糖度50度以上の金蜜芋で作るパフェ（香取市）

(ナレーター）（川野良子）
江戸時代に利根川の舟運で栄え、今も歴史的な建物が残る
千葉県北部・香取市の佐原地区。
街中を流れる小野川沿いに建つ金蜜堂は、
市内でさつまいもを育てる石田農園が今年3月に開業した蜜芋洋菓子店です。
大正ロマン漂う店内で見た目も美しい芋パフェなど
さつまいもにこだわったオリジナルスイーツが楽しめます。

（金蜜堂オーナー 石田湧大さん）
石田農園では、10年以上かけて独自の熟成法を確立し
“金蜜芋”という糖度50度以上の甘いさつまいもを生み出しました。
ぜひ金蜜芋を味わって欲しいという思いもあるんですけれども、
一般的に規格外と呼ばれるものも廃棄せずに活用することで
さつまいもの価値を上げたい、
そんな思いからこのお店をつくりました。

（ナレーター）
芋パフェは、金蜜芋を中心に、カスタードクリームやチョコなどを
使用してスタッフが手作りしています。
15種類の素材を組み合わせる「金蜜芋のショコラパフェ」は
季節限定のメニューです。

（石田湧大さん）
私たちのパフェは農業にちなんだ物語を盛り込んでいます。
ショコラパフェは“冬の訪れと金蜜芋の完成”というのが
テーマになっていまして、特にチョコクランチと粉砂糖で
畑に降りる霜というのを表現しています。

（ナレーター）
他にも予約制で味わえる「金蜜芋のお城パフェ」があり、
20種類もの素材を使った贅沢な一品になっています。

（石田湧大さん）
千葉県のさつまいものおいしさを知ってもらえたらうれしいです。
ぜひお立ち寄りください。

（ナレーター）
金蜜堂では、パフェの他、焼き芋やプリンなどを
お土産品として販売しています。