手にそこで始めてたっていうのがバスケを始めたきっかけですね。」
ナレーション「東京パラリンピック代表、川原さんは、千葉ホークスでプレーするために、地元の長崎から千葉へやってきました。」
川原凛さん「初めて触れた時は競技用の車いすに乗ったことがなかったのですごい初めて風を感じるというか、スピードや激しさもそうですし。初めてスポーツをしているという感覚になれたのが第一印象ですかね。」
ナレーション「時には激しくぶつかり合うほど、迫力のある競技。魅力はそれだけではありません。」
川原凛さん「もうひとつ自分がおもしろいなと思うのは、障がいが重い人も軽い人も平等に試合に出られて、軽い人だけが活躍するんじゃなくて、重い人にもその人のうまさとか、技術が顕著に試合に出るのが車いすバスケのおもしろいところかなと思っています。」
ナレーション「選手にはそれぞれの障がいに応じて持ち点が与えられ、コート上の5人の合計点は、14点以内と決められています。障がいの重い選手も軽い選手も平等に試合に出場するチャンスがあります。」
ナレーション「一般のバスケットボールと違うところは、車いすバスケットボールには、ダブルドリブルがないため、何度もドリブルを繰り返すことができます。ボールを持って3回車いすを漕ぐとトラベリングになります。車いすを漕げるのは2回まで。」
ナレーション「得点は通常のバスケットボールと同じで、このシュートは2点。3ポイントシュートもあります。一方で、車いすならではのプレーも。片方の車輪を上げて、より高さを出して、シュート。ティルティングという技です。スピードや、ぶつかり合う激しさに加え、高度な技術が光る車いすバスケットボール。」
ナレーション「千葉ホークスが目指すところは、日本一。週に2回体育館に集まり、その目標に向け練習を重ねています。」
「なぜ続けているかって、単純にうまくなりたいというのもあるし、根っこにあるのが車いすバスケットボールが好きになったっていうのがあって。僕は唯一健常者の方も車いすに乗れば障がいを持っている僕たちとも一緒に楽しめるというのがこのスポーツの魅力なんじゃないかなってすごく思っていて、東京パラリンピックを観た健常者の方達も「これ僕たちもやれるんじゃない?」って思って一緒にやってどんどん車いすバスケットが普及していけばなっていうふうにはすごく思いますね。」
ナレーション「千葉県が行っているパラスポーツイベントでは、千葉ホークスの選手が車いすバスケットボールを教えてくれる機会もあります。スポーツを始めたい障がい者の方も、健常者の方も、車いすバスケットボールにチャレンジしてみませんか?」
川原凛さん「始めたら何か絶対に変わるものはあると思うんですよね。僕は好きなことをひとつ見つけて続けて強くなれたっていうのがありますので。そういう感覚を車いすバスケを始めて掴んでもらえたら僕としては嬉しいなと思います。」
ナレーション「誰もが挑戦しやすいスポーツもあり、障がいに寄り添ったスポーツもある。さらには世界へ羽ばたくチャンスも。千葉県内でも多くのパラスポーツ団体が活動していて、気軽に参加できる環境がすぐそばにあります。様々なパラスポーツがある中で、自分に合ったものを見つけ、チャンレンジしてみませんか?ちばから、ひらけ!パラスポーツ!」
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