9月28日｜10月1日以降の主な協力要請案について知事メッセージ（囲み取材）／ちばコレchannel

○緊急事態宣言の解除について

先ほど政府の新型コロナウイルス感染症本部会議が開催され、9月末をもって緊急事態宣言が解除されることが決定しました。

県民や事業者の皆様、また医療関係者の皆様には感染防止対策等に御協力いただき、改めて心から感謝申し上げます。

○現在の感染状況・医療提供体制について

新規感染者数は減少傾向が続いています。

本日の新規感染者数は76名、7日間平均で120人です。

昨日時点で病床稼働率は約28%、重症者用の病床稼働率は約30%です。

医療提供体制への負荷は一定程度軽減されてきましたが、感染再拡大が起き、再びひっ迫しないよう、対策の緩和については段階的に行う必要があります。

○今後の協力要請等

新型コロナウイルス感染症に関する10月1日以降の対応について、詳細な内容については、基本的対処方針及び今後示される国の通知によるところもありますが、取り急ぎ、本県の対応について検討し、基本的な方向性を取りまとめました。

正式には明日、県の本部会議を開催し決定する予定ですが、飲食店等の事業者の皆様の準備時間をできるだけ確保するため、本日、この基本的な方向性を説明します。

事業者等への協力要請については段階的に緩和することとし、今回の要請の期間は、10月24日までの約3週間とします。

飲食店については、アクリル板の設置等、基本的な感染防止対策の遵守を確認した「千葉県飲食店感染防止基本対策確認店」について、営業時間は21時まで、酒類の提供は20時まで可とします。

ただし、酒類の提供の有無にかかわらず、同一グループ4人以内、かつ同一テーブル4人以内とすることが、緩和の条件。従って、「宴会解禁」ではありません。

本県独自の厳しい認証基準を満たした「千葉県飲食店感染防止対策認証事業認証店」に対する営業時間短縮及び酒類提供の停止の要請は、解除します。ただし、人数制限は、確認店と同様です。

認証も確認も受けていない飲食店については、これまでに引き続き、営業時間は20時まで、酒類の提供は停止を要請します。

協力金については、営業時間の短縮要請及びガイドラインの遵守等の感染防止対策等の要請に応じていただいた場合に支給します。

また、商業施設の営業時間は21時までとしていただくよう、お願いをするが、協力金は支給しません。

カラオケ設備について、いわゆるスナック等の飲食を主として業とする店舗においては、カラオケ設備は利用できないが、カラオケボックス等、飲食を主として業とするものでない店舗では提供を可能とします。

以上の取り扱いについては、一都三県で協議し、同一としていますが、最終的には明日の県の本部会議においてその他の事項と併せて決定します。

なお、今後の感染状況等により、ディスカバー千葉などの経済支援策の段階的な再開についても検討しており、今後、適切なタイミングで説明します。

感染再拡大が起きないよう、県民・事業者の皆様には引き続き、感染防止対策に御協力お願いします。